【TOEFLリスニング対策】スコア別の勉強法を徹底解説

TOEFLリスニングが難しくて聞き取れない人にオススメの勉強法と対策

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では「TOEFLリスニングのスコア別の対策法」を紹介します。

「TOEFLのリスニングが難しくて伸び悩んでいる方」や「初めてTOEFLを受けてみてどうすればいいか分からない方」の役に立てれば幸いです。

TOEFLのリスニングは、スコア別に対策を変える必要があります。具体的には、14点以下、15-24点、25点以上で対策のアプローチが異なります。以下が結論です :

  • 14点以下: SWのリスニングで要約練習+オーバーラッピング
  • 15-24点 : Lのリスニングで要約練習+シャドーイング
  • 25点以上: 多聴+メモ取り

スコアが低い人は、いきなりリスニングの問題を回答するのではなく、難易度の低いSWのリスニング対策を中心に勉強します。いきなりリスニング問題と対面しても難しすぎて、途中で挫折してしまいます。

SWのリスニングがきちんと聴き取れるようになった人から、リスニングにうつります。まずは、音源の全体を把握するための要約練習と、細部を把握するためのシャドーイングを上手に取り入れていくとでスコアが25点ぐらいまで上がります

メモ取りの練習や、TOEFL以外の音源で勉強をする多聴トレーニングは、安定してリスニングで25点を取得できるようになった人が満点に近づくために取り組むと効果的です。

リスニングは、対策に最も時間がかかるセクションです。1 – 2週の対策をしてもなかなかスコアは伸びません。始めから3 – 4ヶ月の学習プランでアプローチをかけることが大切です!

それではさっそく詳しくみていきましょう。

TOEFL リスニング対策の前に知っておくべき事前知識

試験概要

まずはTOEFLリスニングの試験概要について確認しておきましょう。以下が、概要になります :

  • 合計問題数 : 28問
  • 試験時間:41-57分
  • 回答時間:約35秒 / 1問

2019年8月以降、問題数が大幅に減り、試験時間も短くなりました。問題形式は、大学の授業外での複数人による対話形式と、授業内のレクチャー形式に分かれます。出題される問題数は以下の形式で、合計で28問出題されます :

  • 対話形式 : 2-3題(各5問)
  • レクチャー数:3-4題(各6問)

対話形式は、「生徒同士、生徒と教師、生徒と職員の会話」の3パターンに別れます。レクチャー形式は、「一方的に教授が話すタイプと、生徒と教授のディスカッションタイプ」の2パターンあります。

正答数とスコアを確認

次に、TOEFLリスニングの正答数と実際のスコアの関係です。ダミー問題を除くと、全部で28問のTOEFLリスニングですが、自分の目標としているスコアに必要な正答数を以下で確認してみて下さい :

正答数実際のスコア
2830
2729-30
2627-30
2525-30
2424-29
2323-27
2222-26
2121-25
2019-24
1918-23
1817-21
1716-20
1614-19
1513-18
1412-17
1310-15
129-14
117-13
106-12
95-10
83-9
72-7
61-6
51-4
40-3
30-2
20-1
10

上記の参照元で紹介されているリスニングの係数が2.37となってます。2点問題があることを考慮すると、リスニングセクションでは、最大で3問ほど間違えても満点の30点がでる可能性があります。

高得点を狙う人は、比較的難易度の低い対話形式は落とさないよう対策をし、それからレクチャーで正答率をあげていくアプローチが大切です!

リスニングの例題で難易度を確認

それでは、実際のTOEFLリスニングがどのような難易度なのか確認してみましょう。今回は、会話形式の例題を紹介します :

リスニング音源

まずは、下記のTOEFLリスニングの音源を最初から最後まで聴いて下さい。TOEFLリスニング問題では、事前に問題文を見ることができませんので注意して下さい。

TOEFL Listening Practice Conversation01

Questions 1 – 5

音源を聴き終えたら、下記の問題に答えてみて下さい :

Q.1 Why does the student go to see the librarian?

