こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
IELTSやTOEFLのスピーキングの「アイデアの出し方」を紹介します。
考えたこともない問がきても嘘をつく必要はないです
目次:
アイデアの出し方
IELTSやTOEFLの対策としては共通して大切なことがあります。
IELTSだと評価基準の半分を占める発音と流暢さを磨くであったり、TOEFLだとアイデアと理由と例の3点セットで話すといったようなものです。
いろんな個人ブロガーの人から学校の先生までそうおっしゃっています。それは評価基準から考えても妥当です。
一方で、突然考えたこともないようなことを聞かれて、固まってしまう場合の対策についてはあまり話をききません。
アイデアがない場合
この、そもそも話すアイデアがでない場合はどうすれば良いのか?
私に相談が来るぐらいなので、多くの人が悩んでいるはずです。
例: How much freedom should parents give to their teenagers?
このような答えがない、しかも通常生きていて考えたことがない問がIELTSパート3、TOEFLタスク1では多々出題されます。
よく言われる無責任なアドバイス(ごめんなさい)は、「IELTSやTOEFLは嘘をついていいんだ、話をでっちあげれば良い」と言ったものです。
世の中には瞬時に嘘がつける人はそんなに多くないのですよね
話せない理由
IELTSやTOEFLのスピーキングにおいて「話せない理由」を整理しておきましょう。主に2パターンあります。
- 考えたことが口から出てこない
- そもそも問に対する考えがない
一つずつ詳しく見ていきましょう
口から出てこない
考えたことが口から出てこないというのはおそらく「英語力」の問題です。考える行為を日本語でしていて、意見は頭の中にあるけど瞬時に英語にできない人たちです。
IELTSやTOEFLに向き合っている人は英語が全くできないことはないかと思いますが、それでも英語で思考ができるレベルの人は少ないでしょう。
また日本で教育を受けてきた人たちならば瞬間翻訳を頭の中でしているはずなので、それができないというのは単純に英単語、フレーズがたりないのだと推測されます。
問に対する考えがない
考えたことがない、背景知識がないことは話せません。先日のIELTSパート3で出題された問を見てみましょう。
問: Should the government regulate social media?
おそらくこの問に対して考えたことがある人というのは少ないと思います。
こういった問に答えをでっち上げられない人はどうすれば良いのでしょうか。
母語でもスラスラと答えられる人は少ないはずです
対策1. 自分の経験に紐づける
一番有効な方法としては自分の経験に紐づけてしまうことです。
上記の問を通して例を見てみましょう。
問: 政府はSNSの規制をすべきか?
答え: 規制すべきでない
理由1: 私自身、政府からも親からもSNSの規制を受けたことはない。それで不便をしたことはないし、むしろ情報を自分で取捨選択できて良かった。
理由2: 政府に規制をする権利はない。SNSが嫌な人は自分でみなければ良いだけであって、第三者が介入する問題ではない。
自分はどうなのか、どうだったのかと聞くと必ずどんな問にも答えられます。
練習問題
もう一つ例を通して考えてみましょう。敢えて答えづらい問題を用意しました。
例題: What is the most common technology used by people in your country ?
私は自分の経験に添えると下記の回答になります。
答え: チャットツール
サポート1: (私だと)例えば仕事だと、チーム間ではEmailを使うことがなくなり、チャットツール、具体的にはHangout Chat一本になりました。これは数年前には考えられなかったことです。
サポート2:日常生活ではLINEというアプリケーションをみんな使っています。英語圏のwhat’supみたいなものです。瞬時に、同時に、日常と同期して必要な人と繋がっています。
対策2. キーワードを抑える
話せない理由は、「考えたことがない」「背景知識がない」でした。
逆を考えてみましょう。
「考えたことがある」「背景知識がある」ことは話せる。
IELTSやTOEFLに出るトピック数はせいぜい合わせても200です。
この200の問に対する自分の答え、理由、例のキーワードを書きだしましょう。
例題: What social network do people in your country usually use?
私が解答で使うであろうキーワードは以下です。
- 答え: Instagram
- 理由: hobby & trend
- 例: workout
こういった形で自分が答えるであろう英語のキーワードを書き出していきます。
200トピックあっても、1日あれば終わりますよ
まとめ
通常の生活では、知らないことを聞かれたら「知らない」で大丈夫ですよね。
でもIELTSやTOEFLでは何らかの答えを言う必要があります。
まずは出題されるトピックのキーワードを網羅して、それでも突拍子もない問がきたら自分の経験と紐づけて話すと良いでしょう。
英語力を図るテストといいつつも、抽象度の高い質問をしてきて生徒泣かせのテストです
最短で伸ばすならSolo
SoloはTOEFLのスコアを最短で伸ばします。
自分だけで学習できる自信がない人は是非一度カウンセリングに来てみてね。
弊社のTOEFLのプロ講師たちが待ってるよ。