こんにちは!
今回の記事は「マサチューセッツ工科大学・大学院『Massachusetts Institute of Technology 』の特徴と進学方法」を紹介します。
「アメリカで大学進学を考えている方」や「MITの入学基準やランキングを知りたい方」などの役に立てば幸いです。
MITは工学、コンピューティング分野において世界 No. 1 を独占しています。合格率は7%と低いですが英語の基盤を作り特異性を活かす事で合格は可能です!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
マサチューセッツ工科大学(MIT)の特徴
MITの基本情報
まずはマサチューセッツ工科大学 (MIT)の基本的な情報を見てみましょう:
都市 | マサチューセッツ州ケンブリッジ |
生徒数 | 11,342人 |
男女比率 | 61:39 |
留学生比率 | 34% |
学費(年) | $ 53,450 |
卒業までの概算総費用 | $ 293,800 |
奨学金(大学準備コース) | N/A |
奨学金(学部・修士) | 全額 |
コース期間 | 4年 |
留学生合格率 | 7% |
出願資格(英語) | IELTS 7.0 / TOEFL 90点 |
世界ランキング | 1位 |
国内ランキング | 1位 |
(MIT)は「科学、技術、その他の分野の知識を深め、21世紀にアメリカと世界に最も貢献する奨学金の学生を教育すること」というミッションの元運営されています。
学費は560万円と世界最高値で東大のおよそ10倍です。一方でMITの奨学金には全額免除制度があり、合格後に応募者は自動で割り当てられます。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の学部と特徴
次にマサチューセッツ工科大学(MIT)が設置している学部とその世界ランキングをみていきましょう:
- 建築 : 1位-
- エンジニアリング : 1位-
- 人文・アート・社会科学 : 1位-
- マネジメント : 4位
- サイエンス: 1位-
- コンピューティング : 1位
世界大学ランキングは、論文引用・研究・授業・将来の展望・卒業後の収入から算出されています。順位に幅があるのは学部内の各学科ランキングに違いがあるためです。
世界ランキングで1位の学科は「 建築、コンピューターサイエンス、エンジニアリング全般、言語学、数学、材料科学、自然科学、物理、統計学」です。
世界ランキングで2位の学科は「金融、生物化学、地球海洋科学、経済、地球物理学、環境学」です。
MITは、科学・工学・コンピューター分野は全ての学科が世界ランキング10位以内にランクインしています!
マサチューセッツ工科大学(MIT)のロケーション
次にマサチューセッツ工科大学(MIT)が位置するロケーションをみてみましょう:
キャンパスがあるケンブリッジ市はチャールズ川を挟んで、ボストンの対岸にあります。最寄り空港のボストンは日本から直行便でおよそ13時間です。
世界ランキングではライバルであるハーバード大学まで徒歩20分のところに位置しています!
マサチューセッツ工科大学(MIT)・大学院の留学方法
マサチューセッツ工科大学(MIT)への直接進学要件
マサチューセッツ工科大学(MIT)に日本の高校や大学を卒業後に直接進学する場合は、以下が進学要件となります:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 7.0 | 7.0 |
TOEFL | 90点 | 90点 |
成績 (GPA) | 5段階4.4以上 | 3.5以上 |
規程テスト | SAT Math790-/ SAT ERW730- ACT 35- | GRE |
IELTS7.0またはTOEFL 90点が最低値として必要です。一方でMITのウェブサイトにはIELTS7.5またはTOEFL100以上が理想だと書かれています。規程テストのSATもしくはACTの数学においては合格者はほぼ満点をとっています。
GPAの最低値は設けられていませんが、合格者のほとんどが最低3.5以上、5段階4.4以上を取得しています。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の選考プロセス
マサチューセッツ工科大学(MIT)への学部進学プロセスは以下です :
- STEP1. IELTS(TOEFL)のスコアメイク
- STEP2. SAT(ACT)のスコアメイク
- STEP3. 短文質問・課外活動・アカデミック学習の申告
- STEP4. 3つの推薦状(教科担当2通+担任1通)
- STEP5. インタビュー
短文質問の具体的な質問内容や課外活動、アカデミック自己申告に関しては下記MITのウェブサイトから確認できます :
マサチューセッツ工科大学(MIT)はテスト、自分に関する自己申告、学校の先生からの他者評価、最後にインタビューをもって総合的に判断されます!
「TOEFL 90点 」vs「IELTS 7.0」
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:RLの誤答の許容範囲が広い
- 理由2:他大学進学でも使える
スコアメイクという観点ではTOEFL90点の方がIELTS7.0より若干簡単であります。一方でMIT専願というのは考え抜くいので他大学と併願を考えた時にIELTS7.0の方が幅広く使えます。
またTOEFL90点を目指す場合、リーディングとリスニングは25近く取得することが理想です。つまり6-7問程度しか間違えることが許されません。一方でIELTSは10問程度間違えても、バンドスコア7.0を取得することができます。
- 参照 : バンドスコア「7.0」の難易度と勉強法
まとめ
マサチューセッツ工科大学(MIT)はまずは英語対策から
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ポイント1:世界大学ランキング1位
- ポイント2 : 世界ランキング1位の学科は「建築、コンピューターサイエンス、エンジニアリング全般、言語学、数学、材料科学、自然科学、物理、統計学」
- ポイント3 : 世界ランキング2位の学科は「金融、生物化学、地球海洋科学、経済、地球物理学、環境学」
- ポイント4 : IELTS 7.0から出願可能
MITの入学基準は「IELTS7.0(TOEFL90点)」と、世界ランキング1位の大学でも基準が低く設定されています。もちろん、GPAは「4.4以上」と高い水準を求められらますが、その他の世界トップ大学と比べると最難関ではありません。
もちろん学費は高額ですが、全額免除制度を受けられる可能性があるので、進学を希望する場合は諦めずにアドミッションオフィスに連絡してみることをオススメします。
最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。