【TOEFL対策】リーディング・セクションの勉強法を徹底解説

TOEFLリーディングのコツと勉強方法【READING対策】

こんにちは!

SOLO IETLS TOEFLルークです!

今回の記事では、TOEFLリーディングの勉強方法をスコア別に紹介します。

「難しすぎて、どこから勉強したらいいか分からない…」
「いくら勉強しても全然スコアが上がらない…」

と、リーディングの勉強で悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか?

リーディングは、単に量を読むだけではスコアが上がりません。単語力を増やしただけでも同様です。

では、どうすればスコアが伸びるのか?

答えは「文章を論理的に理解すること」です。感覚的に文章を理解することを脱却し、全てのセンテンスを人に説明できるレベルまで理解する。

これができるようになれば、自然とスコアが向上します。

ということで、今回の記事では、どうすればTOEFLリーディングの特徴を述べた上で、リーディングのスコアを高める勉強法をまとめていきます。

スコアが伸びない原因を正しく見極めて、その原因に応じた勉強法に集中することが大切です。また、読解力は一朝一夕で伸びすスキルではないので、辛抱強く向き合っていくことも同時に重要です!

それでは詳しく説明していきます。

TOEFLリーディング 特徴

TOEFLのリーディングは、以下の問題構成となっています:

パッセージ数3(4)パッセージ
問題数30(40)問
試験時間54(72)分
1パッセージの文字量約700字
出題される問題形式1. Vocabulary Question (語彙問題)
2. Reference Question (代名詞問題)
3. Paraphrase Question (パラフレーズ問題)
4. Inference Question (推論問題)
5. Rhetorical Purpose Question (筆者の意図を推測する問題)
6. Sentence Insertion Question (文章挿入問題)
7. Detailed Question (詳細問題)
8. (Negative) Factual Question(内容不一致問題)
9. Summary Question (要約問題)
10. Table Question (表の穴埋め問題)

TOEFLのリーディングは、「ダミー問題」に応じて試験時間とパッセージの数が変化します。「ダミー問題」とは、受験生のデータ収集用の問題で、スコアに反映されません。

問題は基本的に選択問題で、類似試験IELTSのように文章の書き取りや英文回答などは出題されないことが特徴です。

また、試験は全てパソコン受験となります。画面の右半分にパッセージが表示され、左半分に問題文が表示されます。

TOEFLのリーディングは、各設問で参照するパッセージが指定されることが多いです。その分、しっかりとした精読力が必要になるので、文構造の把握から解釈まで一つずつスキルを伸ばしていくことが重要です!

出題される問題形式

TOEFLリーディングは、以下の10パターンの問題が出題されます:

1. Vocabulary Question語彙問題
・パッセージ内で使われている語句と同じ意味を持つ語句を選択肢から選ぶ問題
ex. The word “remnants” in the passage is closest in meaning to
2. Reference Question代名詞問題
・パッセージ内で使われている代名詞の指している語句を選択肢から選ぶ問題
ex. The word “They” in the passage refers to:
3. Paraphrase Questionパラフレーズ問題
・パッセージ内の一部センテンスと同じ意味を表している選択肢を選ぶ問題
ex. Which of the sentences below best expresses the essential information in the highlighted sentence in the passage?
4. Inference Question推論問題
・パッセージ内で直接言及されていないが推測できる意図を選ぶ問題
ex. What can be inferred from paragraph X about the ~?
5. Rhetorical Purpose Question筆者の意図を推測する問題
・パッセージ内で筆者が述べた特定の情報に関してその目的を問う問題
ex. Why does the author mention ~?
6. Sentence Insertion Question文章挿入問題
・指示されたセンテンスをパッセージ内の適切な箇所に挿入する問題
ex. Look at the four squares [■] that indicate where the following sentence could be added to the passage. Where would the sentence best fit?
7. Detailed Question詳細問題(Factual Question)
・パッセージ内の詳細な情報について問う問題
ex. According to Paragraph X, which is true of ~?
8. Negative Factual Question内容不一致問題
・パッセージ内に書かれている情報と合致しない選択肢を選ぶ問題
ex. According to Paragraph X, which of the following is NOT ~ ?
9. Summary Question要約問題
・パッセージの要約として適切な選択肢を3つ選ぶ問題
ex. An introductory sentence for a brief summary of the passage is provided below. Complete the summary by selecting the THREE answer choices that express the most important ideas in the passage.?
10. Table Question表の穴埋め問題
・パッセージ内で比較されている事柄を情報ごとに分類する問題
ex. Select the appropriate phrases from the answer choices and match them to ~ . Some of the answer choices will NOT be used.?

