こんにちは!
今回の記事では「ウォーリック大学の概要と留学方法」を紹介します。
「ウォーリック大学の情報が気になる人」や「留学方法を詳しく知りたい方」などの役に立てば幸いです。
ウォーリック大学は、ITやビジネス学科を専攻する留学生の間で人気です。ロンドンまでアクセスが良い程よい都市ですので、静かな環境で勉学に励みたい人にオススメです!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
ウォーリック大学 概要まとめ
基本情報
まずは、ウォーリック大学の基本的な情報を見てみましょう:
都市 | コヴェントリー |
生徒数 | 21,777人 |
男女比率 | 51:49 |
留学生比率 | 41% |
コース期間 | 3年 |
合格率 | 約14% |
出願資格(英語) | TOEFL 92点- / IELTS6.5- |
世界ランキング | 61位 |
国内ランキング | 9位 |
雇用主の評価(卒業後) | 90.8/100 |
ウォーリック大学は「2030年までに世界でも類まれな大学の1つとなり、地域、国、世界の変革に貢献する」という戦略を掲げ運営されています。
1965年設立と新しい大学にも関わらず、世界ランキングでも高い評価を受けており、受験者数の多い人気の大学です。一方で、直接進学における合格率は低く、入学の難易度が高い難関校となっています。
現在、2万人強の学生が在籍していますが、男女比率は均衡がとれています。留学生の数は全体のおよそ40%と、イギリスの大学の中では平均的です。
ウォーリック大学のウェブサイトには、「我々はあらゆる差別を許さない、そして全員に快適な学生生活を保証する」と書かれています。こういった宣言は、異国の地で学ぶ留学生には安心ですね!
学費と奨学金
ウォーリック大学の2021年度の学費と奨学金を確認してみましょう :
学費(年) | £21,220-27,060 |
卒業までの概算総費用 | £108,660-126,180 |
奨学金(年) | £2,000 – 全額 |
- 参照元 : Tuition Fee
年間の学費は、2021年6月現在のレートで年間330-420万円強です。生活費込みの卒業までの費用は、およそ1,700-1,950万円です。医学部は、2年次より学費が£43,170(約670万円)に上がりますので注意してください。
奨学金に関してですが、ウォーリック大学では日本人の学生も申請できる奨学金が用意されていますので、ウェブページからご確認ください。成績が非常に優秀で、親の所得が低い場合に申請条件を満たせます。
世界ランキングの推移
ウォーリック大学の世界ランキングの推移を確認してみましょう :
2017 | 57位 |
2018 | 54位 |
2020 | 62位 |
2021 | 62位 |
2022 | 61位 |
世界大学ランキングは、論文引用・研究・授業・将来の展望・卒業後の収入から算出されています。
直近の世界ランキングはいずれも54-62位、英国内では9位を保持しています。
学部紹介
続けて、ウォーリック大学が設置している学科を確認してみましょう :
- 歴史
- 比較文化
- メディア社会政策
- 演劇
- 現代語学
- 持続開発学
- 化学
- コンピューターサイエンス
- 工学
- 生命科学
- 数学
- 物理
- 心理学
- 統計学
- 生物学
- 医学
- 応用言語学
- 経済学
- 教育
- 法学
- 哲学
- 政治学&国際研究
- 社会学
- ビジネススクール
学部課程は、「文学部、医学部、科学学部、社会科学学部」の4つに分かれています。各学部の中に、上記の学科が提供されています。
世界ランキングで評価の高い学科は「数学、統計、英文学、ビジネス、経済、歴史、社会科学とマネジメント、哲学、金融」です。
弊社からウォーリックを志望される方は、コンピュータサイエンスなどのIT系、またはMBAコースを志す社会人が多いですね!
大学のロケーション
次に、ウォーリック大学が位置するロケーションをみてみましょう:
ウォーリック大学のキャンパスは、イギリス中心部のコベントリーに位置しています。自然に囲まれた田舎での生活になります。
留学中の滞在先は、学生寮とアパートから選択できます。バス・トイレ付き、またはバス・トイレ共用から予算によって選べるようになっています。
ウォーリックでは、入寮申込期日までに申込書を提出した留学生全員に、学内の学生寮への入居が保証されています。
ロンドンまでは電車でおよそ1時間です。平日は静かな環境で学業に集中し、週末はロンドンライフを楽しむことも可能です!
