医学部編入に必要なTOEFLとTOEICの基準値と対策を紹介

医学部編入に必要なTOEFLとTOEICの基準値と対策を紹介

こんにちは!SOLOのルークです。

弊社では、受験生の方にIELTSやTOEFLを教えています。

この記事では、「医学部編入に必要なTOEFLとTOEICの基準値と対策」を紹介します。

TOEFLは、世界基準の英語テストです。世界最大の教育測定機関”ETS”が、英語圏の大学への入学を目指す人の英語力を測るために開発しています。

日本では”ETS Japan”が窓口になっており、1964年から実施されています。

TOEICも同様に、ETS社により作成されています。英語のコミュニケーション能力を判定するテストとして、世界160カ国で実施されています。

どちらのテストも、スコアの有効期限は2年間です。

TOEFLもTOEICも、医学部編入の際にスコアを利用できる大学があります。

詳しく見ていきましょう。

医学部編入に英語試験が必要な大学

医学部編入においては、ほとんどの大学で英語試験が必要です。

学部入試よりも、英語の重要性が高いです。

これは、筆記試験がほとんどの大学で英語と自然科学の2科目しかないためです。

英語力を測る方法としては、主に3つのパターンがあります。

1つ目は試験会場での受験、2つ目は外部試験のスコアの提出、3つ目は試験会場での受験と外部試験のスコアの提出です。

大学によって英語試験を実施する方法が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

ここでは、医学部編入に英語試験が必要な大学を紹介します。

TOEFLが使用可能な大学と基準値

TOEFLが使用可能な大学と基準値は、下記の通りです。

【弘前大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-iBTのスコア提出

【東京医科歯科大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-PBT:550点以上
  • TOEFL-iBT:80点以上

金沢大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-iBTスコアの提出

【岡山大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-iBT:60点以上

TOEICが使用可能な大学と基準値

TOEICが使用可能な大学と基準値は、下記の通りです。

【香川大学医学部学士編入2年次】

  • TOEIC:600点以上

両テストが使用可能な大学と基準値

両テストが使用可能な大学と基準値は、下記の通りです。

【北海道大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-PBT:530点以上
  • TOEFL-iBT:71点以上
  • TOEIC:680点以上

【大阪大学医学部学士編入2年次】

  • TOEFL-iBTスコアの提出
  • TOEFL-PBTスコアの提出
  • TOEICスコアの提出

TOEICもTOEFLも、基本的に2年以内に受験したものである必要があるため、注意しましょう。

詳しくは下記をご覧ください。

医学部編入に必要な英語対策

TOEFL iBT対策

医学部編入では、TOEFLを活用できる大学が数多くあります。

最も基準値が低いのが、岡山大学医学部編入の60点です。最も高いのが、東京医科歯科大学編入の80点です。

60点を目指す場合と、80点を目指す場合では対策が異なります。

60点を目指す場合は、スピーキングとライティングに特化して練習をするのがオススメです。

採点基準の関係で、スピーキングとライティングは、18点程度までは取得しやすくなっているためです。

小さな文法エラーを恐れないことがポイントです。たくさん話すこと、書くことを意識して練習してください。

60点到達には、「アウトプット量」が最も大切なポイントになります。

一方で、80点を目指す場合は、安定したリーディングとリスニングのスコアが必要です。

TOEFLの問題自体は、英検一級よりも若干難しくできています。

基礎学力がない人は、太刀打ちができないテストです。少なくとも、英検準1級程度の力をつけてから、TOEFL対策を始めることをオススメします。

その上で、リーディングに関しては、TOEFL用の単語を覚えきることで22点程度まで目指すことが可能です。

リスニングは、細い理解を捨てて、全体の話の流れをきちんとメモできるように練習をしましょう。

TOEIC対策

TOEICはリーディングとリスニングの2科目のみです。

難易度も低く対策がしやすいため、TOEICでスコアの提出ができる場合は、TOEFLよりもオススメです。

大阪大学を筆頭に、TOEICを活用できる大学はまだ残されていますが、出願の選択肢としてはねんねん減っている印象があります。

リーディングは、高校の文法をきちんと理解することから始めましょう。その上で、TOEICによく出題される単語を補強してください。

問題数が多いため、練習の時から時間を厳守して解答することで、時間感覚をきちんと掴めるようにしておきましょう。

TOEICは、リスニングセクションの方がスコアが取りやすいです。実際に、受験者の平均点もリーディングより高いです。

リスニングは、ディクテーションを通して記憶できる幅を広げたり、TOEICの音源の真似を通して聞き分けできる音を地道に増やしてください。

書き取れる量が増え、音源の真似が上手にできればできるほど、スコアが上がっていきます!

最後に

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:

  • 医学部編入入試にはTOEFLかTOEICが必要
  • TOEFLの方が難易度が高い
  • TOEICは出願での選択肢が減少傾向

医学部編入に必要なTOEFLとTOEICの基準値と対策は理解できましたでしょうか。

普段から英語に触れている人でない限り、対策には長い時間がかかります。

スコアは高ければ高いほど、入試では有利になります。早め早めに取りかかりましょう。

最後に、弊社は多くの受験生の方に、大学受験のサポートやTOEFLを専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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