こんにちは!SOLOのルークです。
弊社では、帰国生の方にIELTSやTOEFLを教えています。
この記事では、「上智大学の海外就学経験者(帰国生)入試の概要と対策方法」を紹介します。
上智大学は、校舎が西洋作りでお洒落なことで知られています。総合グローバル学部や国際教養学部など、国際性の強い学部の多さが特徴的です。
“他者のために、他者とともに”という教育精神のもと、総合大学の強みを生かした教育と研究が実施されています。それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
上智大学海外就学経験者(帰国生)入試とは
上智大学では、海外就学経験者(帰国生)入試が実施されています。正式には、海外就学経験者(帰国生)入学試験という名称です。
国内の学習環境では習得し得ないさまざまな能力を評価する入試制度です。この試験は、国際教養学部を除く全ての学部・学科で実施されています。
ただし、出願できるのは1学科のみという点に注意が必要です。
入試の概要
2024年度の入試の概要は、下記の通りです。
<全学部>
- 募集人員:若干名
- 選考方法:学科試問、面接、書類審査
- 出願期間:2023年7月14日(金)~2023年8月3日(木)
- 試 験 日:2023年9月23日(土)
- 合格発表日:2023年10月5日(木)
- 入学手続締切日:2023年10月19日(木)
なお、学科試問は学科によって試験内容が異なります。詳しくは下記をご覧ください。
出願条件
出願条件は、下記の通りです。
<全学部>
- 高等学校卒業等の要件
- 海外での就学に関する要件
- 英語検定の成績が一定水準を超えていること
詳しくは下記をご覧ください。
必要な英語資格
神学部以外の学部では英語資格が必要で、いずれか1つの要件を満たさなければなりません。具体的には、下記の通りです。
<文学部>
- 英検:2級以上
- TOEFL iBT®:42以上
- TOEIC® L&R:550以上
- TOEIC® S&W:240以上
- 国連英検:C級以上
- IELTS:4.0以上
- TEAP:220(各50)以上
- TEAP CBT:325以上
- GTEC:960以上
- ケンブリッジ英検:142以上
<総合人間科学部>
- 英検:準1級以上
- TOEFL iBT®:72以上
- TOEIC® L&R:785以上
- TOEIC® S&W:310以上
- 国連英検:B級以上
- IELTS:5.5以上
- TEAP:330(各70)以上
- TEAP CBT:590以上
- GTEC:1190以上
- ケンブリッジ英検:162以上
<法学部>
- 英検:準1級以上
- TOEFL iBT®:72以上
- TOEIC® L&R:785以上
- TOEIC® S&W:310以上
- 国連英検:B級以上
- IELTS:5.5以上
- TEAP:330(各70)以上
- TEAP CBT:590以上
- GTEC:1190以上
- ケンブリッジ英検:162以上
<経済学部>
- 英検:準1級以上
- TOEFL iBT®:72以上
- TOEIC® L&R:785以上
- TOEIC® S&W:310以上
- 国連英検:B級以上
- IELTS:5.5以上
- TEAP:330(各70)以上
- TEAP CBT:590以上
- GTEC:1190以上
- ケンブリッジ英検:162以上
<外国語学部>
- 英検:準1級以上
- TOEFL iBT®:72以上
- TOEIC® L&R:785以上
- TOEIC® S&W:310以上
- 国連英検:B級以上
- IELTS:5.5以上
- TEAP:330(各70)以上
- TEAP CBT:590以上
- GTEC:1190以上
- ケンブリッジ英検:162以上
<総合グローバル学部>
- 英検:準1級以上
- TOEFL iBT®:72以上
- TOEIC® L&R:785以上
- TOEIC® S&W:310以上
- 国連英検:B級以上
- IELTS:5.5以上
- TEAP:330(各70)以上
- TEAP CBT:590以上
- GTEC:1190以上
- ケンブリッジ英検:162以上
<理工学部>
- 英検:2級以上
- TOEFL iBT®:42以上
- TOEIC® L&R:550以上
- TOEIC® S&W:240以上
- 国連英検:C級以上
- IELTS:4.0以上
- TEAP:220(各50)以上
- TEAP CBT:325以上
- GTEC:960以上
- ケンブリッジ英検:142以上
詳しくは下記をご覧ください。
帰国生入試の対策方法
帰国生入試の対策方法としては、次のようなものが挙げられます。
英語資格
上智大学の帰国生入試では、様々な英語資格試験を活用できます。
結論を述べると、「英検」が最も基準値を満たしやすくなっています。
とはいえ、帰国生の方で、上智大学を専願で受けることは少ないのではないでしょうか。
他校も併願する場合は、IELTSまたはTOEFLがオススメです。英検と比べて難易度は高いですが、帰国生向けのほとんどの入試を網羅しています。
また、この二つの英語試験は、大学入学後に留学を考える際にも活用することができます。
上智大学が第一志望の方などは、とりあえず英検準一級を取得してしまう。
その上で、IELTSやTOEFLにチャレンジをしてみるのが良いでしょう。
小論文
小論文は、神学部や法学部など多くの学部で必要です。攻略するためには、ポイントを押さえましょう。
まず重要なのは、設問を丁寧に読むことです。制限時間があるため、すぐに書き始めたくなるかもしれません。
しかし、何を問われているのかを明確にすることが大切です。ですので、日頃から小論文の練習をする際には、制限時間を設けて設問をしっかり読むようにしましょう。
また、結論を先に述べましょう。何を言いたいのかを記述してから、理由や根拠を書くように意識してください。
面接
面接は、全学部で必要です。まず何よりも大事なのは、大きな声でハキハキと話すことです。
面接官の目を見て話し、模範的な回答ではなく自分の意見を述べるようにしましょう。
また、答えられない質問が来ても動揺せず、黙ってしまわないように注意してください。分からないことは分からないとはっきり伝えましょう。
日頃から面接の練習をしておいて、声の出し方や話し方を身に付けておくのがオススメです。
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます。
- 海外就学経験者(帰国生)入試は8つの学部で実施される
- 神学部以外の学部では英語資格が必要
- TOEFL42、IELTS4.0から出願可能
上智大学「海外就学経験者(帰国生)入試」の概要と対策法は理解できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみてください。
上智大学での学生生活をイメージし、合格に向けて勉強に取り組みましょう。
帰国生の方がよく受験される大学は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
- 参照元:海外 / 国内大学 一覧
小論文や面接の対策はもちろん大切ですが、受験の最初の第一歩は、英語の資格試験のスコアを満たすことです。
英語のスコアを取得しないことには、出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は多くの帰国生の方に、大学受験のサポートやTOEFL(IELTS)を専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。