国際基督教大学(ICU)の入試概要と受験対策を紹介

国際基督教大学(ICU)の入試概要と受験対策を紹介

こんにちは!SOLOのルークです。

弊社では、受験生の方にIELTSやTOEFLを教えています。

この記事では、「国際基督教大学(ICU)の入試概要と受験対策」を紹介します。

国際基督教大学(ICU)は、日本で最初のリベラルアーツ大学として知られています。学部及び学科は教養学部アーツ・サイエンス学科のみで、その中に31の専修分野が設置されています。

留学制度が充実しており、アメリカやアフリカなど世界中に提携校があります。

それでは、詳しく見ていきましょう。

国際基督教大学(ICU)の入試概要

2023年度の入試の概要は、下記の通りです。

難易度

国際基督教大学(ICU)の教養学部アーツ・サイエンス学科の偏差値は、67.5です。

明治大学政治経済学部が62.5、上智大学総合グローバル学部が65.0ですので、非常に難易度の高い大学であることが分かります。

慶應義塾大学環境情報学部・総合政策学部が72.5、早稲田大学国際教養学部が70.0ですので、早慶と上智大学の間くらいの難易度と言えます。

一般選抜

一般選抜は、A方式とB方式(英語外部試験利用)の2つに分けられます。

出願条件は、下記の通りです。

【出願条件】

<A方式>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件

<B方式(英語外部試験利用>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

募集概要は、下記の通りです。

【募集概要】

<A方式>

  • 募集人員:240名
  • 選考方法:人文・社会科学または自然科学試験、総合教養(ATLAS)、英語(リスニングを含む)
  • Web出願期間:2023年1月6日(金)〜1月19日(木)
  • 出願書類提出期限:2023年1月20日(金)
  • 試 験 日:2023年2月4日(土)
  • 合格発表日:2023年2月13日(月)
  • 入学手続締切日:2023年2月20日(月)

<B方式(英語外部試験利用)>

  • 募集人員:10名
  • 選考方法:英語(外部試験の公式スコアを利用、総合教養(ATLAS)、個人面接(第二次選考)
  • Web出願期間:2023年1月6日(金)〜1月19日(木)
  • 出願書類提出期限:2023年1月20日(金)
  • 第一次選考試験日:2023年2月4日(土)
  • 第二次選考試験日:2023年2月18日(土)
  • 第一次選考結果通知日:2023年2月13日(月)
  • 合格発表日:2023年2月24日(金)
  • 入学手続締切日:2023年3月3日(金)

詳しくは下記をご覧ください。

総合型選抜

総合型選抜では、3つの方式で選考します。具体的には、英語外部試験利用、理数探究型、IB認定校対象の3つです。

出願条件は、選考方法によって異なります。

【出願条件】

<英語外部試験利用>

  • 高等学校卒業等及び海外での就学に関する要件
  • 評定平均値が4.1以上であること

<理数探究型>

  • 高等学校卒業等及び海外での就学に関する要件
  • 全体の評定平均値が4.0以上であること
  • 数学または理科の評定平均値が4.2以上であること

<IB認定校対象>

  • 国際バカロレア・ディプロマ(IB Diploma)取得の要件
  • 国際バカロレア・ディプロマ・プログラムにおいて「日本語 A」(HL・SL いずれか)を履修済みであること

募集概要は、下記の通りです。

【募集概要】

  • 募集人員:約65名(3つの方式の合計)
  • 選考方法:書類選考、オンライン個人面接(理数探究型・IB認定校対象はプレゼンテーションを含む)
  • Web出願期間:2022年9月1日(木)〜9月12日(月)
  • 出願書類提出/アップロード期限:2022年9月13日(火)
  • 第一次選考結果通知日:2022年10月14日(金)
  • 第二次選考結果通知日:2022年10月22日(土)
  • 合格発表日:2022年11月1日(火)
  • 入学手続締切日:2022年11月14日(月)

詳しくは下記をご覧ください。

ユニヴァーサル・アドミッションズ

ユニヴァーサル・アドミッションズは、帰国生向けの入学試験です。具体的には、次の3つの選抜区分の総称です。

  • 4月入学帰国生入学試験
  • English Language Based Admissions (April / September Entry)
  • EJU(日本留学試験)利用選抜(4月/9月入学)

出願条件は、下記の通りです。

【出願条件】

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件

募集概要は、下記の通りです。

【募集概要】

・募集人員:120名
・選考方法:書類選考、オンライン個人面接
・Web出願期間:2022年8月4日(木)〜8月9日(火)
・出願書類提出/アップロード期限:2022年8月10日(火)
・第一次選考結果通知日:2022年9月9日(金)
・第二次選考試験日:2022年9月17日(土)
・合格発表日:2022年9月27日(火)
・入学手続締切日:2022年10月12日(水)

