こんにちは!
今回は「TOEFL iBTのリスニング対策でオススメの教材」を各媒体で紹介していきます。
「TOEFLのリスニング対策でどんな教材を使うべきか分からない方」や「今まで使ってきた教材がしっくりこない方」の参考になれば幸いです!
オススメの教材について、よく質問をいただきます。TOEFLのリスニング教材は、インターネット上に出回っていることが少ないので、どうすればいいか分からない方が多いようです!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
TOEFLのリスニング対策にオススメの教材
さっそく結論から述べると、TOEFL iBTのリスニング対策には以下の教材がオススメです:
- 教材1:TOEFL公式問題集(書籍)
- 教材2:Exam English(ウェブサイト)
- 教材3:Voa Learning English(アプリ)
- 教材4:Global News Podcast(ポッドキャスト)
今回紹介するものは、あえて各媒体ごとにピックアップしました。というのも人によって使いやすいと思う媒体は違うと思うので、より自分にあった教材が見つかれば良いと思ったからです。
日常的にアクセスしやすい媒体や、勉強モードに切り替えることができる媒体など、使用場面によって媒体をうまく切り替えることができるというのも学習効率を高めるためにオススメです。
例えば、通学や通勤中はポッドキャストを利用して英語をインプットしたり、しっかりと勉強するときは書籍を使用したり、媒体を変えることで英語にアクセスできる経路を増やすことができます!
それでは、それぞれ説明していきますね。
教材1:TOEFL公式問題集(書籍)
まず、書籍で一番オススメなのは、TOEFL公式問題集です。
理由は以下の通り:
- 本番と同じ形式の問題
- 掲載されている情報が正確
- この1冊を3往復するだけでスコアが伸びる
ETSが公式に出版している情報なので、問題の選定からリスニング音源の音質まで本番に一番近い形式で勉強できるのがオススメのポイントです。
一方デメリットもあります:
- 参考書が大きくて持ち運びにくい
- CDプレイヤーが必要
- 25ドルと価格が少し高め
- Amazonで購入するとIndian Editionが届く
とにかく参考書の問題は、重くて大きくて持ち運びにくいことです。ちょうどバックに入らない絶妙な大きさで、カフェでも場所をとって使いにくい点がオススメできません。
“Indian Edition” と聞くとすこし怪しい気がしますが、内容は本番のテストと変わりません。音声がインド英語なんてこともありませんのでご安心ください!
上記を含めて、こんな人にはオススメかと思います:
- 参考書を持ち運ぶのが辛くない人
- 紙の参考書を解くことが好きな人
- すでに総合スコアが5割以上は取得できている人
内容は本番と同じ形式で、難易度が高いです。TOEFL対策を始めたばかりであったり、英語の基礎力が不足している場合は難しすぎて内容が頭に入らないでしょう。
あくまですでにある程度のスコアを取得できる人が、対策として用いることがいいいと思います。
教材2:Exam English(ウェブサイト)
次に、ウェブサイトで一番オススメなチャンネルは、Exam Englishです。
理由は以下の通り:
- 5つのリスニング問題を無料で解ける
- クリックするだけで回答ができる
- トランスクリプトがついている
紙を用意する必要がなく、ウェブサイトに行けばすぐに問題を解くことができる気軽さがいいですね。
一方デメリットもあります:
- 掲載している問題数が少ない
- 本番形式を忠実に再現した内容ではない
- 解説がない
難易度や問題傾向は本番と近い形式ですが、リスニングの音源は少し本番と違います。本番と同じような形式で勉強したい場合は、あまりおすすめできないでしょう。
上記を含めて、こんな人にはオススメかと思います:
- お金をかけずに独学でTOEFL対策をしたい人
- とにかく英語のリスニング問題を解きたい人
- パソコンで勉強することが苦でない人
スマトーフォンからでも、ある程度みやすいレイアウトになっているので、YouTubeと同じように気がるに勉強することが可能です。
教材3:Voa Learning English(アプリ)
アプリで一番オススメなチャンネルは、Voa Learning Englishです。
理由は以下の通り:
- 毎日更新
- 単語テストなどの解説付き
- トランスクリプトが付き
特徴は、毎日更新されるニュース記事にリスニング音源がついていることです。新しいリスニング教材が、無料で聴けるのは嬉しいですね。
一方デメリットもあります:
- TOEFL本番のような問題はない
- 気軽すぎて勉強しなくなりやすい
あくまでニュースサイトが提供している英語教材なので、TOEFLの類似問題や音源にはアクセスできない点が残念なところ。
上記を含めて、こんな人にはオススメかと思います:
- 毎日勉強できるリスニング教材を求めている人
- 通勤や通学中にリスニング勉強をしたい人
- ニュースを聴くことで何かしらのメリットがある人
