英語試験「PTE」とは?試験内容と対策のコツ まとめ

英語試験「PTE」とは?試験内容と対策のコツ まとめ

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、主に海外の大学・大学院への進学や移住に活用できる英語試験PTEの試験内容や対策方法をできるだけ詳しくまとめていきます。

IELTSやOETなどの試験で行き詰まって、「初めてPTEを知った」という方も少なくないと思います。そんな方がこの記事を読んで、PTEの概要や対策方法を理解する参考にしていただければ幸いです。

PTEとは、アカデミック分野における英語力を測定するテストですので、受験することによって海外留学や海外移住をかなえることができます!

なお情報量が多いので、見出しを参考にして必要な情報だけを読んでください。それでは詳しくみていきましょう。

「PTE」とは?

PTEの概要

まずは、以下のPTEの概要をみてみましょう:

団体Pearson Inc.
試験名称Pearson Test of English
試験内容・ スピーキング
・ ライティング
・ リーディング
・ リスニング
試験時間合計:最大3時間13分
– スピーキング : 30-35分
– ライティング : 40-60分
– リーディング : 32-41分
– リスニング : 45-57分
スコア最高点:90点(最低点:10点)
有効期限2年
受験場所東京・大阪
受験料220 USD(※ 約23,100円)
申し込み方法オンライン
公式ウェブサイトhttps://pearsonpte.com/japanese/

※… 1USDを105円とした場合

PTEは、ロンドンに本部を置く世界最大規模の教育サービス会社Pearson社(以下「ピアソン」)という団体により運営されています。

スコアは、各セクションが10点 – 90点で採点されます。また、オーバーオールスコアと呼ばれるセクション別のスコアの平均値が算出された全体のスコアも表示されます。

日本では、大阪1箇所、東京2箇所の計3箇所で受験可能です。受験日の前日まで予約が可能です。

PTEは、パソコンに向かって話しかけるテストです。対面でのスピーキングにしか慣れていない人は、制限時間を遵守しても模試を解いておきましょう!

試験当日の流れ

次に、PTEの試験当日の流れを確認していきましょう :

  • 1. 試験会場に到着
  • 2. パスポート以外をロッカーにしまう
  • 3. ID登録
  • 4. 身元確認
  • 5. 試験開始

試験会場には余裕を持って到着するようにしましょう。目安としては、1時間前に試験会場の最寄り駅に到着すると安心です。

PTEは、準備が出来た人から各自で試験を始めます。そのため開始も終了も完全に個人により変わります。

人によって開始時間が違うため、PTEでは周囲の音が気になります。希望者は耳栓もらえますので、遠慮なく活用しましょう!

各セクションの流れ

各セクションは、以下の順番で解いていきます:

  • 1. スピーキング(30-35分)
  • 2. ライティング(40-60分)
  • 2. リーディング(32-41分)
  • 休憩時間(10分)
  • 3. リスニング(45-57分)

休憩時間を有効活用しましょう。時間は10分と短いですが、トイレと軽い飲食を済ませることをオススメします。

PTEのスコアは、受験者によって開示日数が変わります。具体的には、試験終了後の2日以内に85%以上の受験者がスコアの確認ができ、遅くとも5日以内に全員が閲覧できます。

申込方法

PTEは、以下のページからオンラインで受験申し込みをします:

上記のページからアカウントを作成し、ログインし、受験の日程を選び、オンラインで決済を行います。受験料はクレジットカード支払いになります。

決済完了後に確認メールが届きます。受験日やテストセンターの場所、当日の注意事項など記載されていますので、念のため確認しておきましょう。

試験のキャンセルまたは、予約の変更における返金は、試験の14日以上前までは全額、8-13日前は試験料金の50%が返金されますが、7日以内になると返金されません。

スコアの採点方法

スコアは合格、不合格ではなく、10-90点で表記されます。下記6つの評価観点で採点されます。

観点詳細セクション
文法・文法がきちんと使えているか・ライティング
・リスニング
流暢さ・流暢に回答できているか・スピーキング
発音・発音がきれいか・スピーキング
スペル・スペルミスがあるかどうか・ライティング
・リスニング
語彙・語彙が正しく使えるかどうか・ライティング
・リスニング
観点6. 書き言葉・きちんと書けるかどうか・ライティング