上記の中で、「9. Summary Question(要約問題)」と「10. Table Question(表の穴埋め問題)」のみ、選択ではなくドラッグ&ドロップで選択肢を分類していく問題になります。

文書を読まなくても回答できる問題

上記の問題形式の中には、パッセージを読まなくても回答できるものがあります。

それが、以下の四つの問題形式です:

  1. Vocabulary Question(語彙問題)
  2. Reference Question(代名詞問題)
  3. Paraphrase Question(パラフレーズ問題)
  4. Sentence Insertion Question(文章挿入問題)

上記はいずれも、設問の中で詳しい説明があるため、文章を読まなくても回答することができます。

特に「Vocabulary Question(語彙問題)」は、シンプルに単語の意味を知っていれば回答することができるので、語彙力の向上も重要な要素です。

文脈から意味を推測しようとすると、日本語で都合の良い解釈をしてしまい間違えてしまう傾向があります。そのため、「単語を知ってたら解けるラッキー問題」というような認識で語彙問題は取り組むと良いと思っています!

TOEFLリーディング 勉強法

TOEFLリーディングのスコアを高めるためには、以下の勉強法がオススメです:

  1. 語彙力の強化
  2. 構文理解力の強化
  3. 音読
  4. 要約作成
  5. 多読

スコアが低いうちは上から順番に勉強を行い、負荷に慣れてきたら徐々に下の勉強法を取り入れていきましょう。

それでは、詳しく説明していきます。

1. 語彙力の強化

TOEFL対策に限らず、言語学習において最も重要な要素は語彙力です。

知っている語彙が多いほど文章を理解できる可能性が高くなり、それだけリーディングのスコアが向上しやすくなります。

語彙力の目安として、

  1. 英検準1級
  2. TOEIC850点以上
  3. センター試験入試180点以上

は、取得できるようになっておくことが理想的です。

上記の目安程度の語彙力があっても、TOEFLではそれよりも難しい語彙がたくさん出題されます。しかし、基礎語彙はカバーできているので、読解の難易度を大きく下げることができます。

最初のうちは、単語帳を一気に覚えてしまうのが効率が良いでしょう。

大学入試用の単語帳ならば、どの単語帳も大差ありません。買っただけで本段に置きっぱなしの単語帳があれば、まずはそれを全部覚えてしまいましょう。

「文脈から単語を覚えた方が良い!」と指導するケースもありますが、英語力が低いうちは文脈からよりも単語帳で一気に暗記した方が効率が良いです。文脈を把握するために必要な語彙力が足りていないので、余計に負荷がかかるためです!

2. 構文理解力の強化

単語力の強化と並行して、構文理解の精度を高めていきます。

構文理解とは、センテンスを「SVOC」に分類する作業です。大学受験で嫌になる程、勉強した人も少なくはないでしょう。

構文を理解できるようにすることは、非常に重要です。なぜなら、構文が理解できると、どんなに複雑に見えるセンテンスでも本節の意味を把握することができるためです。

構文理解にオススメの参考書は、以下の二点です:

「大学受験スーパーゼミ 徹底攻略 英文解釈の技術100」は、センテンスの中で「どの情報が重要なのか?」を判断する力が身につきます。例題とともに、文構造を把握していきます。

「2. ポレポレ英文読解プロセス50」は、難解な文章の読解が中心となる参考書です。難しい文章の構文が理解できるようになると、全体的な読解力が向上するので、補強教材として活用すると良いかもしれません。

3. 音読

模試などでリーディング問題を解いたら、全てのセンテンスの文構造を明確にして内容を完璧に理解します。

内容を完璧に理解できたら、その文章を定期的に音読するようにしましょう。

音読することで、耳で英語情報を処理する順番で文章を理解できるようになるため、読解速度の向上やリスニング力の向上が見込めます。

音読をする時は、

  1. お経みたいに抑揚なく読まない
  2. 発音がわからない単語は発音記号を調べる
  3. 英語のリズム感を意識する
  4. 音声変化などを意識して発音する
  5. 定期的に録音して振り返りを行う

以上の五点に注意しておこなってください。

文章は一度だけでなく、何度も繰り返し読むことで復習した単語やセンテンスの理解が深まり、より記憶に定着しやすくなります。

4. 要約作成

さて、音読を繰り返していうちに、あなたの読解力は着実に向上しているはずです。そこで、次のステップとして、文章を要約して要点を正しく理解する力を伸ばしていきます。

要約練習は、以下の2通りの勉強方法があります:

  1. 各段落で1〜2行程度の要約を作成する
  2. 文章全体で200-400字以内の要約を作成する

TOEFLでは、特に「1. 各段落の要約」がより効果的です。リーディング問題の最後に出題される「要約問題」の対策になるからです。

要約を作成する時は、紙やワードに書き出すなどすることがポイントです。

頭の中で要約を作成しても、抽象度が高くぼんやりとした理解しかできません。そうなると、結局は何も理解できていない状態と変わらないので、しっかりとアウトプットに結びつけて、自分の知識として定着させることが重要です。

5. 多読

最後に、リーディング力は筋力トレーニングのようなもので、日々の積み重ねがものを言います。

特に近年はスマートフォンを触る時間が増えて、私たちは活字を読む機会が少なくなってきています。久しぶりに活字を読むと、本の数行読んだだけで頭が疲れて、すぐにスマホを触りたくなってしまいませんか?

