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英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「オーストリアのランキング・学費・進学方法」を紹介します。
オーストリアの大学は、ビジネス系の学科の専攻がほとんどです。公立大学の学費は、日本円で約10-19万前後と格安となっています!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
オーストリアの大学
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2023年度のオーストリアの大学ランキングです。
日本語 | Times | Shanghai | QS | U.S. News |
ウィーン大学 | 124 | 151 | 151 | 208 |
グラーツ医科大学 | 168 | 501 | – | 333 |
ウィーン医科大学 | 194 | 201 | – | 206 |
インスブルック医科大学 | 201 | 401 | – | 379 |
インスブルック大学 | 401 | 301 | 308 | 429 |
クラーゲンフルト大学 | 401 | 901 | 486 | – |
ウィーン工科大学 | 401 | 301 | 179 | 416 |
リンツ大学 | 501 | 801 | 350 | 992 |
グラーツ工科大学 | 601 | 801 | 284 | 816 |
グラーツ大学 | 601 | 601 | 651 | 693 |
ザルツブルク大学 | 601 | 701 | 751 | 816 |
ウイーン天然資源大学 | – | 401 | – | 526 |
ウィーン獣医学大学 | – | 801 | – | – |
オーストリアで、世界ランキングにランクインしている大学は「ウィーン大学」「グラーツ医科大学」「ウィーン医科大学」の3校です。
大学の格付け機関によりランキングが異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
Shanghaiのランキングでは「ノーベル賞の数(20%)、論文被引用数(20%)、論文掲載数(40%)、教員資源(20%)、卒業生の業績(10%)の内訳です。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語で学べるコース
次に、オーストリアで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、オーストリアでは学士で55、修士で310以上の学科が英語コースを開講しています。
オーストリアでは、世界ランキングの上位校は、学部レベルでは英語コースを提供していません。
オーストリア留学の大きな特徴としては、「ビジネス」を中心とした学科の選択肢が多数あることです。
有名どころでは、クラーゲンフルト大学「国際ビジネスと経済」、レオーベン大学「石油工学」、IMC応用科学大学「貿易マネジメント」です。
IT系ではクラーゲンフルト大学の「ロボティクス AI」、リンツ大学「AI」が有名です。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
オーストリアの大学の学費です。
学費(年) | 727 € – 12,500 € |
オーストリアの大学の学費は、2023年3月現在のレートで年間10-180万円です。
国によって運営されている大学は、ほとんどの場合、学費は年間10-20万円程度です。学費が高めなのは、全て私立大学です。
オーストリアの年間の学費は、公立か私立かによって大きく変わることがわかります。公立大学は、年間727€と格安となっています。
進学方法
オーストリアの大学(学部)には基本的に、
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. CEFR B2レベルの英語
の3点で進学が可能です。成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
英語の資格は、大学によって証明の仕方が変わります。具体的には、大学のインタビュー、独自テスト、IELTS(TOEFL)のいずれかの方法です。
上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ビジネス系の専攻が多数
- 年間の学費は10万円から
- CEFR B2レベルから留学可能
その他の欧欧の大学と比べて、オーストリアでは英語コースを提供している大学が少ないです。
学科の選択肢も、ほとんどがビジネス系です。ビジネス系に関しては、欧州のどこの国でも選択が可能ですので際立って独自性があるわけではありません。
一方で、オーストリアの学費は格安です。欧州における留学生の学費は、英語コースは年間100万円ほどであることが多いです。
欧州留学にこだわりがあり、学費を抑えてビジネス系を専攻したい方などはオーストリア留学を考えてみると良いのではないでしょうか!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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