先述の通り、あまりにも便利すぎると私たちは逆にやらなくなることが多いです。
ニュースを聞くことを楽しいと思えるなど、何かしらメリットがある人のほうが継続して勉強することができるでしょう。
教材4:Global News Podcast(ポッドキャスト)
最後に、ポッドキャストで一番オススメなチャンネルは、Global News Podcastです。
理由は以下の通り:
- 毎日更新
- Sportifyでも聴くことが可能
- とにかく気軽に聴ける
日本では馴染みのないポッドキャストですが、ラジオやニュースなど幅広いジャンルを気軽に聴くことができるので、世界的には利用者数が多い傾向があります。
特に音楽配信サービスのSportifyでも利用することが可能なので、普段からSportifyを利用している場合、アクセスが非常に楽ちんになります。
一方デメリットもあります:
- トランスクリプトがない
- 聞き流しで終わってしまう
ポッドキャストは便利な反面、聞き流して終わってしまうことが多いです。分からないことを復習しない限り、リスニング力は伸びないのでその点は注意する必要があります。
上記を含めて、こんな人にはオススメかと思います:
- 忙しくて勉強だけをする時間が取れない人
- 雑学や知識を学びつつリスニングを勉強したい人
- TOEFLで総合スコアが6割以上の人
トランスクリプトがないことと、聴き流しで終わってしまうことから、聞き流しだけでも7割以上は理解できるリスニング力が前提としてあるとよいでしょう。
これからリスニング対策を始める人にオススメの教材
上記で紹介した教材はどれも、ある程度リスニングがすでにできている人向けでしたので、これからリスニング対策を始める人にオススメの教材も紹介しますね。
さっそく結論から書くと、以下の教材がオススメです:
- 教材6:Rachel’s English (YouTube)
- 教材7:BBC Learning English – Pronunciation(アプリ)
- 教材8:フォニックス教授の英語発音教室 (ウェブサイト)
上記の教材は全て「発音」に特化した教材です。というのもリスニング対策の一番効率的な勉強方法は、発音を習得することだからです。
自分で英語の音を再現できるようになることで、英語の音声に対して敏感になり、聴き取り能力が大きく向上します。インプットできる英語量も増えるので、学習効率を大きく向上させることが可能です。
TOEFLを受験した先の未来でも、発音は必ずボトルネックになります。相手に伝わる英語を話すためにも、発音は学習初期段階で徹底的に習得することをオススメします!
それでは、それぞれ詳しく説明していきますね。
教材5:Rachel’s English (YouTube)
Rachel’s Englishは、アメリカ英語の発音トレーニングを紹介しているYouTubeチャンネルです。
オススメのポイントは以下の通り:
- 視覚的に分かりやすく音声変化を説明してくれる
- 発音練習用の教材が豊富
- 勉強内容が実用的
音声変化やチャンクを学ぶなら、とても分かりやすく学習効果が高い教材です。
教材6:BBC Learning English – Pronunciation(アプリ)
BBC Learning English – Pronunciationは、BBCが公式で運営している発音指導用の教材です。
オススメのポイントは以下の通り:
- 教材が全て無料でかつ質が高い
- 発音指導に関する動画説明がかなり詳しい
- アプリ版のダウンロードも可能
無料で利用できる教材の中では、一番価値が高いと個人的には思います。アプリでもダウンロードができて、発音以外の教材も配信しているので活用して意味てはいかがでしょう。
教材7:フォニックス教授の英語発音教室 (ウェブサイト)
フォニックス教授の英語発音教室 は、日本語で発音を詳しく教えてくれるウェブサイトです。
オススメのポイントは以下の通り:
- イメージ付きで舌の位置や口の形を詳しく説明
- 情報が簡潔かつ正確
発音を習得するときは、頭で理論を理解してからの方が効率が良いです。このサイトでは、全て口の形をイメージで紹介してくれているので、とても参考になると思います。
最後に
自分の性格や生活リズムにあった学習教材を選ぼう
最後に、今回の記事をおさらいしましょう:
- 自分にあった学習教材を選ぶ
- リスニング力に応じて最適な教材は変わる
- リスニングの基礎は発音から
自分の生活スタイルや、普段からアクセスしやすい媒体などを考慮して自分にあった教材を探してみてください。
教材は簡単すぎても、難しすぎても意味がありません。自分の現状よりも「少し難しい」と感じるものを選定することが重要です。
少し難しい問題を解くことで、脳に適切な量の負荷がかかり記憶に定着しやすくなります!そのためには、自分の現状を正しく理解することが重要です。過大評価しすぎても、過小評価しすぎても意味はありません!
客観的に自分の現状を分析して、適切なレベルの教材を選ぶようにしましょう。
何かTOEFLに関して困っていることがあれば、気軽にコメントや連絡してください!