こんにちは!
今回の記事では「TOEFL iBTのライティングスコアを伸ばすために必要な勉強法」を実際の問題と一緒に紹介します。
「TOEFLのライティングが苦手な方」や「問題を参考にしてTOEFLに慣れたい方」の役に立てば幸いです。
アウトプットスキルはアウトプットすることでしか伸びません。参考書をみるだけでなく、実際に問題に触れてどんどんライティングの実績を積み重ねましょう!
TOEFL iBT対策に役立ててくださいね。それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
TOEFL iBTライティングの勉強法
ライティング勉強の前提条件
まずは、ライティング勉強を始める前に必要な以下の前提条件を理解しておきましょう:
- 前提条件1:採点基準の理解
- 前提条件2:基礎文法の習得(大学入試範囲全て)
- 前提条件3:基礎語彙の習得(8,000語〜10,000語程度)
まずライティング対策で最も重要なことは、採点基準の理解です。なぜなら「どうすればスコアが伸びるのか」を具体的に理解していないと、ライティングの改善するポイントが分からないからです。
次に重要なことは基礎的な「語彙」と「文法」の習得です。なぜならこれらがないと文章を作ること自体が難しくなり、1つライティングするのに膨大な時間が必要になるからです。
基礎力が足りない場合は、ライティングよりも先に基礎学習に力を入れましょう。暗記や単純作業が中心になるので、短期で一気に消化することがオススメです!
ライティングの具体的な勉強手順
次にライティングで高スコアを取得するための勉強法を確認しましょう。勉強は以下の順で行うと効率が良いです:
- 手順1:ライティング
- 手順2:振り返りとフィードバック
- 手順3:改善する
基本的には上記のみで学習効果が十分あります。しかし理想を言えば「手順2:振り返りとフィードバック」でネイティブの先生にフィードバックや添削をしてもらえるとより学習効果が高くなります。
上記の手順をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
手順1:ライティング
ライティングは、頭で考えてもできるようになりません。実際に書き出すことで、経験値を積み上げていくことが重要だからです。
初めて自転車に乗れた場面を想像してください。「自転車の乗り方大全!これで私は立ちこぎ出来るようになりました!」なんて本は読んでないはずです。何度もチャレンジして、身体で自然と覚えていく。アウトプットスキルとは、そうゆうものなのです。
これは、スピーキングにも当てはまります。実際の体験から得られる経験値は、頭で理解することの数十倍ありますからね。
とにかくライティング。これがスコアを伸ばすために必要な、第一のステップです。
手順2:振り返りとフィードバック
たくさんライティングしたとしても、振り返りとフィードバックなしでは、まったく意味がありません。ライティングは知的作業なので、「立ち止まって考える」ことをしなければ、何も改善されません。
「何が問題だったのだろう?」
「どうすればもっと良くなるだろう?」
立ち止まって、そのように自分に問いかけるだけでも効果があります。常に仮説をもって、試行錯誤を繰り返す過程で、自分独自のライティングが身につきます。
厳しいフィードバックで磨きをかける
といっても、自分一人では限界があります。そんな時は、自分以外の人にライティング内容をみてもらい、フィードバックをもらいましょう。
プロのスポーツ選手がコーチをつけてますよね。あれは、自分一人では改善点を効果的に分析できないからです。あえて客観的に、批判的に分析してもらうことで、本当に改善の必要な要素がわかるのですね。
フィードバックは厳しいものほど、改善の余地があります。
手順3:改善する
振り返りとフィードバックを受けたら、その内容を元にもう一度ライティングをおこないます。
同じ質問でも、どこに意識を置きながらライティングをするかで、内容がかなり変わるからです。
上記の手順1~手順3を繰り返していくことで、着実にライティングのスキルが伸びていきます。
TOEFL iBTライティングの問題
ライティング 問題の解き方
さて、勉強方法がわかったら、実際の問題を元にどんどんライティングをしていきましょう。問題を活用する時は以下のポイントを意識しましょう:
- ポイント1:「主張+理由+具体例」の順に展開する
- ポイント2:文字数50字以上
- ポイント3:制限時間は10分
私たちは、考えたことがない内容をアウトプットすることはできません。事前に、幅広い質問に対して主張と理由を考えておくだけで本番でも役立ちます。
また意見をロジカルに表現できるようになると、ライティングだけでなくスピーキングでもスコアが伸びます。何度も繰り返しライティングすることで、ロジカルに考えることが自然にできる状態にしましょう。
また同じトピックを何度も繰り返しゼロからライティングすることも効果があります。暗記するレベルでライティングすると、突然の質問にも瞬時に回答できるようになります!
それではライティングの問題を見ていきましょう。
ライティングの問題 20トピック
Q.1 Should the university be open to all students?
Q.2 Parents should lead their children to watch TV? Or the children should choose by themselves.
Q.3 What is the most efficient transportation in your country?
Q.4 Where is your favorite place in your city? Why?
Q.5 Do you prefer having meals at home?
Q.6 Big city or small town, which do you prefer to go to college?
Q.7 What is the most important invention of the last 100 years?
Q8. Describe your best friend.
Q.9 Magazine, novel, poem, or e-book which do you prefer to read?
Q.10 Do you like living alone or with roommates?
Q.11 Do you want to be a leader? Or just to be a follower?
Q.12 What is the best lesson you have learned in high school?
Q.13 Describe someone you respect.
Q.14 What is your ideal job?
Q.15 Describe your hometown.
Q.16 What are the characteristics of a good parent?
Q.17 What sort of movies do you like?
Q.18 What do you do to relax?
Q.19 Should people always tell the truth?
Q.20 If you have a lot of money, how do you spend?
最後に
書く!振り返る!改善する!以上!
繰り返しになりますが、アウトプットスキルは、アウトプットすることでしか成長しません。
TOEFL IBTを受験すると言うことは、海外で生活することも視野に入れていると思います。つまり、TOEFLのスコア以外に、英会話のスキルも伸ばしていく必要があります。
英会話もライティングと同じで、アウトプットした経験値が全てです。
アウトプットしていると、「どうしてこんなに自分はできないんだ…」なんて思います。「間違えたら恥ずかしい…」と思います。
しかし、そのネガティブな要素を乗り越えた先に成長はあるのですね。そのことを忘れないでください。