1. To sign up for a seminar on using electronic sources for research
2. To report that a journal is missing from the reference area
3. To find out the procedure for checking out journal articles
4. To ask about how to look for resources for a class paper

Q2. What does the librarian say about the availability of journals and articles in the library?

1. They are not easy to find if a professor put them on reserve
2. Most of them are accessible in an electronic format
3. Most of them can be checked out for three weeks
4. Printed versions from the past three years are located in the reference section

Q3. What does the librarian suggest the student should do to save time?

1. Choose an easier research topic
2. Concentrate on five journals
3. Read the summaries of the articles first
4. Install a new program on her home computer

Q.4 What can be inferred about why the woman decides to use the computer in the library?

1. She thinks she might need additional help from the man
2. She does not have a computer at home
3. She has to hand in her assignment by the end of the day
4. She will be meeting a friend in the library later on

Q.5 Why does the woman say this?

1. She had forgotten about the information
2. She is surprised she was not aware of the information
3. She is annoyed that the information was published only recentlyShe is 4. concerned that the librarian gave her incorrect information

回答

以下が上記リスニング問題の回答になります。

  • Q1. 4
  • Q2. 2
  • Q3. 3
  • Q4. 1
  • Q5. 2

いかがだったでしょうか。TOEFLリスニングで高得点を狙いたい人は、全問正解が望ましい例題でした。上記の問題のトランスクリプトの確認や解説、レクチャー形式の問題を解いてみたい人は下記の記事を参照にしてください :

TOEFLリスニングはなぜ難しいのか

難しいと感じる原因

多くの人が、TOEFLTOEICや大学受験英語と比べて難しいと感じています。難しいと感じる理由は以下の通りです:

  • 理由1:音源の再生時間が長い
  • 理由2:内容の専門性が高い
  • 理由3:使用される語彙やフレーズの難易度が高い

TOEFLは大学進学を見越したアカデミックな内容に関する問題が多数出題されます。つまり、一般的な語彙とは違った専門性の高い語彙が使用されるケースが多いということです。

ただでさえ音声が長くて聴き取りにくいのに、そこに分からない単語が定期的に含まれるので内容理解が一層難しくなっています。例えば過去のTOEFLスピーキングの問題で「Dunes(砂丘)」についての講義を聴き取り、要約するという問題が出題されました。

また音声がくっついたり、落ちたりする音声変化により途中で聞き取り間違いをする人もスコアが25点以下の人によく見られます!

リスニングの構成要素を理解する

TOEFLのリスニング対策以前に、英語の音がどのようにして聴き取れるようになるかのプロセスを理解しておくと対策に役に立ちます。リスニング能力は基本的に以下の2つの要素によって構成されています:

  • 要素1:音声を認識できる(音声知覚)
  • 要素2:認識した音声を理解できる(意味理解)

「音声を認識できる」ということは、聴こえた英語の音声と同じ音を再現できるかということです。つまり発音の精度が高くなることで聴き取り能力が向上します。

「認識した音声を理解できる」とは、聴こえた音声がどのような意味を持っているのかを理解する力です。語彙力や英語の表現のインプット量が増えることもリスニング能力向上に貢献するという訳です。

自分で発音できない音を私たちの脳は「雑音」として認識します。「英語を聴いているとなんだか眠くなる…」という場合、英語でなく単にノイズを聴いているだけということになるということです!これではリスニングが伸びないのも想像がつきますね!

TOEFLリスニング 対策と勉強法

リスニングの全体戦略

TOEFLリスニング対策は以下が全体戦略です :

  • 順番1:全体を理解するための要約トレーニング
  • 順番2:細部を理解するための発音改善+シャドーイング
  • 順番3:TOEFL以外の学びをTOEFLに持ち帰る多聴+メモ取り

上記で紹介したリスニングの構成要素はいわば基礎力です。基礎力だけではTOEFLのリスニング対策はまだ不十分です。TOEFLリスニングは全体と細部の双方から聴いていく必要があります

まず何よりもTOEFLの音源が何について話しているのかという全体を把握する必要があります。その上で、全体の中でどこを話しているのかという細部へと意識をうつして行きます。

全体と細部がかなり理解できるようになって初めて多聴とメモ取りを取り入れます。具体的には25点に達した人がTOEFL以外の学習をしていくと良いでしょう。

基礎から応用まで全てを網羅的に対策して初めてTOEFLのリスニングで高スコアを取得することが可能です。これまでの関わってきた受講生のデータをみると、スコアを伸ばすのに最低でも3ヶ月の学習期間を要することが多いです!

