こんにちは!SOLO IELTS TOEFLのルークです!
今回の記事では「IELTSスピーキングセクションを独学暗記でスコア8.0を取得する方法」を紹介します。
どうしても独学でIELTSのスピーキング対策をしたい方、スピーキングセクションのスコアで伸び悩んでいる方には特にオススメの内容です!
最後に実践問題を用意しています!是非、実力試しに解いてみてください!
目次:
IELTSスピーキングを独学で対策する方法
スピーキング対策と聞くと、英会話の練習が必要だと思う方が多いのではないでしょうか。しかし実際は、英会話の練習はそこまで必要ありません。
どういうことかというと、スピーキング対策で重要になることは「各トピックの自分の意見とキーワードを把握すること」だからです。
母語で考えがまとまっていることは英語でも答えることができますが、そうでない場合は言葉が詰まるということです!
また、独学で対策するための前提条件として「発音」と「音声変化」は最低限習得する必要があります。
これは評価観点を参照すると分かります。以下が評価観点です:
- 観点1:流暢さ(一貫性)
- 観点2:語彙力
- 観点3:文法
- 観点4:発音
つまり、評価観点の半分は発音に関する内容であることがわかります。
発音を習得することで、スピーキングの評価観点の半分をカバーすることができるので、まずは発音習得を優先することをオススメします。
極端な話ですが「綺麗な発音」で「流暢に話し続ける」ことができればそれだけで8.0以上を取得できる可能性があるということです!
スピーキングを構成する「3パート」
次にはスピーキングを構成する、3つのパートについて理解をしましょう:
- パート1:自己紹介と日常会話 (約5分)
- パート2:2分間スピーチ(約4分)
- パート3:ディスカッション( 約5分)
それぞれのパートごとに、ある程度決まった英語表現があるのでまずはそれを覚えてしまうのがいいでしょう。
パート1で面接官に「この人の英語は上手いな…」と印象づけできると良いですね!
対策のポイントは「自分の意見を把握する」
「パ ート1」から「パート3」までで、聞かれる可能性のあるトピックは全部で約200トピックあります。
普通に考えるとこの200トピック全ての答えを丸暗記することは難しいことが想像できますよね。
そこでオススメしたのが「トピックに関する自分の意見を理解しておくこと」です。
答えを丸暗記するのではなく、自分はどう考えるのかについての要点をまとめておくイメージですね。
英語力に関係なく、自分が考えたことがないトピックは流暢に話せません!
事前に「主張」「理由」「具体例」の3点をイメージしておくことによって、突然の質問にも対応できるようになっていきます。
「パート1」対策で暗記するポイント
「パート1」は、絶対に聞かれる3つのトピックがあります。 なので以下の3つのトピックに関しては必ず言語化しておきましょう:
「パート1」で絶対に質問されるトピック
- トピック1:学業(仕事)
- トピック2:出身地
- トピック3:現在の住まい
具体的な質問内容
この3つのトピックの中で、具体的に聞かれる質問には以下のようなものがあります。
- Q1. Are you a student or are you working?
- Q2. Why did you choose to study that major?
- Q3. Why did you choose to do that type of work (or, that job)?
- Q4. What’s (the name of) your hometown?
- Q5. What’s (the name of) your hometown?
- Q6. What kind of housing/accommodation do you live in?
- Q7. What do you usually do in your house/flat/room?
上記の質問は頻出です。
ライティングで一度紙に書き出して英語の間違いを訂正したり、具体的なストーリが話せるレベルまで準備するといいでしょう。
その他の「パート1」で聞かれる質問対策をする場合は、以下の記事が参考になると思います:
「パート2」対策で暗記するポイント
「パート2」は、トピックカードに書かれた内容に関して1分から2分の間スピーチをします。
スピーチ前の準備時間1分を効率的に使うことが重要ですね!
パート2で扱われるトピックは種類が多いため、トピックの回答よりもスピーチの型を中心に暗記していきましょう。
以下が対策のポイントです:
- ポイント1:スピーチの「型」を覚える
- ポイント2:メモの取り方
- ポイント3:考えたことのない質問への回答方法
サンプル問題
トピックカードと呼ばれる以下のような問題が渡されます。


自分が苦手なトピックが出ても変更することはできません。スピーチをするために一分間の準備時間が与えられます。
スピーチの型
以下がスピーキングのパート2のスピーチの型になります。
- 導入部分
- 過去の経験
- 描写
- 意見
- 未来
この順でストーリーを構築して話します。
具体例とともに話す手順を理解したい場合は、以下の記事がメルカリ と思います:
メモの取り方
スピーチの準備の1分間を活用して以下のようなメモを取ります。
スピーチにおいて使用する接続詞まで考えておくと長く続けて話せますよ!
- 導入:「The Alchemist」
- 過去:17 years old / assignment
- 描写:hard to read
- 意見:interesting
- 未来:recommend for every English learner
対策するときは必ず録音
1~2分間のスピーチとありますが、 8.0を目指すにあたっては1分半以上できれば試験官に止められるまで話すことが理想です。
話しすぎは減点になりません。
2分間が実際にどれぐらいなのか 感覚をつかむためにも、 練習をする時は必ず録音しましょう。
この流れでパート2 全70題のスピーチの練習をしてください。
「パート3」対策の暗記ポイント
IELTSのスピーキングのパート3はパート2から派生したディスカッションを5分ほど行います。
パート3のポイントは論理的に意見を正当化することがポイントです。
自分の意見を1文で述べた後に、 それを正当化するための理由や例を2,3文述べることが理想です。
理由や例を述べるための語
- because / since / as
- This is because
- For example / For instance
- although
- however
- That being said
- despite the fact that
サンプル問題: Education
- Q1. Why do some students dislike studying at school?
- Q2. What school activities are good for schoolchildren?
- Q3. Are there good colleges in your country?
- Q4. Are college tuitions reasonable in your country?
- Q5. Do many people in your country study abroad?
サンプル問題: Gifts
- Q1. Why do people give gifts in our society?
- Q2. Why do some people like to give handmade gifts instead of purchasing them in a store?
- Q3. What kind of educational gifts can be given to children?
- Q4. Let’s talk about giving money to children as a gift. Do you think is it good to give money to children as a gift?
各問いに1分前後で理由を添えて答えられる練習をしてみましょう。 自信がない人は一度ライティングをして書き起こしてみましょう。
パート2同様に実際に出題された70例題全て網羅しましょう。
まとめ
以上独学暗記でIELTSのスピーキングでスコア8.0以上を目指す方法の紹介でした。
最も大切なことは綺麗な発音で話し続けることができる状態を作ることです。
その上で出題される可能性があるトピックについての自分の意見を知っておく ことであらゆる質問に対して自信を持って答えることができます。
自分の意見を知っておくことは、スピーキングだけでなくライティング対策にも役に立ちますよ!
IELTS対策で何かお悩みがあれば、お気軽にご相談くださいね!