こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
この記事ではIELTSとTOEFLのリスニング力を上げるのにい効果的なユーチューブの無料教材7選を紹介します。
IELTSやTOEFLのリスニング力upには多聴作業が必要です。テストのリスニング音源と、自然な英語の行き来をする中で学びがあるためです。
ユーチューブはIELTSやTOEFLの多聴対策としての教材として有効です。
TedtalkやBBC Newsはもう聞き飽きたよ…という人は覗いてみてください
目次:
IELTSとTOEFLのリスニング力
IELTSとTOEFLの勉強を始めたばかりの人からはリスニングが非常に難しいとという意見をよくききます。
英検やTOEICでは短期的にシャドーイングをしただけで合格したり、スコアが100点上がった経験をした人もいるのではないでしょうか。
一方でIELTSやTOEFLのように非常に長く難易度の高い会話やレクチャーを聴く際には、リスニング力そのものだけでなく単語力、背景知識も必要になってきます。
TOEFLではSWにもリスニングが含まれていること、IELTSではスピーキングにて試験官の質問をきちんと聞き取れること。リスニングセクション以外でもリスニング力というのは必要になります。
IELTSやTOEFLで高得点を狙っている人はリスニング力がキーワードとなります
リスニングが聴けない理由
まずは英語が聞き取れない根本的な原因を確認しておきましょう。以下3点がリスニングができない人の特徴です。
- 「単語とフレーズの意味がわからない」
- 「音を再現できない」
- 「背景知識がない」
単語とフレーズなどの意味がわからなかったり、背景知識がない話題についてはきき取れないというのは分かりやすいと思います。
もう一点リスニングには、「自分が再現性高く生成できる音は聴き取れる」というルールがあります。
つまりIELTSやTOEFLの音源を上手に真似できるようになると聴きとりやすくなります
IELTS/TOEFLの無料リスニング教材
IELTSやTOEFLのリスニング力をつけるにあたって効果的なユーチューブのチャンネルを紹介していきます。
ユーチューブはあくまで多聴することを目的として、楽しみながら見たり聴いたりして下さい。ただ聞き流すのではなく、全体像を把握することを意識しながら聴くとより効果的です。
目的はあくまで多聴ですので、単語を調べる必要などはありませんが、余力がある人は当然、時折単語を調べてもらっても構いません。
ただ単語を調べることが目的とならないように気をつけて下さいね
教材1: History
まずはHistoryに関するユーチューブチャネル、その名も”History”です。IELTSやTOEFLで歴史ネタは特にリーディングで頻出ですね。
リスニング力を高めながらもリーディングの単語や背景知識もつけられる優れものです。一つ目はドキュメンタリー式です。
次に歴史の事実のみにフォーカスしたもので、楽しむよりも知識をつけるのに非常に有効なのが以下の’Feature History’というチャンネルです。
教材2: VICE News
VICE Newsは一旦IELTSとかTOEFLの学習からは離れて面白いコンテンツに没頭したい人におすすめのユーチューブドキュメンタリーです。
世界の闇を余す事なくドキュメンタリーに描いています。Vice News Japanと検索すると日本の事についてもたくさん取り上げております。
教材3: National Geographic
日本では知名度が低めのNational Geographicユーチューブチャネルです。IELTS、TOEFLの講義式のリスニングに非常に有効であります。
IELTSやTOEFLのリスニングと難易度が似ていますが、動画ですのでより理解しやすいでしょう。
教材4: BBC Earth
BBC NewsではなくBBC Earthのユーチューブチャネルであります。
その中でも特にPlanet EarthはSir David Attenborough氏による渋いイギリス英語で解説してくれます。彼の声には英語圏にもファンがたくさんいます。
IELTSのイギリス英語に慣れたい人には特におすすめです
教材5: BBC Stories
次にBBC Storiesのユーチューブチャネルです。こちらも引き込まれるドキュメンタリーが多く紹介されています。
IELTSとTOEFLに限らず没頭する中で英語の音に慣れるために非常に有効だと言えます。
教材6: Daily Conversation
今まで紹介してきたドキュメンタリー式とは違い、ある特定状況下における英語のダイアローグを紹介しているユーチューブチャネルです。
IELTSやTOEFLの会話式の練習に役立ちます。お笑いの要素が入っており楽しみながらリスニングの練習ができます。
教材7: Daily Conversation
台本なしの日本在住の3人のネイティブスピーカーが話し続けるというユーチューブチャネルです。IELTSやTOEFLよりもリアルなネイティブスピーカーの会話となっています。
リスニング教材を使った勉強法
それでは最後にIELTSやTOEFLのリスニングの勉強法を確認しておきましょう。冒頭で紹介した英語が聴けない3つの理由を覚えていますか?
- 「単語とフレーズの意味がわからない」
- 「音を再現できない」
- 「背景知識がない」
単語や背景知識は読み物からでも聴き物からでも少しずつ覚えていく必要があります。これに関してはゴールはありません。
多くの日本人のIELTS、TOEFL学習者のボトルネックになっているのが音声を再現性高く生成するということです。
音声を再現するための3ステップ
IELTSやTOEFLのリスニングの音声を再現するにあたっては以下のステップを踏むと効果的です。
- 1. 音声変化 (語と語の同化)のマスター
- 2. IELTS/TOEFL教材をオーバーラッピング
- 3. IELTS/TOEFL教材をシャドーイング
特に初めの音声変化を軽視したままオーバーラッピングやシャドーイングをし続けても効果は見込めません。
オーバーラッピングやシャドーイングは真似をすることですので、基礎の音が出せないまま真似をしてもあまり意味がないためです。
きちんとIELTSやTOEFLの音声を出せるようになることで聴き取れるようになります
筆者メッセージ
IELTSやTOEFLのリスニングのスコアを伸ばしたいのであれば、やはりTOEFLやIELTSの音源を使用してのトレーニングは欠かせませんし、一番最初にやるべきことです。
その一方でリスニングで高得点を出そうとすると、多聴という作業が必要になります。テストでの学びを現実の英語と照らし合わせる、それからまたテストにかえる。
こういった行き来が非常に大切であると感じます。リスニングはやった分だけ自分にかえってきます。がんばりましょう。
弊社はIELTSとTOEFLに特化しています。TOEFLの準備において苦労している、時間を短縮したいという人は遠慮なく私に相談してくださいね。