6つの評価項目のうち、日本人受験生にとって特に大切になるのが「流暢さ」と「発音」です。

音声に苦手意識があり、スピーキングが10-20点のスコアになると、いかに他のセクションが良くてもオーバーオールで50点以上取得することが難しいです。

スピーキングセクションにはリーディングやリスニングの要素が含まれており、それぞれのセクションの評価に影響します。PTEで勝負する人はスピーキングの攻略が鍵になります!

他の英語テストとのスコア換算

以下がPTEと他の英語テストのスコア換算表です。

PTEIELTSTOEFL iBT英検
86 – 909.0116 – N/A
79 – 858.0 – 8.5106 – 115N/A
65 – 787.0 – 7.595 – 105英検1級+
50 – 646.0 – 6.572 – 94英検準1級 – 1級
36 – 495.0 – 5.555 – 71英検準1級
10 – 354.0 – 4.542 – 54英検2級 – 準1級

上記は、Pearsonが公表しているスコア換算表と、弊社のIELTSとTOEFLのデータを考慮して表にしました。

一般的に、PTEはリーディング、IELTSはライティング、TOEFLはスピーキングが難しい試験です。

逆に、PTEはライティング、IELTSはリスニング、TOEFLはリーディングが対策しやすい試験です。

得意、不得意なセクションによってスコアは大幅に変わります。自分の得意、不得意に合わせてテストを選ぶとよいですね!

留学に必要なスコア

つぎに、留学に必要なPTEのスコアを確認していきましょう。大学のレベルや地域によって、求められるスコアは大きく3パターンに分かれます。

以下がその3パターンです :

  • 中堅大学:PTE 50-58点(IELTS6.0-6.5)
  • 優良大学 : PTE 58-65点(IELTS6.5-7.0)
  • 一流大学 : PTE 69-79(IELTS7.0-7.5)

世界ランキングで300位以上の中堅大学は、およそ50-58点が基準になっています。100位前後の優良大学で58-65点であることが多く、トップ校は69-79点と高いです。

移住に関しては、PTE50点が1つのベンチマークになることが多いです。PTEが移住要件として活用できるのは豪州やイギリスです。

PTE セクション別の対策

試験内容の まとめ

PTEの概要がわかったところで、次はPTEの試験対策をセクションごとに確認していきましょう。

先述の通り、PTEでは以下の4科目が出題されます:

スピーキング
ライティングリーディングリスニング
設問1.音読
2.文の復唱
3.図の説明
4.講義内容の再説明
5.短文解答
1. 文章の要約
7.英作文
1.多肢選択、単一解答
2.多肢選択、複数解答
3.段落の並べ替え
4.空所補充
5.空所補充
(R+W)




1.スピーチの要約
2.多肢選択、複数解答
3.空所補充
4.正しい要約の選択
5.多肢選択、単一解答
6.欠けている語の選択
7.間違った語句の選択
8.ディクテーション




必要スキル・綺麗な発音
・テンポよく話す
・要約力
・正確な英文法
・早く多く書く
・アカデミック単語
・構文をとる力
・トピックと例を聴きとり要約
・細部を聴きとる
・正しい書き取り

実際にPTEの例題を解いてみたい方は、以下のブログ記事より回答することが可能です。

それでは各試験の内容を詳しく見ていきましょう。

スピーキングの対策

以下が、PTEのスピーキング対策です。

  • 対策1. 綺麗な発音を身につける
  • 対策2. 少し早めに話す練習をする

PTEのスピーキング対策において最も大切なことは、とにかく発音が綺麗なことです。評価が「流暢に」「発音よく」の2点においてされるためです。

ここでの発音とは、母音や子音のことよりも、「ストレス」や「イントネーション」「リズム」のことをいいます。

つまり、全体として英語っぽく話しているかどうかが大切になります。日本語のアクセントでかつモノトーンで話すと、機械は英語として認識してくれません。

また、通常の英会話と違い、ゆっくりとはっきりと話すとPTEではあまりスコアがでません。あくまでネイティブスピーカーが回答の基準になっているので、意識的に早めに話す練習をしましょう!

