こんにちは!
今回の記事では、IELTSライティング「タスク1」地図問題の書き方について動画でまとめてみました。
「グラフ問題を中心に対策していたのに、本番で地図問題が出た…」
と嘆く受験生は多いです。それほど、地図問題が出題される割合は、他の問題形式と比べて低いのです。
しかし、使用する表現や着目するポイントが他の問題形式と異なるので、対策をしていないと思ったようにスコアを稼ぐことができません。
「地図問題は苦手なんだよな…」
と、苦手意識を持っている人も少なからずいると思います。
それほど、普段私たちは地図を説明することに慣れていません。
でも、冷静に考えると地図問題で使用する「方角」や「位置関係」を示す表現は、リスニング問題でも頻繁に出題されることに気付きませんか?
そうなんです。地図問題は一見難しく見えます。なぜなら、慣れていないから。
しかし、実はこれまでIELTSの対策をしていく中で、地図問題に必要な表現はほとんどインプットしてきたはずです。
そう思うと、少し気が楽になりませんか?
長くなりましたが、そんな地図問題について。使える表現や書き方などをまとめました。
なお、この動画は以下の記事を参考にまとめています。補強教材として活用してください:
地図問題の書き方
地図問題の書き方をまとめました:
地図問題は、
- ロケーション(位置関係)を示す表現
- 事象の変化を示す表現
の2つをマスターすることが対策のポイントです。
1. ロケーション(位置関係)を示す表現
建物の位置関係を示す表現は、地図問題において必須です。
例えば、
- 「〜に位置している」be located, be situated
- 「〜に囲まれている」be surrounded by
- 「〜に移動する」be moved to, be relocated
- 「〜の反対側」on the opposite side of, across from
- 「〜の隣に」close to, next to
- 「〜沿いに」along, alongside
のような表現は、必ず覚えておきましょう。
このようなロケーションを示す表現は、大学受験や英検などでも出題されます。
改めて見ると「この表現知ってる!」と思うものも多かったのではないでしょうか?
ということは、実はインプットに問題はないということが分かります。
むしろやるべきことは、覚えた知識を実際に使えるようにするアウトプットへの移行。つまり、実際に上記のフレーズを用いてライティングをしてみたり、口頭で説明してみたりすることです。
例えば通勤通学中、電車の広告を見ると大学やショップなどの店舗情報が載っていると思います。
その地図情報などを見て、それを頭の中で英語で説明してみてください。
ふと気付いた時、1日5分続けるだけでもかなり位置関係を説明することが上手くなるはずです。
2. 事象の変化を示す表現
位置関係と併せて覚えておきたいのが、建物の変化や推移を示す表現です。
例えば、
- 「建物の変化」be turned into, be transformed into, be changed into, be converted into, be replaced by(with), make(s) way to
- 「建物の発展」develop into, grow into
- 「増加」be constructed, be added, grow in number
- 「減少」be cut down, be removed
のような表現ですね。
「1. ロケーションを示す表現」に比べると、少し馴染みのない表現が多いかもしれません。
このような変化を示す表現が用いられるのは、歴史など時代の推移を説明するときが多いです。
街を歩いていると、歴史的な建造物には必ずと言っていいほど英語と日本語の説明書きが載せられています。
これも気が向いた時でいいので、目を通してみてください。
目を通すと言っても、上から順番に読む必要は全くありません。上記でまとめたような、変化を示す表現を探すだけでいいです。
「なるほど、こうゆう文脈でこの表現を使用するのか」
と、勉強とは違う文脈で英語に触れるだけで、非日常的なインプットとなり記憶に定着しやすくなります。
いずれの表現も、少し意識を変えるだけで徐々に馴染みのある表現になっていきます。そうすると次第に、労力をそこまでかけずにライティングをすることができるようになるでしょう。
上記で挙げた表現を用いて、実際の地図問題に回答しているサンプルも動画では解説しています。そちらと合わせてご確認ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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