スコア別のTOEFLリスニング対策

TOEFLの対策と勉強法は現状のスコアと照らし合わせて適切な学習方法を適応させていくと良いです。

具体的には、TOEFLリスニング対策は14点以下、15-24点、25点以上と3つで区切ります。以下がまとめです:

  • 14点以下: SWのリスニングで要約練習+オーバーラッピング
  • 15-24点 : Lのリスニングで要約練習+シャドーイング
  • 25点以上: 多聴+メモ取り

それではTOEFLのリスニングのアプローチの仕方をスコア別に詳しく見ていきましょう :

リスニング14点以下の対策

まずは、リスニングスコアが14点以下の場合、以下の対策が効果的です:

  • 対策1:SWのリスニングを使う(全体理解の基礎力)
  • 対策2:トランスクリプトのオーバーラッピング (細部理解の基礎力)

リスニングが14点以下というのは全体がほとんど理解できていないスコアです。いきなりリスニングセクションの長い音源を聞いてもほとんど理解できていません。

まずはスピーキングやライティングセクションのリスニングを使って全体理解をする訓練をしましょう。SWは音源が1分-2分とかなり短めですので復習が捗ります。具体的にはSWの音源を聴いたらすぐ口頭100語程度で要約というのを行いましょう。

SWの問題を使って全体理解を進めながら、リスニングの問題を時折回答します。回答後に復習としてトランスクリプトの精読をします。その後、同じ音源を使ってオーバーラッピング を毎日1時間は繰り返します。

オーバーラッピングとは、トランスクリプトをみながら聴こえる音声を真似して発音する勉強法です。意味が理解できた状態で音声を真似することで、英語話者が理解するのと同じように英語の意味を理解することに慣れていきます。

このトレーニングすらもしんどい人はTOEFLではなくTOEICに立ち返るのも一つの手です。自分にとってほんの少しだけ負荷がある音源を使うのが ポイントです!

トランスクリプトを精読するときの注意点

トランスクリプトを精読する時に、注意して欲しい点が以下の2つです:

  • 注意点1:センテンスの頭から順番に訳す
  • 注意点2:綺麗な日本語に訳さない

まず精読するときは、センテンスの最初から順番に訳すようにしましょう。これは聴こえてくる順番と同じ流れで、英語を理解することに慣れることが目的です。

また精読は綺麗な日本語の文章を作らないようにしてください。綺麗な日本語に訳そうとすると、どうしても後ろから英語を訳す必要があり、後ろから英語を理解する癖がついてしまうとリスニングの意味理解がうまく機能しません。

発音がある程度できていて、かつ文章を正しく訳せているのに、リスニングができないという場合は、上記の「綺麗な日本語に訳す癖」がついてしまっている場合があります。言語を変換するのではなく、英語をそのままの形で受け入れるようにすることが重要です!

リスニング15-24点の対策

次にTOEFLのリスニングスコア「15-24点」レンジの場合に効果的な学習方法をみていきましょう:

  • 対策1:要約トレーニング(全体理解)
  • 対策2:シャドーイング(細部理解)

TOEFLリスニングが15点に到達した人は、SWの短いリスニングを卒業して、5分程度あるリスニングセクションの音源を使った要約トレーニングをしていきます。全体理解のためのトレーニングです。

オーバーラッピングに慣れてきたら、シャドーイングのトレーニングを取り入れていきます。シャドーイングとは、オーバーラッピングのトランスクリプトをみないバージョンだと思ってください。

最初は難しいと思うので、1文ずつ区切って練習していきましょう。

シャドーイングはあくまで正しい発音ができている状態で行います。発音ができていないと、高い学習負荷の割りに学習効果が低くなってしまうからです!

