受講生データ
- バックグラウンド:30代・女性/ 医師
- コース:Medicine
- 受講期間:3ヶ月
- IELTS 6.5(R7.0, L7.0, W6.0, S5.5)
合否結果
- Reading:390点
- Listening:360点
- Writing:370点
- Speaking:350点
受講理由・感想・メッセージ
USMLE STEP2CSに落ちたので、OETに切り替えてチャレンジすることにしました。仕事が忙しく、英語の勉強はしたくなかったのですか、ECFMGが新たな体制を整えるのがいつになるのか分からないことに不安を覚え、意を決して勉強することにしました。
OETの模試を、公式ホームページから解いてみましたが、いずれのセクションも合格点には届きませんでした。時間を無駄にしたくなかったので、チーム和田月岡先生のYouTubeで見つけた、ルークさんにコンタクトを取りました。スコアアップだけでなく、発音の矯正に力を置いていることに共感したことが、受講の決め手です。私の場合は、発音が悪くSTEP2CS落ちた可能性が高いため、いつか矯正しないといけないと思っていました。また説明を聞いた時に、テストとしてのテクニカルなことではなく、英語を伸ばして、合格に到達させる戦略にも好感を覚えました。勉強は嫌ですが、英語力は伸ばす必要性は感じていたからです。
アメリカ英語を中心に勉強してきたため、OETのリスニングには苦労しました。豪州アクセントに慣れるため、コアラ先生が毎日、ABCニュース(豪州のニュースサイト)を送ってくれました。ニュースを聞いて、要約して送り返す、というプロセスをほとんど毎日行いました。客観的に要約の甘い点など、足りないことを指摘されることが良かったです。およそ2ヶ月ほどで、音源に違和感を感じなくなりました。
スピーキングに関しては、全てのロールプレイを録画して後から何度も見直しました。ステファニー先生が、ロールプレイのやり取りを全て書き起こしてくれ、様々な観点からフィードバックをくれました。正直、自分のスピーキングのできなさに向き合う事が嫌になる事もありました。しかし、フィードバックをもとに何度もロールプレイの練習をすることは、合格するためには効果的なのだと思います。提案された表現の練習をしながら寝落ちし、必要に応じて自分の携帯電話で表現を録音してお送りし、再度チェックして頂いたりしました。
スピーキングの面接官は、リスニングの音源と比べて比較的ゆっくり話してくれるので、助かります。一方で、患者とのやり取りとなる分、相手が言っていることが聞き取れないというのは問題外ですので、やはりここでも高いリスニング力があるにこしたことはないと感じました。そもそもスピーキングは対話ですので、評価にリスニングが含まれていても違和感はないかと思います。
オンラインでの受験を期待していましたが、OET側の体制が整わず、結局大阪に行きました。一泊する必要があるので、受験費用を合わせると10万円ほど使いました。(高い!)これから受験される人は、オンラインになる可能性もあるかと思います。そういった方は、よりソロさんなどオンライン中心での学習は役立つかもしれません。
あれだけ嫌がっていたOETでしたが、結果的には自分の英語能力を高めることができて良かったです。USMLE受験者の中で、OETにチャレンジをされる方は、短期集中で頑張ってみると良いかと思います。OETは医療英語試験と呼ばれていますが、STEP2CSと比べて評価軸は「英語」に偏っています。現地行っても役立つはずですので、自身の英語力を高めるつもりで頑張ってください。
コーチの皆様には、3ヶ月間本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。