こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
TOEFL Integratedスピーキング「タスク4対策まとめ」を紹介します。
メモの取り方とテンプレが鍵を握る最難関タスクです
目次:
TOEFLスピーキングタスク4対策
TOEFL Integrated Speakingタスク4はレクチャーを聴いた内容をまとめて話すタスクです。
具体的には、教授が話すメイントピックとそこから派生する2つのサブトピックまたは2つの例をまとめることです。
対策としては、以下の4点が有効です。
- 対策1:問を理解する
- 対策2:2つのテンプレを覚える
- 対策3:メモの取り方を覚える
- 対策4:20秒で対策2と3をまとめる
前提としてリスニング力がないと太刀打ちできないタスクです
対策1:問の理解
問を理解するために、まずはTOEFLスピーキングタスク4の流れを確認しておきましょう。
- リスニング(レクチャー形式)
- 回答の準備(20秒)
- 回答(60秒)
レクチャーでは教授は通常、2つのサブトピックスまたは2つの例について列挙します。これらが何なのかきちんと聞き取れることが鍵になります。
タスク4には問に2つの種類があります。問の種類により答え方が若干変わってきますので確認しておきましょう。
問の種類1: サブトピックス
メイントピックから派生したサブトピックスに関して説明を求められるパターンです。以下のような問の形をしています。
問の例: Using the main point and examples from the lecture, describe the two ways of discovering an invention.
問の種類2: 単語のコンセプト
レクチャーで講義される単語のコンセプトに関して例をあげて説明を求められるパターンです。
問の例: Using two examples from the lecture, describe ecological succession.
問が似ているようで若干違うのが分かりますか?
詳しいタスク4の概要は以下の記事を参照にしてください。
参照: 【タスク4の概要と流れ】TOEFL Integratedスピーキング
ストラクチャー
それではTOEFL Integratetd スピーキングタスク4のストラクチャーを確認しましょう。
時間配分とストラクチャー
以下がタスク4の時間配分とストラクチャーになります。
- 15秒: トピックの説明
- 20秒: 1つ目の例またはコンセプト
- 20秒: 2つ目の例またはコンセプト
- 5秒: まとめ
まずメイントピックの説明を冒頭にします。その後、コンセプトまたは例を2つあげてまとめる流れです
対策2: テンプレ
ストラクチャーを覚えたらいよいよテンプレです。タスク4のテンプレは上記で紹介した2つの問の種類によって若干変わります。
サブトピックスのテンプレ
- The lecture is about…
- The professor talks about two…
- The first…
- The second…
- In summary/Therefore/Ultimately,…
単語のコンセプトのテンプレ
- The lecture is about…
- The professor uses two examples to demonstrate…
- In the first example,…
- In the second example,…
- In summary/Therefore/Ultimately,…
テンプレを覚えておくことで、リスニング中はキーワードの書き取りに集中することができます。
参照: 【タスク4のテンプレ】TOEFL Integratedスピーキング
対策3:メモの取り方
それではサンプルの問をもとにキーワードをメモとして書きとる練習をしてみましょう。
サンプル問: Using the main points and examples from the lecture, describe two benefits that worms provide to soil
問を見ると、以下2点が分かりますね
- メイントピック: worm
- サブトピック: benefits to soil
メイントピック→サブトピックの例2つという順に話す必要があるのでメモも分けてとっておきましょう。
上記音源を聴いて私がとったメモが下記になります。
メイントピックスのメモ
- unique role
- earthworm
- generate soil
サブトピックスのメモ
- organic waste
- fuel energy
- rich in mineral
- retain moisture
- tunnel
- network
- water
- travel ground
- deep layer
- store quantity
ここまでできて、やっと準備時間が有効活用できるのです
参照: 【準備時間の使い方とコツ】TOEFL Integratedスピーキング
対策4: 準備時間
では実際にこの20秒の準備時間をどのように使うのが良いでしょうか。
対策3でとったキーワードのメモを対策2のテンプレに当てはめるのです。
そうすると以下のようなモデルアンサーができます。
The lecture is about the unique role that earthworms play in the environment, especially in generating good soil. The professor explains their role through two examples. First, worms eat organic waste from plants and turn that into a form that can then be reused by those plants for fuel and energy. The waste left by the worms is rich in minerals and helps to retain moisture, two things that are extremely helpful to plants. Secondly, worms are helpful through their ability to make tunnels. By creating tunnels as they travel underground, worms create a network of openings that allow water to travel further underground instead of just across the surface. These tunnels store water and provide additional sources to plants. Ultimately, through providing nutrients, space, and water to plants, worms have demonstrated their absolute usefulness to the plant kingdom.
黒字の部分がテンプレ、赤字の部分がキーワードとなっているのが分かりますね
例題で対策
それでは最後にTOEFL Integrated Speakingタスク4の例題を使って対策しましょう。
教授の例を掴むことはできましたか?
問: Using the main point and examples from the lecture, describe Ritualization.
モデルアンサー
以下は模範解答です。
The lecture is about two examples of animal behaviors that exhibit ritualization. The professor says that ritualization is a behavior that can identify a certain animal, and the best ritualization examples are typically from the animal kingdom. There are two examples mentioned in this lecture. The first example of ritualization can be found in birds. The professor says that birds attract their mates by engaging courtship rituals. And these courtship rituals include behaviors such as dancing, singing songs, and decorating their nests. The second example of ritualization can be seen in dogs. He says that dogs communicate with other dogs by raising their lips and growling in order to defend their territories. So these are two examples of animals engaging in ritualization as a way to identify themselves to their own species as well as to communicate with others.
自分が実際に録音したものと比べていかがでしたか?表現は違えど、メインポイントと例が2つ列挙されていることが大切です。
もっとTOEFL Integrated Speakingタスク4の例題をときたい人は以下を参照にしてください。
参照: 【タスク4を例題で練習】TOEFL Integratedスピーキング
対策まとめ
TOEFL Integratedスピーキングタスク4対策は理解できましたか?最後にコツをまとめておきましょう。
- タスクの問を理解
- 2種類の問の違いを理解
- コンセプトまたは例は2つくる準備
- メモの取り方をトレーニング
- 準備時間はメモをテンプレにうつす
タスク4を苦手と感じる生徒は最も多く事実最難関です。基礎のリスニング力をつけた上で上記のようなテクニックを応用していきましょう
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