こんにちは!
今回は、IELTSライティング「タスク1」の段落構成や書き方について動画で解説していきます。
IELTSライティング「タスク1」は、
- グラフ問題(棒グラフ/折れ線グラフ/円グラフ)
- ダイアグラム問題
- 地図問題
の3つに大きく分けられています。
これら3パターンの問題では必要になる表現が異なりますが、基本的な段落構成や書き方は全て共通しています。
この共通した段落のルールを理解することで、
「ライティングって何書けばいいかわからない…」
という悩みが少し軽減できるかな、と思います。
なお、この動画は以下の記事を参考に作成しています。補強教材として活用してください:
参考記事:【IELTSライティング対策】タスク1の例題と模範解答例を5パターン紹介
IELTSライティングタスク1の書き方
IELTSライティング「タスク1」の書き方について、以下にまとめました:
- 導入:設問のパラフレーズ
- 概要:視覚資料のトレンド
- ボディ:数値・事象の比較(プロセスの説明)
IELTSライティングでは、いきなりグラフの詳細について書かないように気をつけましょう。
ライティングにおいて、まず最初にやるべきことは「このライティングは何について書くのか」という前提知識の共有です。
これは、読み手に対して「これから〜について書きますよ」というイメージをすり合わせる役割があります。
例えば、
- 「このグラフでは、50代の喫煙率が一番高いことが分かる」
と、いきなり言われると、
- 「何のことを話しているんだ?そうか、きっと年代別の喫煙率に関するグラフについて説明しているんだろうな。」
のように、読む作業を一旦止めて、想像力をフル稼働させて「何について書いたのか」を推測する必要がでてきます。
それを避けるために、まずは設問に書かれている内容を述べて、読み手と同じイメージを共有するようにします。これが導入パラグラフの役割です。
次に、タスク1では結論として、
- 視覚資料のトレンド(推移のまとめ)
- 大きな変化
- (ダイアグラムの場合)プロセスの全貌
のいずれかを第二段落でまとめていきます。
「結論って最後の段落に書くものじゃないの?」
そう思ってしまいますが、それは自分の意見を述べるエッセイ形式のライティングのルールです。
タスク1では、あくまで「視覚資料の説明」がタスクのため「この資料の大きな特徴はコレ!」という結論を最初に述べることが求められます。
最後はボディとして、概要で述べた内容の細かい数値・事象を比較して説明していきます。
- 「Aのカテゴリは、19xx年から20xx年にかけて○○%上昇した」
- 「19xx年に◯◯があったが、20xx年に△△が建設された」
のように、具体的な数値や名称を述べながら書くことがポイントです。
なお、ダイアグラムの場合は、プロセスを全て説明していく必要があります。
それぞれの段落で必要な表現は、動画にまとめてあるので参考にしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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