詳しくは下記をご覧ください。

英語外部試験について

英語外部試験は、一般選抜のB方式と総合型選抜で利用することができます。具体的には、下記の英語外部試験の成績証明書が必要です。

<一般選抜B方式>

  • IELTS (アカデミック・モジュール):6.5以上
  • TOEFL iBT:79以上
  • Cambridge English Qualifications:175以上
  • GTEC CBT:1300以上

詳しくは下記をご覧ください。

<総合型選抜>

  • IELTS (Academic Module)
  • TOEFL iBT
  • 英検(4技能・CSEスコアを含む/合格したものに限る)
  • Cambridge English Qualifications(合格したものに限る)
  • GTEC(4技能版)

詳しくは下記をご覧ください。

国際基督教大学(ICU)の受験対策

国際基督教大学(ICU)の受験対策としては、次のようなものが挙げられます。

一般選抜- A方式

一般選抜のA方式の試験科目は、下記の通りです。

  • 人文・社会科学または自然科学
  • 総合教養(リスニング含む)
  • 英語(リスニング含む)

「人文・社会科学」は、人文・社会科学の領域から選ばれたテーマについての資料を熟読し、それに関する設問に解答します。

課題として与えられた資料の内容を体系的に理解し把握する力、論理的に推理・思考する力、さらに資料で与えられた知識や原理を応用する力、資料の内容をもとに新しいことを推測する創造力をテストするものです。

「自然科学」は、数学、物理、化学、生物のそれぞれの分野から出題され、受験生は試験時にその中から2分野を選択して解答します。出題範囲は下記の通りです。

  • 数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学 A、数学 B(数列、ベクトルのみ)
  • 物理:物理基礎、物理
  • 化学:化学基礎、化学
  • 生物:生物基礎、生物

「総合教養(リスニング含む)」は、リベラルアーツの基礎となる人文科学、社会科学、自然科学を統合した学力を判断する総合問題です。

特定のテーマについての講義を聴き、その内容およびそれに関連する論述や資料に関する設問に答えます。

「英語(リスニング含む)」は、英語で書かれた資料を読み、それに関連した問題に答える形式の読解の試験と、スピーカーから流れる短い講義を聴いて、正答を選ぶ形式のリスニングがあります。

対策としては、基礎知識を身に付けたら、過去問を中心に解答のプロセスを暗記できるまで解くようにしましょう。

特に英語に関しては、日頃から時間を測ってリーディングを行い、様々なパターンのリスニング問題に慣れておくのが良いでしょう。

英語外部試験対策

現在、ICUでは一般選抜B方式と総合型選抜にて、英語外部試験が活用されています。

B方式では、TOEFL79、またはIELTS6.5が出願に必要です。総合型選抜では基準値が公開されていません。

注意点としては、上記の値はあくまで出願の最低要件だということです。

毎年多くの受験生を見ていますが、合格者のほとんどはTOEFL100近くかIELTS7.0程度を取得しています。

目標は高めに設定して、対策をしておくと良いでしょう。

英語に自信がない方などは、まずは英検準一級の取得を目指すと良いでしょう。

TOEFLやIELTSは、英検一級よりも若干難しいテストです。したがって、英検準一級程度の力がないと、そもそも対策が困難です。

TOEFLやIELTSは、四技能試験です。一気に、全ての技能対策をしようとするのは大変です。

そこで、個人的にオススメは、最初は2技能に絞って攻略をするというものです。

「得意な2つのセクションを伸ばしきる」と言い換えても良いでしょう。

TOEFL79やIELTS6.5は、得意なセクションを伸ばしきることで取得をすることも可能です。

そこから先、より高いスコアを目指したい人は自分が苦手な技能の攻略も必要です。

とはいえ、スピーキングやライティングは、リーディングやリスニングと比べて独学が困難です。

特に得意なセクションがない方などは、リーディングとリスニングに集中すると良いでしょう。

TOEFLやIELTSは難しいです。ほとんどの方が、対策に半年-1年程度かかります。できれば、高校1年生のうちに英検を終え、2年生以降はTOEFLやIELTSに移行するスケジュール感で進めてください!

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • 国際基督教大学(ICU)入試には3つの選抜方式がある
  • 出願する際に英語外部試験の結果を活用できる
  • TOEFL79、IELTS6.5から出願可能

国際基督教大学(ICU)入試の概要と対策方法は理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみてください。

国際基督教大学(ICU)で充実した生活を送るためにも、しっかり勉強に取り組みましょう。

帰国生の方がよく受験される大学は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

小論文や面接の対策はもちろん大切ですが、受験の最初の第一歩は、英語の資格試験のスコアを満たすことです。

英語のスコアを取得しないことには、出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は多くの受験生の方に、大学受験のサポートやTOEFL(IELTS)を専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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