こんにちは、SOLOのルークです!
海外進学希望者の方に、IELTSやTOEFLを教えています。
今回の記事は「メルボルン大学の概要と進学方法」を紹介します。
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
メルボルン大学
まずは、基本情報から確認しましょう。
都市 | ビクトリア州メルボルン |
生徒数 | 52,098人 |
留学生比 | 50% |
男女比 | 43:57 |
教授生徒比 | 26.5 |
コース期間 | 3年 |
英語の出願資格 | IELTS6.5 or TOEFL79 |
メルボルン大学は「 世界で最も優れた大学の一つとして、国際的な成果を生み出し、輝かしく革新的で刺激的な研究を育成する」というビジョンを掲げ運営されています。
生徒数は5万人強と、オーストラリアでは最大規模です。また、留学生が半分を占める多様性環境での学生生活になります。女性比率は6割弱と、男性より多いです。
出願に必要な英語資格は、IELTS6.5またはTOEFL79です。
学費
メルボルン大学の2023年度の学費です。
学費(年) | 34,688 – 55,520 AUD |
- 参照 : Tuition Fee
メルボルン大学の学費は、2023年6月現在のレートで年間およそ330-530万円です。
生活費込みの卒業までの費用は、およそ1,680-2,270万円です。
オーストラリアの大学の中では、平均的な学費です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
(※ 医療に関する学部はより高額です。上記リンクからご確認ください。)
ランキング
メルボルン大学の世界ランキングの推移です。
Year | QS | The |
2024 | 14位 | Coming Soon |
2023 | 33位 | 34位 |
2022 | 37位 | 33位 |
メルボルン大学は、大学格付け機関QS 14位、The 34位のランキングです。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。
Theのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
ロケーション
次に、メルボルン大学のロケーションです:
メルボルン大学は中心地に位置しており、アクセスが非常に便利です。
メルボルンは、エコノミストが発表する「世界で最も暮らしやすい都市」ランキングで常に上位を維持する非常に魅力的な都市です。
メルボルンには様々な国籍の人が暮らしており、食文化も多様です。どんな人にも住みやすい都市という印象です!
進学方法
メルボルン大学の出願要件です。
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 | 6.5 |
TOEFL | 79点 | 79点 |
成績 (GPA) | 3.2以上 | 3.2以上 |
規程テスト | SAT 1320 ACT 28, etc | – |
上記の出願要件は、おおよそどこのオーストラリアの大学でも同じです。
「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。ただし、学部の場合は上記規定テストが必要な場合もあります。
英語の出願基準はIELTS6.5またはTOEFL79と、オーストラリアの上位校の中では平均的です。
どちらも英検一級と同程度のレベル感ですが、TOEFLの方が若干取得しやすスコアです。
(※ 医学、法、ビジネス、教育学部は学科によりIELTS7.0 or TOEFL94点が必要)
規程テストは、日本の共通試験にあたります。学部進学希望者は、SATなどの定められた試験を突破する必要があります。
英語や規程テストのスコアを満たせない人は、以下で紹介するファウンデーションコースを経由して入学が可能です。
ファウンデーションコース
メルボルン大学へは、ファウンデーションコース経由で進学することも可能です。
学校名 | Trinity College |
学費 | 34,630 AUD – |
期間 | 9か月 – |
ウェブサイト | https://www.trinity.unimelb.edu.au/ |
ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、メルボルン大学の一年生になることができます。
メルボルン大学は、Trinity Collegeという外部機関にファウンデーションコースを委託しています。このように、ファウンデーションコースを外部委託する大学もあれば、自らの付属機関として提供することもあります。
ファウンデーションコースのメリットは、進学に必要な英語の基準が下がること、SATなどの規程テストが免除されることです。実際に、日本の学生のほとんどはファウンデーションコースから進学されます。
入学要件
ファウンデーションコースの入学要件です。
通常コース | 短期コース | |
IELTS | IELTS 6.0 | IELTS 6.0 |
TOEFL | TOEFL 70点 | TOEFL 70点 |
GPA | 高校の評定平均4以上 (コア教科) | 高校の評定平均5 (コア教科) |
- 参照:Prospect
メルボルン大学のファンデーションコースで必要な「IELTS6.0」「TOEFL70」は、英検準一級と一級の中間程度のレベルです。
一般的なファウンデーションコースの基準は「IELTS 5.5」「TOEFL60」ですので、メルボルン大学は少しハードルが高いです。
この基準は、日本にいながらも十分に取得可能です。入学希望の時期から逆算して、資格対策を始めましょう!
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- QS 世界大学ランキング14位
- 年間の学費は330-530万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
メルボルン大学の概要と留学方法については理解できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。