TOEIC500点のレベル感と勉強方法のコツを詳しく解説

TOEIC500点のレベル感と勉強方法のコツを詳しく解説

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、TOEIC500点のレベル感と取得するための勉強方法を紹介していきます。

「これからTOEICの勉強を始める方」や「まずは中級レベルを目指したい人」の参考になれば幸いです。

TOEICで500点は、中高の英語をきちんと理解することで到達するスコアです。特別な対策を行うのではなく、基礎力をつけることが500点までの道のりです!

それでは詳しく見ていきましょう。

TOEIC500点ってどれくらいのレベル

TOEIC500点のレベル感は、以下です。

  1. 英検:2級
  2. TOEFL iBT:45点前後
  3. ビジネスシーン : 基礎的な定型表現を使って業務をこなせる

以下で、より詳しく見ていきましょう。

他の試験に換算すると

まずは、TOEIC500点のレベルを、他の英語テストと比較をすることで理解しましょう。

TOEIC英検IELTSTOEFL iBT
N/AN/A9.0116 –
N/AN/A8.0 – 8.5106 – 115
945 – 9901級+7.0 – 7.595 – 105
805 – 940準1級 – 1級6.0 – 6.572 – 94
605 – 8002級 – 準1級5.0 – 5.555 – 71
410 – 6002級4.0 – 4.542 – 54

表の一番下を見てください。TOEIC410点-600点と、他の英語テストを比較しています。

これまでのSOLOの受講生のデータを参照すると、以下がよりTOEIC500点のイメージに近いスコア換算です:

英検に換算すると、およそ2級であることが分かります。英検2級は、高校卒業程度の英語力です。ですので、TOEIC500点は高校卒業程度のレベルだといえそうです。

TOEFLやIELTSの換算も紹介していますが、TOEIC500点ではこういった試験は、解くことも難しいです。TOEICと比べて、試験の難易度が高いためです。

どれくらいの勉強時間が必要

以下は、TOEIC500点取得までに必要な勉強時間をまとめた表です。

仮にTOEIC400点未満から学習を始めた場合の、必要な学習時間を概算でまとめています。

TOEIC
400
TOEIC
500
TOEIC
600
TOEIC
700
TOEIC
800
TOEIC
900
250450700100013501750
– – >200
– – >250
– – >300
– – >350
– – >400

英語をゼロから勉強し始めた場合、TOEIC500点まではおよそ450時間必要なことが分かります。

毎日、集中して2時間の勉強をして、およそ7か月以上かかる計算です。

すでにTOEICのスコアが400点ある人は、およそ200時間でTOEIC500点まで到達できます。毎日、2時間学習をしておよそ3か月で到達します。

大学生にとっての難易度は?

最後に、大学生にとってのTOEIC500点の難易度を確認しましょう。分かりやすいように、以下に社会人と比較した平均点を紹介しています。

公開テストIPテスト
社会人612点497点
学生567点448点

TOEIC公開テストの大学生の平均点は567点です。ですので、TOEIC500点は自らTOEICを受験する大学生の中では若干低いスコアです。

一方で、TOEIC500点は、学校などで強制的に受けるIPテストの平均点よりは高いことが分かります。大学生全体の中では、若干良いといったレベル感です。

 まとめ

結論ですが、TOEIC500点を取得するためにオススメする勉強方法は、以下の3つがあります。

  1. 英文法と単語の強化
  2. 英検を活用する
  3. 音声トレーニング

TOEIC500点までは、基礎力をきちんとつけることで到達します。英語の基礎は、「文法・単語・音声」の3つです

それでは、詳しくみていきましょう :

勉強方法1. 英文法と単語の強化

TOEIC500点の取得にオススメの1つ目の勉強方法は、英文法と単語を同時に身につけることです。

TOEIC500点までは、これが最も大切です。

具体的には、中高6年間の英語において、自分が苦手な文法単元の英文法書からスタートすると良いでしょう。例えば、現在完了形が不安な人は、中学3年の英文法からやり直します。

