明治大学「帰国生入試」の概要と対策方法を紹介

こんにちは!SOLOのルークです。

弊社では、帰国生の方にIELTSやTOEFLを教えています。

この記事では、「明治大学の帰国生入試の概要と対策方法」を紹介します。

明治大学は、全国的に名の知れた大学で、帰国生の方にも受験資格があります。帰国生の間で有名な、青山学院大学よりも出願で求められる英語のレベルが高くなっています!

それでは、詳しくみていきましょう。

明治大学帰国生入試とは

明治大学では、帰国生入試が実施されています。

法学部と政治経済学部の入学試験を受けることが可能です。

法学部は、「海外就学者特別入学試験」という名称で試験が実施されています。

政治経済学部では、「グローバル型特別入学試験」という別名で実施されています。

入試の概要

2024年度の入試の概要は、下記の通りです。

法学部と政治経済学部では日程が異なりますので、注意してください。

<法学部>

  • 募集人員:10名
  • 選考方法:小論文、プレゼンテーション、面接
  • 出願期間:2023年8月18日(金)~8月23日(水)
  • 第一次選考合否通知発送日:2023年9月8日(金)
  • 試 験 日: 2023年9月30日(土)
  • 合格発表日: 2023年10月6日(金)
  • 入学手続期間:2024年1月15日(月)〜1月23日(火)

法学部では第一次選考と第二次選考が実施されます。

第一次選考では出願書類に基づいて、出願資格の判定のほか志願者の入学資格に関して総合的な判定が行われます。

第二次選考では、第一次選考合格者に対して筆記試験及び面接等が実施されます。

なお、小論文は60分で1200字~1600字程度を書く必要があります。詳しくは、下記をご覧ください。

<政治経済学部>

  • 募集人員:政治学科10名、経済学科20名、地域行政学科5名
  • 選考方法:総合(日本語)、口頭試問(日本語)
  • 出願期間:2023年9月1日(金)~9月7日(木)
  • 受験票発送日:2023年9月27日(水)
  • 受験ポータルサイトUCARO会員登録、出願連携期間 :2023年9月28日(木)~10月6日(金)
  • 試 験 日:2023年10月7日(土)
  • 合格発表日:2023年11月2日(木)
  • 入学手続期間:2024年1月15日(月)~1月23日(火)

「総合(日本語)」の試験と「口頭試問(日本語)」の結果を踏まえて、合格者の選考が行われます。

「総合(日本語)」では、与えられた資料(評論、随筆、グラフ、表、データなど)をもとに、日本語で解答(記述式)する総合問題が出題されます。

出願条件

出願条件も法学部と政治経済学部で異なるため、注意が必要です。

<法学部>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 外国語検定の成績が一定水準を超えていること

<政治経済学部>>

  • 高等学校卒業等の要件
  • 海外での就学に関する要件
  • 外国語検定の成績が一定水準を超えていること

必要な英語資格

法学部でも政治経済学部でも、英語資格は必要です。

詳細は次の通りです。

<法学部>

法学部では、次のスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • TOEFLⓇ(iBT61 点以上の Official Score Report)

検定については、2021年7月1日から2023年6月30日までに受験したものに限られます。また、TOEFL iBT® Home EditionおよびPaper Editionのスコアも利用可能です。

Test Dateはスコアのみ可ですが、MyBest™スコアは不可です。TOEFLⓇITP、TOEFLⓇCBTのスコアは認められませんので注意が必要です。

<政治経済学部>

政治経済学部では、以下のうちいずれかのスコア・検定合格証明書を提出する必要があります。

  • IELTS:6.0
  • TOEFLⓇ iBT:68点以上
  • TOEICⓇ[L&R]:680点以上
  • TOEICⓇ[4技能]:950点以上
  • TEAP[4技能]:285点以上
  • ケンブリッジ英語検定:153点以上
  • 国連英検:B級以上
  • 実用英語技能検定[英検、従来型、CBT、S-CBT、S-interview]:準1級以上

IELTS については「Indicator」は対象外ですのでご注意ください。

また、TOEFLⓇiBT について「Home Edition」と「My™BestScores」は対象外になります。

これらの英語資格は、他の言語検定の合格証明書でも代用可能です。詳しくは、下記をご参照ください。

帰国生入試の対策方法

帰国生入試の対策方法としては、次のようなものが挙げられます。

英語対策

法学部の場合は、TOEFL一択です。TOEFL61点は、およそ英検準一級程度のレベルです。

英検凖一級を取得してから、公式問題集になれることで到達が可能です。いきなりTOEFL対策をするよりも、英検を活用して少しずつレベルを上げていくことをオススメします。

政治経済学部では、多くの選択肢があります。スコアを満たすという観点では、TOEIC680または英検凖一級が容易です。

最も難易度が高いのは、IELTS6.0です。IELTS6.0は、英検一級に近いレベルだと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

TOEFLかIELTSの難易度は高いですが、入学後に留学などを考えられている方にはオススメです!

小論文

明治大学の帰国生入試で小論文が試験科目として必要なのは、法学部です。

法学に関する専門知識を身に付けておくだけでなく、頻出テーマを事前に確認し、意見を述べることができるようにしておきましょう

帰国生向けの入試では、良く問われるトピックがあります。日頃から何度も練習しておくことで、試験本番でも力を発揮できます。

小論文は努力すればクリアできますので、しっかり準備しておいてください。

面接

面接は法学部で必要です。

また、政治経済学部でも口頭試問(日本語)という形で必要になります。

帰国生として明治大学に入学するのは、簡単ではありません。一般入試よりもハードルが高いと考えておく方が良いでしょう。

ですので、面接対策をしっかりと行ってください。面接では、入学後にやりたいことを明確に伝えることが重要です。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • 帰国生入試は2学部で実施
  • 法学部ではTOEFL61から出願可能
  • 政治経済学部では多様な選択がある

明治大学「帰国生入試」の概要と対策方法は理解できましたでしょうか。

せっかく入試に向けて準備をしていても、出願の締切に間に合わなけば元も子もありません。入試のスケジュールはしっかりと把握しておきましょう。

明治大学に興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より明大での学生生活をする実感をえられるのではないでしょうか。

帰国生の方がよく受験される大学は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

小論文や面接の対策はもちろん大切ですが、受験の最初の第一歩は、英語の資格試験のスコアを満たすことです。

英語のスコアを取得しないことには、出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は多くの帰国生の方に、大学受験のサポートやTOEFL(IELTS)を専門的に指導しています。私で宜しければ、下記よりいつでもご連絡ください

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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