こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事ではミシガン大学MBA Rossの特徴と日本人にとっての難易度を徹底検証します。
Rossに興味がある人、入学基準、ランキング、卒業後のキャリアなどを知りたい人は参考にして下さい。
Rossは、個をエンパワーしながらも組織的な成功を達成することを重要視しています。従来のケーススタディと実践の塩梅が絶妙な学校ですね
目次:
ミシガン大学MBA (Ross)
ミシガン大学MBA Rossのミッションは、「ビジネスを通してより良い世界を創る」というものです。強いビジネスは強固なアイデアと目的意識を持ったリーダーが掛け合わされた時に創れるとRossは信じています。
まずはRossの基本情報を確認してみましょう。
都市 | Ann Arbor, MI |
生徒数 | 423人 |
学費(20か月) | $142,096 |
総費用(20か月) | $182,200 |
コース期間 | 20か月 |
受験者数 | 3,188 |
合格率 | 23% |
GMAT平均値 | 720 |
英語の必要資格 | TOEFL100 / IELTS7.0以上 (必須ではないが推薦) |
平均勤務年数 | 5.0年 |
平均年齢 | 28歳 |
ウェブサイト | https://michiganross.umich.edu/ |
学費、総費用共にアメリカのMBA校の中では平均的です。TOEFLやIELTSなどどの資格は必須ではないがStrongly Recommendedという表記です。GMATはかなり高めの水準が要求されています。
ミシガン大学MBA Rossの場所
ミシガン大学MBA Rossの場所を確認しておきましょう。ミシガン州のアナーバー という都市に位置しています。

ミシガン大学MBA Rossの特徴
次にミシガン大学MBA Rossの世界ランキングと給与を順にみていきましょう。Financial Times(FT)のデータを参照にしています。
まずはRossのフルタイムMBAの世界ランキングの推移です。
世界ランキング
2020 | 26位 |
2019 | 28位 |
2018 | 30位 |
平均 | 28位 |
Rossの世界ランキングは概ね30位前後です。FTのランキングは20項目から評価されますが、特に給与の伸び率を重要視しております。
給与
次にRossの入学前、卒業後の給与平均を比べてみましょう。
入学前 | $72,000 |
卒業3か月後 | $123,500 |
卒業3年後 | $164,539 |
投資回収 | 3.9年 |
給与は卒業直後で1.71倍に、3年後には入学前の2.28倍となっています。卒業直後の年収が他校を凌いでいる一方、3年後の伸び率は平均的であります。
その他の情報
Rossのその他のデータを確認しましょう。
留学生比率 | 32% |
女性比率 | 45% |
卒業3か月以内就職率 | 96% |
卒業生のよる推薦ランク | 14位 |
キャリアサポート | 15位 |
女性比率がアメリカのMBA校の中ではかなり高いこと、またキャリアサポートの充実による卒業3か月以内の就職率の高さも目を見張るものがあります。
卒業後のキャリア
Ross卒業後のキャリアを確認しましょう。

コンサルティングが最上位なのはどこのMBAスクールも変わりませんが、Rossの最も特出した点はマーケティングとセールスが20%を超えている点でしょう。
他のMBAスクールとの違い
それではミシガン大学MBA Rossが、海外の他のビジネススクールとどう違うのかをウェブサイトやデータからまとめてみましょう。
- リフレクションとセルフコントロール
- チームワークを起点とした経験
- ナレッジに重きを置いている
- ケーススタディと実践の融合
- MAP, internship, Frankel Fundでのインターン
- 集合的な成功に重点
Rossの特出した点は、ミッションである「ビジネスを通してより良い世界を創る」を達成するために個を育てチームで協働できること重要視していることです。
日本人にとっての難易度
ミシガン大学MBA Rossの日本人にとっての難易度を考えてみましょう。
TOEFLやIELTSなどの英語の資格が必須ではないため応募自体の難易度は低めですがGMATの合格者平均や合格率を考えるとやや難です。
GMATは710と合格者平均点がかなり高めですので、TOEFLのリーディングでコンスタントに26点以上を出せるぐらいに英語力を高めてから対策するとスムーズに進みます。
なるべく早くGMATのスコアメイクをして、エッセイやインタビューでの独自性の追求をすることが合格につながるでしょう。
メッセージ
ミシガン大学MBA Rossの特徴と日本人にとっての難易度は把握できましたか?
RossではIELTSやTOEFLは必要ありません。これは非常に珍しいケースであり、通常は海外MBA受験を考えている人がまず最初に取り組むのは「英語」です。
どれだけ難しく見えるTOEFLやIELTSであっても英語であること、言語であることに変わりはありません。何度挫折しても立ち上がり、分からない事を1つずつ打ち消していく事で必ず到達できます。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。