効率の良いTOEICの勉強法 – 600点までは単語と文法に集中する

効率の良いTOEICの勉強法 - 600点までは単語と文法に集中する

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、効率の良いTOEICの勉強法をまとめていきます。

「これからTOEIC対策を始める方」や「今までの勉強でなかなかスコアが伸びない方」の参考になれば幸いです。

世の中にはすでに沢山のTOEIC勉強に関する情報が溢れています。大切なことは、それらの情報を自分の性格やライフスタイルに合わせてうまくカスタマイズすることだと思います!

今回紹介する内容も参考程度に読んでいただき、是非ご自身にとって最適な学習方法を見つけていきましょう。

それでは詳しく見ていきましょう。

本記事におけるTOEICとは:

TOEIC Listening & Reading Test」のことを指します。「TOEIC Speaking & Writing Tests」の勉強法については述べませんので、予めご理解ください。

効率の良いTOEIC勉強法

いずれのスコアを目指す場合でも、TOEICの勉強をする上で大切な心得が3つあります。

  • ① 語彙力を強化する
  • ② 精読力を強化する
  • ③ リスニングの勉強は毎日欠かさず続ける

TOEIC対策において、最も重要なことは語彙力を強化することです。語彙力が伸びることで、読解力が高まるだけでなくリスニング力を高めることができます。

TOEICはその他の英語試験と比べると、リーディングの読解量が圧倒的に少ないことが特徴です。センテンスも比較的短いので、単語や表現さえ知っていればある程度内容を読み解くことが可能になります。

また、語彙力を強化すると同時に精読力も伸ばすことが大切です。

センテンスを正しく理解するためには、語彙力と文法力が絶対的に必要になります。精読力が伸びることで選択肢を正しく理解することができるようになり、結果的にリスニングのスコアも伸びやすくなります。

最後に、リスニングの勉強は毎日10分でいいので必ず続けるようにしましょう。

リスニングは「聴くぞ!」と意識して聴けるようになるものではありません。運動と同じように、リスニングは「感覚」が重要になります。感覚を研ぎ澄ませるためには、毎日の小さな積み重ねが大切なのです。

まとめると、「単語・文法のインプット」と「リスニングの継続」がTOEICの勉強では大切です。これらはいずれのスコアを目標としていても、必ず必要になる要素なので必ず意識しておいてください!

単語勉強は一気に覚えてどんどん忘れる

TOEIC対策では語彙力の強化が最も大切であると述べました。そこで、単語を覚えるときには以下の2つのポイントを意識して下さい。

  • ① 大量の単語を一気に覚える
  • ② センテンスごと単語を覚える

単語を覚えるときは、一度で完璧に覚えようとはしないでどんどん忘れていきましょう。

忘れたものを思い出そうとする脳の働きを「想起」と言い、この想起のプロセスが起こることで記憶の定着率が向上するためです。

そのため、少量の単語を毎日コツコツ勉強するよりも、大量の単語を毎日サッと見返す程度の方が学習効率が高くなります。

また、単語を覚えるときはセンテンスごと覚えることをオススメします。

「どのような文脈で語彙が使用されているか」や、「どのような表現と相性が良いのか」などは、単語を見るだけでは予想することができません。

単語を覚えるときにセンテンスごと覚えてしまうことで、単語の使い方を感覚的に理解することができるようになり、単に覚えるだけでなく運用することもスムーズにできるようになります。

センテンスごと覚えるときは、その文章を音読すると良いでしょう。目だけではなく、耳と口でも単語を使用することでより記憶に定着しやすくなります。

600点までは語彙と文法の復習

TOIEC600点までは、英語の基礎力が圧倒的に不足している状態です。

基礎ができていない状態で模試をやっても、負荷が高すぎてしまい学習効率が下がってしまい余計に時間がかかります。

なので、勉強は以下の3点にだけ焦点を当てると良いでしょう。

  • 単語帳の消化
  • 文法の復習
  • パート2のリスニング

基本は単語帳にある語彙を全て消化していくと同時に、大学受験範囲の文法参考書を用いて文法を復習していきます。(ご自身のレベルに合わせて、より基礎から復習を始める場合は中学英語から初めてもいいでしょう)

そしてもう一つ大事なのが、耳を英語に慣らしておくことです。

リスニングは4つのパートがありますが、最初はパート2を徹底的に聴き込むことをオススメします。

パート2は短いセンテンスの聴き取りが中心となり、リスニングの負荷がその他のパートに比べて高くありません。

たとえ英語が聴こえなくても、すぐに内容を復習することができる点、調べる語彙が少ない点からベーシックなリスニングの学習にピッタリです。

コツやテクニックは「700点以上」取得できたら

コツやテクニックは、安定して700点以上を取れるようになった段階で学びましょう。理由は3つあります。

  • 使いこなすことができない
  • 早い段階でスコアに伸び悩む
  • 時間内に問題を解くことができない

勉強をしているとすぐにコツやテクニックを知りたくなりますが、スコアが低い段階ではそれらをうまく活用することができません。

例えばテクニックを使おうにも、分からない単語が多すぎると結局正しく読み解くことができずに正解を導くことができません。

また、最初からコツやテクニックに頼りすぎていると、早い段階でスコアが伸び悩むタイミングが来ます。

基礎で抜けている部分が分かりにくくなり、現状の課題を正しく把握することが難しくなります。

そして最後にテクニックやコツに頼っても、結局時間内に問題を解ききることができません。

TOEICを勉強するときの注意点

TOEICの勉強を効率よくするために、以下の3点を意識しましょう。

  • ① 自分の現状を正しく理解する
  • ② 学習を継続する
  • ③ 1つの参考書にフォーカスする

TOIECに限らず資格対策をする上で一番大切なことは、自分自身の現状を正しく把握するということです。

背伸びをして難しい参考書を買ったり、「自分はできている」と思い込んで基礎を飛ばしたりすることが、結果的に時間が一番かかります。

次に大切なことは、学習を継続することです。

英語を読む・聴くという作業は、知識をインプットしたからといってできるようにはなりません。勉強を毎日続けることで、語感(言語に対する感性)が磨かれスムーズに運用できるようになります。

最後に、一度にたくさんの参考書には手をださず、一つの参考書を短期集中で消化しましょう。

やるべきことが沢山あるとどれをやるべきか決めるのにも労力が必要になり、何を勉強しようか考えているうちに学習意欲がどんどん下がっていきます。

しかし一つの参考書に集中することで、余計なことを考える必要性がなくなります。また、短期で終わらせることで「やり切った感」を得ることができ、結果としてモチベーションの維持がしやすくなります。

筆者の考察

TOEICの勉強は短期集中で終わらせるのが吉

今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • TOEIC対策で最も大切なのは語彙のインプット
  • 文法を理解して精読力を伸ばす
  • 目標スコア取得まで学習を継続する

正直な話、TOEICの勉強は基礎が中心になりあまり面白くないかもしれません。特にスコアが低いうちは、同じことの繰り返しでモチベーションを維持することが大変になると思います。

しかし、ある程度スコアが取れるようになってくると、成果が見えてきて勉強するのがきっと楽しくなります。そのレベルになるまでは、短期間で負荷をかけて勉強することをオススメします。

何かを学ぶときはできるようになっていく過程が楽しいはずです。英語も最初は大変ですし、なかなかレベルアップを実感しないと思います。しかし、学習した経験は無意識にアセット(資産)として積み上げられていきます!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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