それは、脳内のリーディング筋力が衰えている証拠です。

これは自戒もこめてですが、以下のようなニュースサイトなどを利用して意識的に英語のニュース・文字をインプットするようにしましょう:

  1. National Geographic
  2. Nature
  3. CNN
  4. Science America
  5. What on Earth Happened?

5の “What on Earth Happened?”は、TOEFLのためのリーディング本といっても過言ではありません。じっくり力をつけたい人にオススメです。

この段階までくると、勉強法よりも圧倒的に量が重要になってきます。英語に自然に触れる環境を構築していき、日常生活の中に英語を組み込んでいきましょう!

リーディング勉強の質を高めるためには

上記のような勉強法を継続していても、スコアが伸びない人は意外と多いです。

「かれこれ半年勉強を続けたけど、スコアが伸びるどころか下がった…」

というようなケースもあるようです。もう、嫌になっちゃいますね。

そこで、そういった人にオススメなのが、「他人に説明できるレベルで文章を理解する」ということです。

文章を理解する上で、最も大切なことは「論理的に文章を理解すること」です。論理的に理解するということは、感覚ではなく必ず理由が明確にわかっている状態まで理解を深めるということです。

感覚的にリーディングを理解していると、センテンスの構造や意図を正しく他者に説明することが絶対にできません。

なので、文章を読む時は「中学生にも分かる説明」ができる程度まで、文章を理解してみることを意識して見てください。

いくらやってもスコアが伸びない場合は

上記の内容と少しかぶりますが、相談にくる方の中で「いくらリーディングの勉強をしてもスコアが伸びない」という方がいます。

学習したことがレベルアップにつながっていればモチベーションも維持できますが、成果が実感できないと学習がとても辛くなりますよね。

そんな時に効果的なのが、

  1. スコアが伸びない原因を客観的に振り返る
  2. ディスコースマーカーを意識して読解する
  3. 問題の解説を作成してみる

という方法です。

スコアが伸びない原因を客観的に振り返る

まず最も重要なことが「スコアが伸びない」という結果に関連する原因を正しく理解することです。

スコアが伸びないということは、

  1. 語彙力
  2. 精読力
  3. パッセージの意図理解力
  4. 設問の理解力

上記のいずれかに問題がある可能性が高いです。

大量に英語を読む過程で身についた考え方の癖や英語の解釈の仕方など、できるだけ自分自身を客観的に分析してみることが大切です。

ディスコースマーカーを意識して読解する

ディスコースマーカーとはTransition Wordsとも言われ、文章内のロジックの流れを示す役割があります。

例えば逆説を表すディスコースマーカーの、

  1. but
  2. yet
  3. although
  4. on the contrary
  5. on the other hand

などの表現は、それまでの主張を打ち消してより重要度の高い情報を述べる時に使用されます。

パッセージで述べられている情報の重要度は全て異なるので、このようにディスコースマーカーを起点に読解を進めることで「どの情報がより大切なのか」ということを理解することができます。

問題の解説を作成してみる

あえて「教える側」に立ち場を変えることで、見えてくる情報の視座が高まることがあります。

例えば、

  • 自分よりも英語ができない中学生を想定する
  • 自分がこの解説を聞いた時に疑問に思いそうなことを想定する

など、想像力を膨らませて、できるだけシンプルにかつ説得力がある解説をつくるためにはどのような情報が必要かということを意識して問題を読んでみます。

自分の言葉で説明できるということは理解した内容を咀嚼(そしゃく)してインプットできているということの裏返しなので、通常の学習以上に理解度が高まります。

受動的に疑問を解消するという姿勢から、能動的に疑問を解消する姿勢への変換と捉えることもできるでしょう。

上記はで挙げた内容はあくまで一例に過ぎませんが、全ての項目に共通することは「取り組み方の角度を変える」ということです。同じベクトルから勉強を続けて効果がないのでしたら、あえて違うベクトルから課題解決を試みてみましょう!

まとめ

センテンスを正しく読むことを積み上げる

最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます:

  1. リーディングは「1文をきちんと読める」ことが全て
  2. 前提として「英検準1級程度」の実力が必要
  3. 「精読」ができてから「多読」を始める

繰り返しになりますが、TOEFLのリーディング対策は何よりも「精読」が鍵になります

精読ができない状態で、いくら過去問を解いても意味はありません。

精読ができるようになると、自然と英語の文章構成が身につきライティングの能力も向上します。

また文章を前から訳すことになれることで、リスニングの理解力も高まり良いことだらけです。

精読ができるようになったら、「多読」学習に切り替えていきましょう。

英語の文章をたくさん読んでいると、ロジックの構成や話の展開がイメージしやすくなり内容把握力が高まります!

記事を最後までよんでくださり、ありがとうございました。

最後に、TOEFL対策や海外進学についてなど、ご相談があればお気軽にご連絡ください。

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