リスニング25-30点の対策

次にリスニングスコア「25〜満点」レンジの場合に効果的な学習方法をみていきましょう:

  • 対策1:多聴トレーニング
  • 対策2:メモ取り

先ほどまでの学習に加えて、インプット量を増やすのが最後のまとめです。リスニングの基礎力・応用力が十分高まった段階で、インプット量を圧倒的に増やして足りない語彙や、英語特有の会話の流れを身体で覚えていきます。

また聴き取れる幅を増やすために、普段聴かない訛りのある英語を聴いてみるのも効果的です。聴き取りにくい英語を意図的に聴くことで、リスニング力のみならず推測力や要点の理解力も伸ばすことが可能です。

またTOEFLリスニングで25点から満点に近づくために最後にメモ取りが活躍をします。TOEFLのメモ取りの方法は以下をの記事を参考にしてください。

この段階までくると勉強法よりも圧倒的に量が重要になってきます。英語に自然に触れる環境を構築していき、日常生活の中に英語を組み込んでいきましょう!

まとめ

TOEFLリスニング対策はリラックスと集中を使い分ける

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:

  • ポイント1:リスニングは「音声知覚」と「意味理解」の2つで構成されている
  • ポイント2:現状のスコアにあった勉強法を取り入れる
  • ポイント3:全体と細部双方の理解が高得点の鍵を握る

リスニングの勉強はインテンシブに行いすぎても結果に結びつきにくいです。重要なのは、集中して勉強する時と、リラックスした状態で英語を聴く時のバランスです。

最初は英語の歌でもいいですし、好きな海外ドラマでもいいです。意識的にTOEFLのリスニングを勉強する時間と区切って、楽しく英語に触れられる環境を構築していくことが、TOEFL対策を超えて長期的な英語習得で大切にになります。

例えば、英語字幕をつけて海外ドラマをみると、テンポよく字幕を読み速読力が向上。たまにセリフを口ずさめばオーバーラッピングと同等の効果があります。無理に勉強すると反動で英語嫌いが加速してしまうので、どうか楽しく長期的に楽手計画を立ててください!

TOEFLリスニングは前提として数ヶ月単位で時間はかかりますが、根気強く毎日続けていくことで誰でもできるようになります。頑張りましょう!

最後にTOEFL対策などでお困りのことがありましたら、いつでもご連絡ください。

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2 Comments
  1. Rhu 5か月 ago

    リスニングの生徒どうしの会話で一人が理由を説明してもう一人が頷くのですが、もう一人があ、そうなのねって理解するのが速すぎて自分が理解するころには次の理由を説明してて頭に入らなくなってしまいます、これは背景知識がないからでしょうか??

    • Author
      ルーク 5か月 ago

      こんにちは!

      生徒同士の会話ですので背景知識はさほど関係がないかと思います。

      音を聴いてから意味を認知できるまで時間がかかっているので、1文ずつ瞬時に理解できるようトレーニングしていくと良いように思います。具体的には以下のステップで復習をしていくことでリスニングに重要な意味理解と音声生成の両方を習得できます。

      1. 通して聴いて英語で要約 
      (全体像をつかめているか確認)
      2. トランスクリプトを精読
      ( 1文ずつ完璧に意味が理解できているか、自信がない場合は和訳してみる)
      3. 知らない単語やフレーズは書き出す
      4. 最初の要約を見て、何が聞き取れていないのか確認
      5. 1文流す→止める→音源の真似をする
      6. 真似を録音をしてオリジナルの音源と比べて発音矯正を行っていく
      7. 通して音源の真似をする

      初めはトランスクリプトをみながら音源の真似をしてください。できるようになれば音源だけを聴いて真似をしてってください。ちなみに1-4のプロセスはスピーキングやIntegratedライティングのスコアアップにも繋がります。

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