同志社大学「帰国生入試」の概要と対策方法を紹介

同志社大学「帰国生入試」の概要と対策方法を紹介

こんにちは!SOLOのルークです。

弊社では、帰国生の方にIELTSやTOEFLを教えています。

この記事では、「同志社大学の帰国生入試の概要と対策方法」を紹介します。

同志社大学は、関西の私立大学の中でも難易度の高い大学です。1920年に発令された大学令によって、日本国内で初めて大学として認可された私立8大学の1つとして知られています。

キリスト教の教育者であった新島襄が設立した大学ですので、建物が西洋風であることが特徴的です。それでは、詳しくみていきましょう。

同志社大学帰国生入試とは

同志社大学では、帰国生向けの入試が実施されています。正式には、海外修学経験者入学試験という名称です。

この試験が実施されているのは、スポーツ健康科学部のみです。しかし、他にも「国際教育インスティテュート入学試験」と「AO入試」という帰国生向けの試験があります。

「国際教育インスティテュート入学試験」は国際教養コースで実施され、「AO入試」は商学部、文化情報学部、生命医科学部、スポーツ健康科学部で実施されます。同志社大学は他の大学と比較すると、帰国生が入学するチャンスが多いと言えます。

入試の概要

2024年度の入試の概要は、下記の通りです。帰国生向けの試験は3つありますので、試験ごとに詳細を確認する必要があります。

【海外修学経験者入学試験】

<スポーツ健康科学部>

  • 募集人員:若干名
  • 選考方法:書類審査、小論文試験、面接審査
  • 出願期間:2023年9月29日(金)~10月10日(火)
  • 試 験 日: 2023年11月18日(土)(小論文は10:30〜11:30、面接は13:00〜)
  • 合格発表日: 2023年12月2日(土)
  • 入学手続締切日: 2024年1月9日(火)(第1次)、2024年3月11日(月)(第2次)

詳しくは下記をご覧ください。

【国際教育インスティテュート入学試験】

国際教育インスティテュート入学試験では、2024年4月入学と2024年9月入学の2つの入学時期があります。入学時期によって詳細が異なるため、注意してください。

<国際教養コース・2024年4月入学>

  • 募集人員:1年次入学・50名、3年次転入学及び編入学・若干名(4月入学と9月入学の合計人数)
  • 選考方法:書類審査、口頭試問
  • 出願期間:2023年8月1日(火)〜9月7日(木)
  • 第一次選考合否通知発送日: 2023年10月20日(金)
  • 試 験 日: 2023年11月2日(木)または11月4日(土)
  • 合格発表日: 2023年11月24日(金)

<国際教養コース・2024年9月入学>

  • 募集人員:1年次入学・50名、3年次転入学及び編入学・若干名(4月入学と9月入学の合計人数)
  • 選考方法:書類審査、口頭試問
  • 出願期間:2024年1月15日(月)〜2月29日(木)
  • 第一次選考合否通知発送日:2024年4月12日(金)
  • 試 験 日:2023年4月18日(木)、4月20日(土)または5月11日(土)
  • 合格発表日:2024年5月24日(金)

詳しくは下記をご覧ください。

【AO入試】

<商学部>

  • 募集人員:10名
  • 選考方法:小論文、面接(プレゼンテーション含む)
  • 出願期間:2023年9月1日(金)~9月7日(木)
  • 第一次選考合格者発表日:2023年10月6日(金)
  • 試 験 日:2023年10月28日(土)
  • 合格発表日:2023年11月9日(木)
  • 入学手続締切日:2023年12月4日(月)(第1次)、2024年3月11日(月)(第2次)

<文化情報学部>

  • 募集人員:15名
  • 選考方法:面接(プレゼンテーション含む)および口頭試問
  • 出願期間:2023年9月1日(金)~9月7日(木)
  • 第一次選考合格者発表日:2023年10月6日(金)
  • 試 験 日:2023年10月21日(土)
  • 合格発表日:2023年11月9日(木)
  • 入学手続締切日:2023年12月4日(月)(第1次)、2024年3月25日(月)(第2次)

<生命医科学部>

  • 募集人員:2名
  • 選考方法:面接および口頭試問
  • 出願期間:2023年9月1日(金)~9月7日(木)
  • 第一次選考合格者発表日:2023年10月6日(金)
  • 試 験 日:2023年10月14日(土)
  • 合格発表日:2023年10月6日(金)
  • 入学手続締切日:2023年12月4日(月)(第1次)、2024年3月25日(月)(第2次)

<スポーツ健康科学部>

  • 募集人員:4名
  • 選考方法:小論文、面接(プレゼンテーション含む)
  • 出願期間:2023年9月1日(金)~9月7日(木)
  • 第一次選考合格者発表日:2023年10月6日(金)
  • 試 験 日:2023年10月15日(日)
  • 合格発表日:2023年11月9日(木)
  • 入学手続締切日:2023年12月4日(月)(第1次)、2024年3月11日(月)(第2次)

