受講生データ
- バックグラウンド:10代・男性
- 海外経験:なし
- コース:IELTS Preparation
- 受講期間:3か月
- 受講前スコア:IELTS 5.5(R6.5, L5.5, W6.0, S4.5)/ 英検準一級
- 志望校:メルボルン大学
合否結果
- IELTS 6.5(R7.0, L6.5, W6.5, S5.5)
受講理由・感想・メッセージ
2022年度からメルボルン大学のファウンデーションコースに進学予定です。渡豪する前にできる限り英語力を伸ばしたいと思い、他社と比較した上でソロを選びました。受講の理由は、カウンセリングでスピーキングテストをルークさん自らおこなっていただき、どのように伸ばすかを具体的にお話ししていただけたからです。特に自分はスピーキングのスコアが壊滅的に低かったのもあり、スピーキングを重点的に伸ばしていけそうだったことが決め手です。メルボルン大学のファウンデーションコースは、IELTS 6.0で進学ができます。ですが、自分はもともと6.0に近い5.5だったのもあり、独学でも達成できるかなと考えたりもしましたが、ギリギリのスコアで向こうに行ってから苦労するのは嫌だったので今のうちに頑張ろうと思ったこと、両親が賛同したこともあり受講しました。
受講中の3ヶ月は、リスニングとスピーキングを延ばすことに注力してカリキュラムを作っていただき勉強しました。自分は音に対するセンスがないので、リスニングとスピーキングの土台となる発音練習をけいこ先生と毎日がんばりました。自分の音声を提出して、それに対してけいこ先生がビデオでコメントをくれました。そのビデオを見ながら、自分で発音を改善して再度提出するといった流れで3ヶ月間練習しました。毎日練習したので、モノトーンのようにしか英語を話せなかった私ですが、少しは強弱とイントネーションをつけて発話することができるようになりました。発音の改善がある程度できた段階でシャドーイングをしたり、IELTSの音源を使ったディクテーションの練習をしました。また、IELTSの勉強ばかりしていてもあきてしまうので、ブリティッスカウンセルが無料で提供しているリスニングサイトなども活用して空き時間に聴いていました。
スピーキングに関しては、発音練習と並行して毎日音声を提出しました。音声に関しては、本番通りの一発目練習なしで録音したものと、何十回も練習した後の2つを先生に見せていました。(発音の練習と並行してやっていたので途中で声が出なくなることがありました 笑)一気にパート1から3を全てするわけではなく、パート1から順番に練習をしていきました。私は、日本語だとどんな質問がきても適当にごまかせて話せますが、英語だと回答までに時間がかかってしまうといった状態でした。自然なコミュニケーションが重要視されているIELTSにおいては、ゆっくり話すことはNGでしたので、聞かれる可能性がある質問は徹底的に練習しました。実際、本番でも練習した質問が8割程度でたので、過去に出題された可能性があるトピックは練習したほうがいいと思います。スピーキングは5.5しかだせなかったのであんまり偉そうなことは言えませんが、今までリーディングやリスニングに費やした時間をきちんとスピーキングに費やせばスコアは上がるんだと分かりました。
3ヶ月間集中してIELTSの勉強をして実感しましたが、もちろん日々こなしていく量は大切ですが、やみくもに勉強するのではなく自分の目標に向かって必要なことをこなしていくことが大切だということです。リーディングなどは英検準一級程度の読解力があれば、私はひたすらにIELTSに出題される単語を覚えることで7.0がとれました。ですが、IELTSのライティングやスピーキングのように機械ではなく人に評価される分野は、同じ人である先生に客観的に意見をもらうことが大切だと思います。自分が書いた英語や、録音した音声は、なかなか自分では何がいけないかわかりません。もちろん違和感は感じますが、どうすればスコアが上がるのかという観点は、率直に教えてもらうのが良いと思います。
留学エージェントの人から聞いた話ですが、メルボルン大学のファウンデーションコースには、入学後に困らないための英語の授業もあります。日本からの留学生は少なく、ほとんどが中国や韓国から来ている人みたいです。とても熱心に勉強する人が集まるようなので、自分だけ授業についていけるのか不安でしたが、入学基準の6.0よりも高い6.5が取れたことは自信になりました。先生たちのおかげです。入学までにまだ1年弱時間があるので、これからも英語の勉強を続けていきたいと思います。3ヶ月間勉強を教えていただきありがとうございました!