ライティングの対策

以下が、PTEのライティング対策です。

  • 対策1. ポイントを掴む要約練習をする
  • 対策2. 早く、多く書く訓練をする
  • 対策3. アカデミックライティングを学ぶ

PTEのライティングの1題目は、「文章を読んで、それを1文で要約する」といったものです。要約は練習をしないとなかなかできません。

オススメは、日頃から英文を読んだら要約する癖をつけることです。要約する時のポイントは、全体のトピックと列挙される例や結果の双方を書くことです。

エッセイは20分で200-300字書く必要があります。多くの受験生は90字程度しか書けません。まずは、英文のクオリイティよりも早く多く書く練習を中心にします。

早く、多く書くためのポイントは「 話すように書くこと」です。 話すように書けるようになってから、アカデミックライティングの書き方を勉強すると良いです。

アカデミックライティングの書き方は、以下の記事にまとめています。必要な人は人は、参考にしてください。

リーディングの対策

以下が、PTEのリーディング対策です。

  • 対策1. 精読練習をする
  • 対策2. 多読で早く読む訓練をする
  • 対策3. アカデミック単語を覚える

まず、 リーディングにおいて最も大切なのはきちんと読める「精読力」があることです。感覚ではなく、1文が意味していることを理解する力です。

精読力がない人は、英文法 または 単語に抜けがあります。基礎の学習に立ち返ることをオススメします。

精読が上手くきるようになった人は多く英語を読む中で要点を掴む力を養う必要があります。PTEのリーディングは、与えられた時間に対しての読解量が非常に多いためです。

以下のサイトが多読にはオススメです :

上記のようなサイトを多読する中で、早く読む練習はもちろん、アカデミック英語に必要な単語を集中的に学ぶこともできます。

リーディングに苦手意識がある人の多くが、きちんと構文が取れない、もしくは圧倒的に単語力不足のいずれかです!

リスニングの対策

以下が、PTEのリスニング対策です。

  • 対策1. 要約練習をする
  • 対策2. シャドーイングの練習をする
  • 対策3. ディクテーションをする

PTEの問題は、音源のトピック全体を把握できているのかを確認するタイプの問いと、1語1句細部が聴き取れているかを確認するタイプの問いに分かれます。

音源全体を把握するためには、要約練習が効果的です。リスニングの音源をきいた上で、口頭要約をしてみてください。口頭要約をすることで、きちんと音源の全体の趣旨が理解できているか確かめます。

その上で、細部を理解するためのシャドーイングを行います。いきなりシャドーイングが難しい方は、1文ずつ音源を止めておこなっていくと良いです。「1文言えたら次の1文」という形で最後まで進めていきます。

また、PTEにはディクテーション問題が出題されます。聴きながら書き取ることは技術的なことですので、こちらも抜けめなく練習しておきましょう!

最後に

PTE対策は音声習得と基礎英語力が重要

最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • PTEは海外留学や移住の要件に使える
  • 50点以上が一つの目安スコア
  • 音声習得が最も大事なスキル

以上が、PTEの概要説明と各セクションの具体的な対策内容でした。

PTEは全て機械により採点されます。機械が正しい音だと認識しない限り、高得点は望めません。つまり、PTE対策は正しい発音を身につけることが第一歩です。

以前は、PTEはイギリスやオーストラリアでしか使用できなかった試験ですが、現在はほとんどの国や大学で、IELTSやTOEFLの代わりとしてスコアを提出することができます。

IELTSやTOEFLで思うように結果が出なかった人は、PTEを考慮してみると良いかもしれませんね。

PTEは英検やTOEICと比べると難易度の高い試験です。短期で結果はでないかもしれませんが、諦めずに対策を続けることで必ず対処できます。頑張ってください!

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

PTE、またはIELTS(TOEFL)対策、英語学習でお悩みやご相談などあればお気軽にご連絡ください。

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