こんにちは!
今回の記事は「サスカチュワン大学・大学院『University of Saskatchewan』の特徴と進学方法」を紹介します。
「カナダで大学進学を考えている方」や「サスカチュワン大学の入学基準やランキングを知りたい方」などの役に立てば幸いです。
サスカチュワン大学はその立地を生かして環境と農学で有名です。留学生比率が40%を超えている多様性環境での大学生活となります!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
サスカチュワン大学の特徴
サスカチュワン大学の基本情報
まずはサスカチュワン大学 (University of Saskatchewan)の基本的な情報を見てみましょう:
都市 | サスカトゥーン |
生徒数 | 16,931人 |
男女比率 | 54:46 |
留学生比率 | 41% |
学費(年) | 17,400 – 26,190 CAD |
卒業までの概算総費用 | 149,600 – 184,760 CAD |
奨学金(大学準備コース) | N/A |
奨学金(学部・修士) | 年間18,000 – 22,000 CAD免除 (修士or博士) |
コース期間 | 4年 |
留学生合格率 | 80-90% |
出願資格(英語) | IELTS 6.5 or TOEFL 86点 |
世界ランキング | 465位 |
国内ランキング | 16位 |
(University of Saskatchewan)は「学生の学術的な経験を豊かにし、幅広い分野で新たな知識を生み出し、地域内外の経済的、社会的、文化的活力の向上に貢献するダイナミックな研究文化を築く」というビジョンの元運営されています。
学費は年額200万強とカナダの大学の中では安めです。奨学金は修士・博士課程において年間18,000 – 22,000 CADが授与される可能性があります。
サスカチュワン大学の学部と特徴
次にサスカチュワン大学が設置している学部とその世界ランキングをみていきましょう:
- 農学とバイオ資源 : 51-100位
- 人文科学 : ランク外
- 歯科 : ランク外
- 教育 : ランク外
- ビジネススクール : ランク外
- エンジニアリング : 301位-
- 環境と持続開発 : 151-200位
- 運動学 : ランク外
- 法 : ランク外
- 図書 : ランク外
- 医学 : 338-450位
- 看護 : ランク外
- 薬学と栄養学 : 151-200位
- リハビリ科学 : ランク外
- 公衆衛生 : ランク外
- 公共政策 : ランク外
- 獣医医学 : ランク外
世界大学ランキングは、論文引用・研究・授業・将来の展望・卒業後の収入から算出されています。順位に幅があるのは学部内の各学科ランキングに違いがあるためです。
世界ランキングで高く評価されている学科は「農学と森林学、環境学、薬学、社会科学と医学」です。特色ある学科に「資源経済学、演劇、HRと組織行動論、マネジメントとマーケティング」などがあります。
サスカチュワン大学のロケーション
次にサスカチュワン大学が位置するロケーションをみてみましょう:
キャンパスはカナダの中央部サスカチュワン州のサスカトゥーンに位置しています。東京からサスカトゥーン空港までは、バンクーバー乗り換えでおよそ14時間です。
人口25万ほどの中規模年でありながらも芸術、文化、経済の中心で、様々なイベントが行われる活気ある街です!
サスカチュワン大学・大学院の留学方法
サスカチュワン大学への直接進学要件
サスカチュワン大学に日本の高校や大学を卒業後に直接進学する場合は、以下が進学要件となります:
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 | 6.5 |
TOEFL | 86点 | 86点 |
成績 | 5段階3.5以上 | GPA2.8以上 |
規程テスト | N/A | GRE (学科による) |
サスカチュワン大学はIELTSやTOEFLの基準を満たし、かつ日本の高校を5段階3.5以上で卒業していれば高い合格率で入学できます。
「TOEFL 86点 」vs「IELTS 6.5」
私個人の見解としては、IELTSの方がオススメと考えています。理由は以下の2点です:
- 理由1:IELTS6.5の方が他大学にも出願できる
- 理由2:RLの誤答数の許容範囲が広い
スコアメイクという観点ではIELTS 6.5はTOEFL 86点はの難易度は変わりません。
一方でカナダの上位校はIELTS6.5またはTOEFL90点という所が多いです。従ってTOEFL86点を目標にしてしまいますと、他大学の出願の選択肢が狭まります。
またリーディングとリスニングにおける誤答の許容範囲が広いのがIELTSです。具体的には40問中12、13問間違っても6.5となります。
IELTS6.5を取得する勉強法は下記に紹介していますので自信がない方は参照にして下さい!
- 参照 : バンドスコア「6.5」の難易度と勉強法
English for Academic Purposes経由で入学
English for Academic Purposes (EAP)は以下のようなプログラムです :
学校名 | University of Saskatchewan |
対象学科 | 全学部 |
学費 | 4,950 CAD |
入学要件 | IELTS 5.5 or TOEFL 70点以上 |
期間 | 10週 |
コース開始月 | 1月 / 5月 / 6月 / 9月 |
入学締切 | コース開始月の3か月前 |
ウェブサイト | https://admissions.usask.ca/u-prep.php |
このEAPプログラムは、仮合格したけれど英語力が足りない人が付属の英語コースを10週受けた後に1年次に上がるというものです。
こちらのコースに必要なIELTS5.5やTOEFL70点とれない人は英語コース経由でEAPに進学する事も可能です!
まとめ
サスカチュワン大学はIELTSと高校の成績が鍵を握る
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- ポイント1:世界大学ランキング465位
- ポイント2 : 農学と森林学、環境学、薬学、社会科学と医学が有名
- ポイント3 : 資源経済学、演劇、HRと組織行動論、マネジメントとマーケティングに特色あり
- ポイント4 : IELTS 5.5より付属カレッジ経由で入学可能
サスカチュワン大学・大学院『University of Saskatchewan』の特徴と進学方法については理解できましたか?
サスカチュワン大学は、直接進学もしくは仮合格者は付属のEAP経由により進学が可能です。IELTS(TOEFL)のスコアと高校の成績の2点が進学の鍵を握ります。
サスカチュワン大学だけではなく、いずれの大学に進学する場合でも「IELTS(TOEFL)のスコア」と「高校の成績」の2点がポイントになります。現状を正しく見据えて、本当に必要なことだけに焦点を当てていきましょう!
最後にIELTSやTOEFLの対策について、海外進学についてご相談があればお気軽にご連絡ください!