OET対策コース受講生レポート No.22

OETの対策をしてみていくつか感じた点があります：

（1）リスニング音源への慣れ

OETのリスニングは、私がこれまで聞いてきた英語とは全く異質のものでした。オーストラリア英語の訛りなのかもしれませんが、当初はかなり抵抗感があり、リスニングの対策が思ったように進みませんでした。

コアラ先生に相談したところ、訛りに対しては理論の理解とインプット量の増加が必要とのことで、1日1本はオーストラリアのニュースや、オーストラリア人のYoutubeなどを見て、可能ならばオーバラッピングをするようにしました。

最初は全く効果を感じませんでしたが、2ヶ月を過ぎた頃から次第とスコアが上がりリスニングに対してストレスを感じることも少なくなりました。リスニングは忍耐勝負で、長期的に成果を考える必要があると思います。

（2）設問が曖昧

OETの問題は、大きな要点を把握することに努めると良いと思います。

これは私の体感かもしれませんが、OETの問題はどれも選択肢が曖昧に思えました。選択肢のいずれも本文で言及されていたり、明示的な表現がなかったりした印象です。

細かいディテールにこだわりすぎるとスコアが伸びないので、できるだけ要点を把握しようと心がける必要があると思いました。

（3）スピーキング対策

当初、スピーキングでは症状や治療法を詳しく説明する必要があると思っていましたが、医療的な知識よりもコミュニケーション能力が評価されるようです。

なので、正しい英語を話そうと意気込むよりも、実際のコミュニケーションのように迅速に回答したり、テンポよく英語を話す方が良いスコアが出たと思います。

（4）なんでも質問する

OETに関する情報は少なく、ホームページなどをみてもいまいちピンとこないことが多いと思います。チャットで常に質問ができるので、気になることがあったらすぐに質問したりアドバイスをいただくことができます。

モチベーションを下げないことが重要なことの一つなので、不安の種はできるだけはやく潰しておいた方が良いと思いました。

OET対策コース 受講生レポート No.22