こんにちは!
今回の記事では、IELTSリスニングで出題される10パターンの設問を全て紹介していきます。
「リスニングの問題形式を知りたい方」や「効率よく問題について理解を深めたい人」の参考になれば幸いです。
IELTSのリスニングでは、設問の形式が10種類もあります。問のパターンを、あらかじめ覚えておくことで、本番でどのタイプが出題されても、リラックスして臨むことができます!
目次:
IELTSリスニングの10の問題形式
以下が、IELTSのリスニングに出題される10の問題形式です。
- 形式1. 要約完成問題
- 形式2. メモ完成問題
- 形式3. 文章完成問題
- 形式4. フォーム記入問題
- 形式5. テーブル完成問題
- 形式6. フローチャート完成問題
- 形式7. 多肢選択問題
- 形式8. 地図の問題
- 形式9. ダイアグラム
- 形式10. ショートアンサー
どの形式も満遍なく出題されます。
以下に、各形式の実際の問題を一つずつ紹介しています。
形式1. 要約完成問題
要約完成問題とは、音源の内容が要約されたパラグラフを完成させる形式です。
以下が、実際の要約完成問題です。
このタイプの問題は、音源が始まる前に、文章全体を読んで全体像を把握すると良いです。
形式2: メモ完成問題
メモ完成の問題は、音源を聞きながらギャップの穴埋めをしていく形式です。
以下は、実際のメモ完成問題です。
このタイプの問題は、音源が流れる前に、あらかじめどのような答えになるのか予測をしておくことが大切です。
形式3: 文章完成問題
文章完成問題は、音源で流れる内容を記した「文章」を完成させる形式です。
以下は、実際の文章完成問題です。
このタイプの問題は、特定の単語をきちんと聴き取り、スペルミスを犯さず解答することがポイントです。
形式4: フォーム記入問題
フォーム記入問題は、音源を聴きながら下線の穴埋めをしていく形式です。
以下は、実際のフォーム記入問題です。
フォーム記入問題は、「電話番号、住所、名前」などの、事実をベースとした答えになることが多いです。
形式5: テーブル完成問題
テーブル完成問題は、音源を聞きながら下線の穴埋めをしていく形式です。
以下は、実際のテーブル完成問題です。
テーブル問題は、並行に問題番号が進むものと、垂直に進むものがあります。上の図は並行型だと分かります。
並列型か、垂直型のどちらのテーブルかを把握してから、同列の単語がどんなものかを見ると効果的です!
形式6: フローチャート完成問題
フローチャート完成問題は、始まりと終わりのプロセスを説明する問題形式です。
以下は、実際のフローチャート完成問題です。
このタイプの問題は、フローチャートの目的が理解できると聴き取りが楽になります。
形式7: 多肢選択問題
多肢選択問題は、複数の選択肢の中から解答を選ぶ問題形式です。
以下は、実際の多肢選択問題です。
このタイプの問題は、音源中でパラフレーズや逆説を多様して、受験者をひっかけてくることが多いので、注意が必要です。
形式8: 地図の問題
地図の問題は、地図上のアルファベットの位置に何があるのかを音源を聴いて答えるタイプの形式です。
以下は、実際の地図の問題です。
このタイプの問題は、地図上にあらかじめ示されている場所を覚えることです。例えば、上の地図ですと、「theatreとlibraryは隣り合わせ」といった具合です。
地図の問題は、長い文章中にて場所や方向の説明がされるため、難易度が高いです!
形式9: ダイアグラム
ダイアグラムの問題は、ダイヤグラムを見て語彙の抜けを補完する形式です。
以下は、実際のダイヤグラムの問題です。
このタイプの問題は、ダイアグラムを眺めた時に、プロセスを頭の中で3Dビジュアル化することです。想像力を働かせましょう。
形式10: ショートアンサー
ショートアンサーの問題は、音源で流れる内容に対する短い質問に答える形式です。
以下は、実際のショートアンサーの問題です。
このタイプの問題は、あらかじめ頭の中で問題文をパラフレーズしてみることです。また、音源の、5W1Hに着目することもポイントになります。
以上が、IELTSリスニングで出題される10パターンの設問全ての紹介でした。
理解することと、実際に回答できることは別次元です。1つずつ実践で練習していくなかで「分かる」を「できる」に変えていく必要があります。
次のレッスンでは、実際に一緒に練習問題を解いてみましょう。
- 次のレッスン: 要約完成の練習問題を解いてみよう
最後に、IELTS対策で悩んでいることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。