詳しくは下記をご覧ください。

出願条件

出願条件も学部によって異なるため、注意が必要です。

【海外修学経験者入学試験】

<スポーツ健康科学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること
  • 各種競技においてスポーツ経験があること

詳しくは下記をご覧ください。

【国際教育インスティテュート入学試験】

<国際教養コース>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

詳しくは下記をご覧ください。

【AO入試】

<商学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

<文化情報学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

<生命医科学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

<スポーツ健康科学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 英語検定の成績が一定水準を超えていること

詳しくは下記をご覧ください。

必要な英語資格

英語資格が必要な学部があります。詳細は次の通りです。

【海外修学経験者入学試験】

<スポーツ健康科学部>

スポーツ健康科学部では、以下のうちいずれかのスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • TOEFL iBT®:68点以上(Test Dateスコアのみ可。My BestTMスコアは認めない。)
  • TOEIC®LISTENING AND READING:650点以上(TOEIC®LISTENING AND READINGテスト(IP))は対象としない)。
  • IELTS(アカデミック・モジュール):5.5以上

※2023年度入試ではTOEFL iBT® Home Edition(TOEFL iBT® Special Home Edition)で取得したスコアも利用可能。

詳しくは下記をご覧ください。

【国際教育インスティテュート入学試験】

<国際教養コース>

国際教養コースでは、以下のうちいずれかのスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • TOEFL iBT®:85点以上
  • IELTS Academic:6.5以上
  • Duolingo English Test:120以上
  • ACT Combined English/Writing (Writing Test Score):22以上
  • New SAT Reading Test:28以上、Writing & Language Test:29以上

詳しくは下記をご覧ください。

【AO入試】

AO入試で英語資格が必要なのは、商学部のみです。

  • TEAP(4技能パターンのみ):280点以上(TEAP CBT不可)
  • TOEFL iBT®:70点以上(TOEFL ITP®テスト不可。Test Dateスコアのみを出願スコアとして活用。(MyBest™スコアは活用しない)
  • IELTS(アカデミック・モジュール):5.5以上
  • TOEIC®LISTENING AND READINGテスト:650点以上(TOEIC®LISTENING AND READINGテスト(IP)不可)

詳しくは下記をご覧ください。

帰国生入試の対策方法

帰国生入試の対策方法としては、次のようなものが挙げられます。

TOEFLまたはIELTS

TOEFL61またはIELTS5.0が基準となっています。

スコアを早く満たすという観点では、IELTS5.0の方が容易だといえます。私が見ている生徒を参照にすると、TOEFL61はおよそIELTS5.5と同等のレベルです。

TOEFLは、問題の半分以上にリスニングがか関わるテストです。リスニングに苦手意識がある人は、対策に時間がかかります。また、スピーキングが対面ではなく、パソコンに話しかけるタイプと独特の形式です。

IELTSは、イギリス英語を中心としたテストです。TOEFLと違い、スピーキングセクションは、対面形式です。人と話すのが好きな方などには相性が良いでしょう。

どちらのテストも、テストの問題のレベルは英検の一級よりも難しく作られています。一方で、TOEFL61やIELTS5.0は、英検凖一級程度の力がある人は到達可能です。

テストですので、人により相性があります。第一ステップとしては、双方の模擬テストに回答してみることをオススメします。回答することで、初めてわかることが多くあります!

小論文

小論文が試験科目として設定されているのは、「海外修学経験者入学試験」の”スポーツ健康科学部”、「AO入試」の”商学部”と”スポーツ健康科学部”です。小論文を攻略するための基本的なポイントは、与えられたテーマに対して自分の考えを明確に述べることです。

その際、自分が経験したことや感じたことに基づいて、文章を書き進めていきましょう。前もって過去問で練習しておくのが最適ですが、必ず時間を測って実施しましょう。

面接

面接は「海外修学経験者入学試験」の”スポーツ健康科学部”、「AO入試」の”商学部”、”文化情報学部”、”生命医科学部”、”スポーツ健康科学部”で実施されます。面接を攻略するための基本的なポイントは、結論から話してはっきりとした口調で受け答えすることです。

面接官が聞きたいことを最初に答え、その後詳細について述べるようにしましょう。また、事前に面接の練習を繰り返し行っておくことも大切です。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • 帰国生向けの入試は3種類ある
  • スポーツ健康科学部、国際教養コース、商学部で英語資格が必要
  • TOEFL68、IELTS5.5から出願可能

同志社大学「帰国生入試」の概要と対策方法は理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

同志社での学生生活をイメージして、モチベーションアップに繋げましょう。

帰国生の方がよく受験される大学は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

小論文や面接の対策はもちろん大切ですが、受験の最初の第一歩は、英語の資格試験のスコアを満たすことです。

英語のスコアを取得しないことには、出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は多くの帰国生の方に、大学受験のサポートやTOEFL(IELTS)を専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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