文法を学習する際のポイントは以下の3つです。

  1. 知らない単語も同時に覚える
  2. マスターではなく理解を目指す
  3. 前日の復習から行う

文法書に出てくる単語は必ず覚えるようにしましょう。単語単体で覚えるよりも、文脈で覚えることにより定着率が上がります

また、初級者の方は文法を使いこなすところまで目指すのではなく、きちんと理解できることに焦点を定めると良いかもしれません。途中で挫折しなくて済むためです。

当日の学習は、前日の復習からスタートすることをオススメします。人間の記憶はよくありません。言語学習は、復習が最も大切だと心得ましょう。

中高の英文法を復習するのに、オススメの参考書は以下の2冊です。

以上は、あくまで私がオススメする2冊ですが、書店に行って自分が続けられそうなものを選ぶことが大切です。

参考書で文法を勉強するのが苦手な人は、スタディサプリのような動画講座を活用するのも良いかもしれません。

勉強方法2. 英検を活用する

TOEIC500点の取得にオススメの2つ目の勉強方法は、英検を活用することです。

上記でも紹介しましたが、TOEIC500点は英検2級と同等レベルです。つまり、英検2級までの参考書をやり込めば、TOEIC500点が取得できる確率が高まります

英検は、5級から1級と、「レベル」別に分かれています。自分のレベルに合ったところからスタートできるのが魅力です。

例えば、中学レベルの方は、3級の参考書からスタートして、準2級→2級と進むにつれてTOEIC500点に近づきます。

一方で、TOEICは、受験者全員が同じ問題を解くので同様のアプローチができません。

また、TOEICはビジネス英語に特化しています。基礎力がない段階でビジネス英語を勉強してもなかなかレベルアップをするのは難しいです。

英検のように、総合的な英語力を高めてくれる試験の方が効率よく基礎固めができます。結果的に、TOEIC500点に最短で近づくかと思います!

勉強方法3.音声トレーニング

TOEIC500点の取得にオススメの3つ目の勉強方法は、音声トレーニングをして英語の音声を身につけることです。平たく言うと、発音をきれいにすることです。

発音矯正をするメリットは以下の3つです。

  1. リスニングができるようになる
  2. 勉強の効率が上がる
  3. 自信がつく

英語の発音がきれいになるとリスニングのスコアが上がります。自分が発音できる音は聴き取ることができるからです。

また、リスニング以外でも英語の学習効率が上がります。例えば、きちんとした音で発音ができるようになると、単語を覚えやすくなります。

最後に、発音がきれいになると何より「自信」がつきます。一回で英語が聴き取れたり、一回で自分が言いたいことが伝わるようになることは、大きく自信に繋がりますよね。

発音の習得はメリットだらけです。そんな発音習得におすすめのアプリは、ELSAです。ELSAは、エンジニアと言語習得のプロが共同開発した発音矯正のアプリです。発音に自信がない人は、ぜひトライしてみてください!

目指すべき スコア配分

以下が、TOEIC500点を取得するための目指すべきスコア配分です。

  • リーディング: 200点
  • リスニング: 300点

当然、人によって得意・不得意がありますので一概には言えません。ですが、一般的にはリーディングで200点、リスニングで300点の合計500点を目指すと最短で到達できます

1つ目の理由としては、リスニングの方が難易度が低いためです。実際に、TOEICの平均点を参照しても、リスニングの方が50点以上リーディングより平均スコアが高いです。

通常、日本人はリーディングが得意で、リスニングに苦手意識を持っています。 そんな中、リスニングの方が平均点が高いことを考えると、分かりやすいかと思います。

2つ目の理由としては、リーディングの読解量が非常に多いことです。TOEIC500点を目指す人は、問題数200問のうち160-170問までしか回答できないことが多いです。

TOEICで900点を取得するような人でも、時間はギリギリだとよく聴きます。基礎力をつける中で、500点を目指すことが合理的ですので、まずはリスニングから攻略することをオススメします!

まとめ : TOEIC500点取得にはTOEIC以外の勉強が大切


今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • TOEIC500点のレベルはおよそ英検2級
  • TOEIC500点取得には基礎力をつけることが大切
  • リスニングで300点を目指すことが第一歩

以上が、TOEIC500点のレベル感と勉強方法のまとめでした。勉強方法は人それぞれ違って良いので、日々の学習の中で自分に合ったスタイルを見つけられるようにしましょう

TOEIC500点までの勉強は、暗記が中心になります。実質的にすることは、英文法や単語を覚えることだからです。

スピーキングやライティングのように、クリエイティブを求められる学習ではありません。暗記が中心だと、少し苦痛に感じるかもしれません。しかし、基礎を疎かにしたまま難易度の高い学習をしても必ずどこかで立ち止まってしまいます。

辛い勉強だからこそ、短期で集中して行うのが良いかもしれません。毎日、継続して学習すれば、必ず英語はうまくなります。応援しています!

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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1 Comment
  1. 黒混合栓 4年 ago

    はい、これは間違いなく良いブログ記事です。

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