こんにちは、SOLOのルークです!
IELTSを専門的に教えています。
今回の記事では、「IELTSスピーキングで一番大切なパート」について紹介していきます。
評価自体は各パートごとではなく全パート総合でされます
目次:
一番大切なパート
IELTSのスピーキングは全3つのパートで成り立っています。 試験時間はおよそ15分になります。
- パート1: 自己紹介 / 日常会話
- パート2: 1-2分間のスピーチ
- パート3: 抽象的な質問に意見展開
全パート共通して4つの評価項目から判断されます。
- (FC): 流暢さと一貫性 25%
- (LR): 語彙力 25%
- (GR): 文法 25%
- (PR): 発音 25%
各パートごとに評価をされるわけではなく、 全パート総合して一つのスコアを算出されます。
結論としては、 大切なのは以下の順です。
- パート1
- パート2
- パート3
英語力が高い人も低い人も対策すべき順序は同じです。
何のサプライズもありませんでした…すいません。
パート1について
パート1は一番最初に対策すべき理由を説明します。
CEFRという6段階に分かれた言語運用能力を示す指標をみると分かりやすいです。
初級、中級者であるA2、B1に書かれて内容をみてください。
自分のこと、身の回りのことについて英語で話せるかどうかについて記載されています。
試験官はまずCEFRのA2-B1レベルを受験者がクリアしているかの判断でパート1を行なっているのです。
高スコアを狙っている人で気をつけたいのは、パート1をおろそかにすることです。 例えば問いに対して、
- Yes, i do.
- No, i don’t think so.
といったように1文しか答えないパターンです。これではB1に達しているかどうか試験官は分かりません。
できれば3文ほど答えることがベストです。きちんと試験官に基本的なやり取りが英語でできることを証明して下さい。
仮にパート1が完璧に話せても、パート2や3でこけると高スコアはとれなくなっています!
パート2について
次にパート2を対策すべき理由は、パート2の終わりでおおよのスコアが弾き出されるからです。
パート2でしくじってパート3で挽回するのは難しいのです。
パート2は全セクションで唯一続けて長い文章 話し続けるパートになっています。
スピーチにおいて試験官が着目しているのはFC「流暢さ」のパートです。
流暢に長い文章を話し続ける事ができるかどうかが一番のカギになります。
続けて話すためにはスピーチの型を覚えておくと便利です。
- 導入
- 過去
- 描写
- 意見
- 未来
語彙と文法(構文)はパート3での主な判断基準になりますか、パート2でも「型」を使用することで上手に証明することができます。
- 描写のパート: 様々な語彙、構文
- 意見のパート: イントネーション
- 過去のパート: 文法の時制
- 未来のパート: 文法の時制
パート3について
全パートで最後に対策すべきなのが、難易度が最も高いパート3です。
CEFRの中上級者のB2、C1の描写を見てみましょう。
幅広い分野に関しての自分の意見表明ができることが記述されていますね。
試験官は、受験者がB2、C1に到達しているか見極めるためにパート3を行います。
特に語彙と文法(構文構築能力)に着目して質問をしてきます。
パート3では完璧を目指さずに失速しないことを目標とすべきです。
ポイントとしては以下3点をセットで述べることです。
- 自分の意見
- 理由
- 例
パート3は英語ができる人でも怖いパートですよね。
最後に
IELTSに関する、対策記事は全て以下にまとめていますので、必要な人は参考にしてください。
- 参照: IELTS対策 まとめ
最後に、弊社はオンラインでIELTSを専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。