こんにちは!
今回の記事では、IELTSスピーキング「パート2」の対策方法を動画で紹介していきます。
パート2は、一つのトピックに関して2分間のスピーチを行う形式の試験です。
質問に対して回答する他のパートと比べると、自分自身でストーリーの展開を組み立てる必要があり苦手意識を持っている人も少なくないと思います。
「はい!それでは今から2分間で今まで感動した本についてまとめてください!」
と、日本語で回答するとしても冷や汗ものです。
母語では気軽に話せる些細なことも、英語になるとハードルはグッと高くなり、事細かに説明することも難しくなります。
細かい説明をしようとしても「あー」とか「えー」とか話す言葉を探していると、流暢性が低下してスコアが伸びません。
一見、何をしてもうまく対策できないように感じます。
でも、これは実は先ほどの例でもわかるように日本語でも同じなんです。
日本語でも言葉に詰まるなら、当然英語でも言葉は詰まります。ではどうすればいいのか?
頭の回転の早い皆様ならお分かりの通り「メモの効率化」と「慣れ」が対策のキーポイントです。
今回はその中でも「メモの取り方」と「練習方法」についてまとめました。
なお今回の動画は、以下の記事を参考に作成してます。補強教材として活用してください:
それでは詳しくみていきましょう。
IELTSスピーキング「パート2」の対策方法
パート2の対策方法を、以下の動画にまとめました:
パート2は、スピーチを始める前に1分間メモを取って構成を考える時間があります。
この時間に「いかにスピーチの土台となるメモを構成できるか」が、2分間スピーチを話せるかの鍵になります。
メモの主な取り方は、基本的に以下の2通りです:
- 5W1H
- 時系列
まず最も基本的なメモの取り方は「5W1H」の観点で、トピックに関するストーリーをまとめていくものになります。
例えばトピックが「あなたが感銘を受けた本」だった場合、
- What:本のタイトル / どんな内容か / 本の感想
- When:いつ読んだか
- Why:なぜ感銘を受けたか / なぜ読もうと思ったのか
- (Where:どこで読んだか)
- Who:誰にオススメしたいか
- How:どうやってその本を知ったのか
などの観点でキーワードをまとめていきます。
各観点ごとにまとめることで、自分にとって話しやすいトピックが分かりやすくなります。
もう一つの方法は「時系列」に情報をまとめる方法です。
- 過去:いつ読んだか / なぜ読んだか / どう感じたか
- 現在:今に生かされていることは
- 未来:どんな人に読んでもらいたいか / 本の教訓をどう活かすか
など、過去から未来までの話をまとめていきます。
時系列ごとに情報をまとめるので、スピーチの時に時制を気にする必要がなくなり、論点がバラバラにならない効果があります。
いずれのメモの取り方も、個人によってやりやすさが違うと思います。なので、練習の段階で自分にあったメモの取り方を発見することが対策の第一歩です。
Ted Talkなど、名スピーチを行なっている人も、その裏ではメモを作成して、メモを元にストーリーを作る練習を何度も繰り返しています。
とにかく場数を踏んで、キーワードからセンテンスを構築すること。一つのトピックから話を膨らませることに慣れていってください。
動画では、サンプル回答も用いて上記の点を詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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