ウォーリック大学の留学方法
進学要件
ウォーリック大学の進学要件は、以下になります:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5-8.0 | 6.5-8.0 |
TOEFL | 92点-113 | 92点-113 |
GPA (出願最低値) | 5段階4以上 | 3.0以上 |
規程テスト | A Levels: Minimum of three A-levels IB : 詳細なし | N/A |
ウォーリック大学に入学のためには「英語の資格・GPA(成績)・規程テスト」の3点の準備が必要になります。
学科により求められるIELTS(TOEFL)のスコアが大きく変わるため、ウェブサイトより確認が必要です。ほとんどの学科では、IELTS6.5または7.0にて進学が可能です。
修士では規定テストはありませんが、MBAと金融の博士課程においてはGRE(GMAT)のスコア提出が必要になります。
ファウンデーションコース
ウォーリック大学には、海外からの志願者のためにファウンデーションコースが用意されています。
ファウンデーションコースとは、大学に進学する前の準備コースに当たります。上記の直接進学の条件が満たせない方や、入学後授業についているか不安な方が利用します。
ウォーリック大学のファウンデーションコースに通うと、
- 人文
- 生物化学 / 心理学
- ビジネスマネジメント
- コンピューターサイエンス
- 経済
- 工学
- 金融
- 法学 / 政治学
- 数学 / 統計
- 社会科学
のいずれかの学科に進学が可能です。
自由に学部を選びたい方は、A Levelsのスコア提出をして直接進学をする必要があります。そうでない方は、ファウンデーションコースから進学するのも一つの手ですね!
進学条件
ファウンデーションコースの進学要件は、以下になります:
資格 | IFP |
IELTS(UKVI) | IELTS 6.0 (各5.5以上) |
TOEFL | 82点 |
GPA (出願最低値) | 5段階4.0以上 |
ファウンデーションコース入学のためには「英語の資格・GPA(成績)」の2点の準備が必要になります。
直接入学するのに比べて、要求されるIELTSのスコアが下がります。一方で、高校の成績は直接進学の際と同様に4.0以上が必要です。
進学準備の流れ
参考までに、学部進学の流れを共有しておきます。
- IELTS(TOEFL)のスコアメイク
- A Levels受験
- 推薦書(1通)
- 志望動機書
あくまで上記はオススメの順番ですので、先にA Levelsの対策をしても問題はありません。
どちらにせよ、大学受験以上のより高度な英語力を身につける必要があります。英語のスコアメイクができたら、推薦書と志望動機書を同時に準備して出願します。
出願時期
ウォーリック大学は、以下のように3期制です。
- 1期:9月下旬-12月中旬
- 2期:1月中旬-3月中旬
- 3期:4月下旬-7月上旬
出願は、ウォーリック大学のウェブサイトではなく、UCASという外部機関から行います。UCASは、英国の大学の申請プロセスを運営しています。
ウォーリック大学への出願は、9月から1月15日にかけて可能です。例えば、2022年9月入学の場合は、2021年の9月から出願が可能です。
その際、高校3年時の2学期と3学期の成績は、後ほど提出するようになります。合格後に成績が下がってしまうと、取り消しになることもあるので気をつけましょう。
学部進学を目指している人は、どんなにおそくとも高校3年の秋頃までにはIELTS(TOEFL)とA Levels(SAT)のスコアが揃っている必要があります。
可能であれば、進学のための必要最低限の英語の資格は高校2年の間に取得してしまうことが理想です。3年生では入学後のエッセイの書き方、奨学金の申請、志望動機書などに時間を使うと良いかと思います!
まとめ
機会提供の平等を大切にした名門大学
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 世界大学ランキング61位
- 年間の学費は330-420万円
- IELTS6.5 or TOEFL92点から留学可能
ウォーリック大学では、 現地のイギリスの学生、留学生、男女問わず、平等な機会を与えられて安心した留学生活が送れることをサポートしてくれます。
興味がある場合は、キャンパスツアーをみてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
ウォーリックのここがオススメ
私が思うウォーリック大学のおすすめのポイントは以下です。
- キャンパス内で生活が完結
- ロンドにアクセスが良い
- 独自の採用機関がある
キャンパス内には、コンサートホールや劇場、映画館、ギャラリーを兼ね備えており小都市のようになっています。
また、スーパーマーケット、銀行、郵便局、薬局、書店、美容院が揃うショッピングスポットなどがキャンパス内にあり、生活が全て学内で完結します。
キャンバスがあるコベントリーはイングランドで8番目の都市で、田舎過ぎず程よい都会です。ロンドンへも日帰りで旅行が行けるため、学業が本業の学生にとっては最適な街だと言えるでしょう。
最後に、ウォーリック大学の魅力的なポイントとして、大学が窓口となって就職の支援をしていることを挙げたいと思います。
具体的には、キャリアフェアなどを通して地元の企業とのマッチングであったり、インターンシップの斡旋を行っています。
就職予備校でないにも関わらず、学生の卒業後にきちんと注意を払い支援をする大学は素晴らしいと私は思います!
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
入学に必要なIELTSやTOEFL対策でお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。