こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
今日はライティングタスク1にて6.0止まりの人に共通する5つの原因を紹介します。
ライティングは6.0から上に行くのが難しいよね
目次:
タスク1の対策
多くの生徒がライティングで6.0までは自力の対策でとれるけど、7.0以上にいけなくて苦労しています。
タスク1を何百回も採点する中で6.0止まりの人と7.0以上をとれる人の違いが見えてきました。
6.0止まりの人は是非参考にしてね
タスク1が6.0止まりの原因
以下がタスク1において6.0止まりの人に共通する5つの原因です :
- 1: 概要パラグラフが不明確
- 2: 全ての詳細を書こうとする
- 3: 問を複雑に捉えている
- 4: 型と内部構成を理解していない
- 5: データが間違っている
どれも当たり前のような理由ですね。しかしこの当たり前が難しいのかもしれません。
1. 概要パラグラフが不明確
タスク1では概要パラグラフが最も重要です。これは評価基準をみると理解できます。
‘present a clear overview of main trends,
とIELTSが示しているBand Descriptorにも書かれています。
明確な概要パラグラフ抜きにして7.0以上とれないのです。
概要パラグラフを書くルールは2点あります :
- 2,3の最も主要な特徴を書く
- データを含めない
【Overview「概要」の書き方】IELTSライティングタスク1対策
2. 全ての詳細を書こうとする
なぜ全ての詳細を書いてはいけないのでしょうか?これはタスク1の問をみれば明らかになります :
‘Summarise the information by selecting and reporting the main features…’.
タスク1の全ての問は上記のように書かれています。
the main featuresとかかれているように、主要な特徴だけを上げるのです。
全ての情報を記載しようとすると以下2点の問題が起こります。
- 全体像が悪いライティングになる
- タスク2で時間が足りなくなる
あなたが書くべきでない情報は、書くべき情報と同じぐらいあるのです。
求められていることだけを書くことが大切だね!
3. 問を複雑に捉えている
図表の読み取りと聞くとなんだかとても複雑なようですよね。しかし、ほとんどの図表はとてもシンプルです。

ここから読み取れる主要な情報は何でしょうか?
通常は際立った上昇や下落が1つか2つと平行線が1つといったようなものばかりです。
小さな詳細に捉われずに全体像を掴むことを忘れないことが大切です。
採点官は20分しかない中で奇跡の回答は求めていません
4. 型と内部構成を理解していない
タスク1の型は4つのパラグラフで構成されています。
- Paraphrase Sentence (導入) – 1文
- Overview (概要) – 2-3文
- Detail 1 (詳細) – 2文
- Detail 2 (詳細) – 2文
内部構成は以下のようになります。
導入
1文目- 質問のパラフレーズ
概要
1文目- 1番目に主な特徴
2文目- 2番目に主な特徴
3文目- 一般的な特徴の比較 (必要に応じて)
詳細
1文目- 1番目に主な特徴の詳細1
2文目- 1番目に主な特徴の詳細2
3文目- (必要に応じて)
詳細
1文目 – 2番目に主な特徴の詳細1
2文目 – 2番目に主な特徴の詳細2
3文目 – (必要に応じて)
この型と内部構成に沿って書きましょう。誰が読んでも分かりやすい型で書く事が求められています。
例えば9.0満点のライティングは、読んで図表を書けてしまうほどシンプルです
5. データが間違っている
図表の説明なので多くの場合はトレンドや変化を示す必要があります。
変化やトレンドで必要な文法や語彙というのは実はかなり限定的です。
しかし、多くの生徒が自分が得意でない文法や語彙を使用してしまいます。当然ながら文法間違いと語彙の使用間違いは減点です。
ライティングの4つの評価項目のうち文法、語彙は2つと50%も占めます。
確信を持てない文法と語彙は避けることが大事だよ
まとめ
基礎的な英語力があるにも関わらず、6.0止まりの人はこの5パターンのいずれかです。
最も顕著なのが概要パラグラフが不明確であることです。試験まで時間がない人は型を覚えて、特に概要パラグラフの書き型を練習していきましょう。
タスク1は慣れると7.0以上が取りやすいよ
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