青山学院大学「帰国生入試」の概要と対策方法を紹介

青山学院大学「帰国生入試」の概要と対策方法を紹介

こんにちは!SOLOのルークです。

弊社では、帰国生の方にIELTSやTOEFLを教えています。

この記事では、「青山学院大学の帰国生入試の概要と対策方法」を紹介します。

青山学院大学は、明治大学、立教大学、中央大学、法政大学と並んでMARCH(マーチ)と呼ばれています。学部によって異なりますが、偏差値が全体的に高く、毎年多くの受験生に人気の大学です!

それでは、詳しくみていきましょう。

青山学院大学帰国生入試とは

青山学院大学では、帰国生向けの入試が実施されています。

正式には、海外就学経験者入学者選抜という名称です。

海外に居住し、外国における正規の学校教育を受けた者を対象とする入学者選抜制度を指します。

全ての学部で帰国生を募集しているわけではなく、文学部、法学部、国際政治経済学部、理工学部で入試が実施されています。

入試の概要

2024年度の入試の概要は、下記の通りです。

国際政治経済学部のみ、第一次審査と第二次審査が実施されます、また、学部によって日程が異なるため、注意が必要です。

<文学部>

  • 募集人員:若干名
  • 選考方法:書類審査、日本語・日本文学(古典を含む)、面接
  • 出願期間:2023年9月4日(月)~9月7日(木)
  • 試 験 日: 2023年10月7日(土)
  • 合格発表日: 2023年10月23日(月)
  • 入学手続締切日: 2023年11月6日(月)

<法学部>

  • 募集人員:5名
  • 選考方法:書類審査、小論文、面接
  • 出願期間:2023年9月4日(月)~9月7日(木)
  • 試 験 日: 2023年10月7日(土)
  • 合格発表日: 2023年10月23日(月)
  • 入学手続締切日: 2023年11月6日(月)

<国際政治経済学部>

  • 募集人員:若干名

【第一次審査】

  • 選考方法:書類審査(外国語能力)
  • 出願期間:2023年9月1日(金)〜9月4日(月)
  • 合格発表日: 2023年9月22日(金)

【第二次審査(第一次審査合格者のみ)】

  • 選考方法:小論文(日本語)、 面接(書類審査含む)
    * 面接は英語での質疑が一部含まれます。
  • 試 験 日:2023年10月7日(土)
  • 合格発表日:2023年10月23日(月)
  • 入学手続締切日:2023年11月6日(月)

<理工学部>

  • 募集人員:若干名
  • 選考方法:書類審査、独自テスト(理科と数学)、面接
    ①理科(物理または化学選択、ただし物理科学科は物理のみ、化学・生命科学科は化学のみ)
    ②数学 面接
  • 出願期間:2023年9月19日(火)~9月22日(金)郵送必着
  • 試 験 日:2023年10月28日(土)
  • 合格発表日:2023年11月13日(月)
  • 入学手続締切日:2023年11月27日(月)

独自テストの理科は、物理または化学選択、ただし、物理科学科は物理のみ、化学・生命科学科は化学のみです。

上記選考方法に加え、IELTSまたはTOEFL iBT®のスコアも合否判定に使用しますので、できるだけテストした方が良いでしょう。

全学部において、入学手続締切日までに入学金を除く学費等についての延納(入学申込手続)を希望した人の入学完了手続締切日は、2024年1月19日(金)郵送必着ですので注意してください。

出願条件

出願条件も学部によって異なるため、注意が必要です。

<文学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件

<法学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

<国際政治経済学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

<理工学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件

要件の詳細については、下記をご覧ください。

必要な英語資格

英語資格が必要な学部は、法学部と国際政治経済学部です。

詳細は次の通りです。

<法学部>

法学部では、以下のうちいずれかのスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • TOEFL iBT:61点以上
  • TOEIC®L&R:590点以上
  • IELTS OA:5.0以上
  • 実用英語技能検定:準1級以上

<国際政治経済学部>

国際政治経済学部では、以下のうちいずれかのスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • TOEFL iBT:61点以上
  • IELTS OA:5.0以上
  • 実用英語技能検定:準1級以上

これらの英語資格は、出願書類提出期間末日より2年以内に取得したものでなければなりません。

TOEFL iBTは、Home Edition、TOEFL iBTⓇ Special Home Editionを含みます。IELTSは、Academic Module、Computer-delivered IELTSを含みます。実用英語技能検定は、従来型、英検S-CBT、英検CBT、英検2020 1day S-CBT、英検S-Interview、英検2020 2days S-Interviewのいずれかです。

帰国生入試の対策方法

帰国生入試の対策方法としては、次のようなものが挙げられます。

TOEFLまたはIELTS

TOEFL61またはIELTS5.0が基準となっています。

スコアを早く満たすという観点では、IELTS5.0の方が容易だといえます。私が見ている生徒を参照にすると、TOEFL61はおよそIELTS5.5と同等のレベルです。

TOEFLは、問題の半分以上にリスニングがか関わるテストです。リスニングに苦手意識がある人は、対策に時間がかかります。また、スピーキングが対面ではなく、パソコンに話しかけるタイプと独特の形式です。

IELTSは、イギリス英語を中心としたテストです。TOEFLと違い、スピーキングセクションは、対面形式です。人と話すのが好きな方などには相性が良いでしょう。

どちらのテストも、テストの問題のレベルは英検の一級よりも難しく作られています。一方で、TOEFL61やIELTS5.0は、英検凖一級程度の力がある人は到達可能です。

テストですので、人により相性があります。第一ステップとしては、双方の模擬テストに回答してみることをオススメします。回答することで、初めてわかることが多くあります!

小論文

帰国生入試で小論文が試験科目として必要なのは、法学部と国際政治経済学部です。

どちらの学部においても、各分野の専門知識が必要不可欠です。

さらに、問題に対する自分の意見を論理的に述べ、客観的な視点も踏まえて文章を書くという意識が大切です。

ポイントを抑えて、起承転結を意識しながら書き進めていきましょう。

面接

面接は文学部、法学部、国際政治経済学部、理工学部の全学部で必要です。

特に、国際政治経済学部の面接では、英語での質疑が一部含まれるため事前に準備しておいてください。

なぜ帰国生として青山学院大学に入学したいのか、志望理由をしっかり考えておきましょう。

また、希望する学部の知識も身に付けておくことが重要です。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 帰国生入試は4学部で実施
  • 法学部と国際政治経済学部で英語資格が必要
  • TOEFL61、IELTS5.0から出願可能

青山学院大学「帰国生入試」の概要と対策方法は理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より青学での学生生活をする実感をえられるのではないでしょうか。

帰国生の方がよく受験される大学は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

小論文や面接の対策はもちろん大切ですが、受験の最初の第一歩は、英語の資格試験のスコアを満たすことです。

英語のスコアを取得しないことには、出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は多くの帰国生の方に、大学受験のサポートやTOEFL(IELTS)を専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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