こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
SOLO(ソロ)がIELTSとTOEFLのオンライン対策に特化してサービスを提供しているのかについて紹介します。
端的に結論を述べると、IELTSやTOEFLの壁を乗り越えることのできる日本人が増えることが日本だけでなく世界にもいい影響を与えられると思っているからです!
目次:
IELTSとTOEFL対策のオンラインサービス
IELTSとTOEFLをオンラインでサービス提供している会社は、私が知っている限りソロを含めて六社あります。
どのオンラインサービスも長期的に事業運営をしているので、独自性をもってサービスを提供しているのだろうな、と想像しています。
その一方で、IELTSとTOEFL対策をオンラインで提供しているということが明確ではない事業やサービスが少ないように感じます。
またこれは個人的な印象ですが、今の日本で「スコアを伸ばす」という観点から一貫性のあるIELTSとTOEFL対策を提供しているサービスは、ほとんどないという印象を持っています。
SOLO創業者「ルーク」と「英語」
ここまで書いてきて、サービスの創業者である私のことを簡単に紹介します。
私は日本とオーストラリアで育ちました。
大学は日本の大学に進学し、英語指導に関する分野を専門に学びました。元々、教育関連に興味があり、教員免許も取得しています。
卒業後はオーストラリアに戻り、現地で三菱重工業豪州に就職しました。
マーケティングの部署に配属されましたが、マーケティング以外に日本から来た駐在員、外資系机上の方に向けてビジネス英語の統括をすることが私の仕事でした。
いわゆる日本では「英語ができる」人たちに英語を教える中で、「一応、英語は話せる書けるけれど自信がない」という想いを抱いている方が多いのだということを実感しました。
私が中国語を習得した過程でも似たような経験があります。必死になってできるようになってからの方が「自分の中国語がまだまだだ…」と自信喪失するケースが多いのです。
「もしかすると、日本にいても同じような課題を持っている人が多いのかもしれない」
そう思い、いわゆる英語ができる人向けにSOLO(ソロ)というオンライン英会話サービスを始めました。
都心から離れるほど感じる教育格差
ソロでは、ライティングとスピーキングに特化をして「意見を論理的に表現すること」を中心に指導しています。
サービスを認知してもらう過程で、「IELTS(TOEFL)の対策はできますか?」 というような問い合わせが増えてきました。
詳しく話を聞いていると、都心から離れた地域に住んでいる方や海外在住の方からのわざわざ連絡をしていただいたことがわかりました。
海外進学や海外移住を考えている人は、IELTSやTOEFLが必須です。
しかし専門性の高いテストを指導できる人材がいないので、わざわざ都心まで説明会のために足を運ぶとのことでした。
「指導する」という観点から問題を分析すると…
単に資格試験を資格勉強するのと、誰かに指導するために資格勉強をするのでは、学ぶべき観点が全く異なります。
「TOEFLは目的に準じたテストだなぁ」
「IELTSの方がスコアに対するライティングとスピーキングの評価基準が細分化されているなぁ」
など、問題や参照記事を改めて分析した時に、受験するときとは全く違った感想を持ったのを覚えています。
自分が受験する立場の時は英語の勉強ばかりに焦点がいきがちでしたが、どちらのテストも母語のメタ認知力、読解力、クリティカル・シンキングなどの力もスコアに大きく影響を与えるということも分かりました。
サービス提供者としては、TOEFLはIELTSぐらい評価基準を細分化してくれるとありがたいんですけどね…TOEFLさん!
「IELTS」「TOEFL」対策
事業としてサービス提供する前に、まず自分自身で約30人の方にIELTSとTOEFLの指導をしました。
分析して出てきた仮説を検証する過程で、徐々にテストの全体戦略が見えてきました。
例えば、TOEFLだと人によって目標スコアが「61点」「80点」「100点」「110に分かれてます。各目標ごとに最適な戦略があることが分かりました。
- 61点を目指す場合は、スピーキングとライティングに焦点を当てると効率的である
- 80点が目標な場合、全てのスキルで平均20点を取得できるように勉強する
- 100点以上からはリスニングが重要になり「27点以上」は取得できるように対策する必要がある
- 110点はリーディングとリスニングはほぼ満点を目指す
といったような感じです。
IELTSも同様に「OA6.5狙い人はR6.5 L6.5 W6.0 S6.0の内訳が一番容易」といったような全体戦略です。
各生徒の現状のスコアから目標のスコアまで、この全体戦略を参照にしつつも各自の状況に合わせながら具体的には何をすると最短で目標スコアが達成できるかがわかるようになってきました。
IELTSとTOEFLを受験する人の抱える課題
IELTSやTOEFLを勉強している人の悩みは、
- スコアが上がらない
- 目標スコアのために何を勉強すべきかわからない
- やっている勉強があっているかわからない
というような内容が大半です。
英検のように単語習得するだけで合格したり、TOEICのように少しシャドーイングをするだけでスコアは簡単に上がるテストとは、テストの質が異なります。
「ネットフリックスで洋画をみていたら、TOEFL100点超えた!」という方ももちろんいますが、一般化できる事例ではなさそうです
IELTSやTOEFLは、継続して学習できれば少しずつでも必ずスコアが伸びます。なぜなら言語力は継続が鍵だからです。
しかし実際は、スコア提出の期限が設けられているケースが大半で、緊急度が高くゆっくり対策できません。
短くて数ヶ月、長くても1年以内に目標のスコアを取得しなくてはいけない人が大半です。
独学で対策は可能なのか?
サービスを提供する立場ですが、個人的にはまず独学で対策してみることが重要だと思います。
なぜなら海外で求められる姿勢は「自分の力で課題解決ができる人」だからです。仕事でもよく言われることですが、まず自分で試してみて、ダメだった場合に人に頼ってみるのがいいのではと個人的には思います。
また、がむしゃらに学習をこなすという経験はとても大切です。インプット量が一定量を超えると、簡単に要点が掴めるタイミングが必ずあります。
何から勉強すればいいか分からないという人は以下の2つをオススメします。
- とりあえず受験する
- 独学でスコアを取得した人の勉強法を参考にする
まだ受験をしたことがない人は、受験してみましょう。 とても抽象的ですが、受験して初めて見えてくるものがあります。本当です。
受験して自分の現状を把握する。目標まで何が足りないのか分析してみましょう。
すでに受験済みで、それでもやるべきことが分からない方は、他の人の原体験を参考にしてみるのもいいと思います。
ポイントは、自分に合わないことはやらない、ということです。あくまで原体験の一つなので、参考程度にみてみるといいでしょう。
また、私が書いた勉強のロードマップは全てウェブサイトで無料で公開しています。言葉足らずなこともありますが、参考までにご覧になっていただけると嬉しい限りです。
これから「IELTS」「TOEFL」を受験する方へ
IELTSやTOEFLをこれから受験する方。今、受験中で苦しんでいる方もいると思います。しかし、目標はもっとずっと先にあるはずです。
「こんな難しい英語のテストがあるのか!」
と、やる気が失くなる時があります。勉強してもスコアが全く伸びない時期があります。
しかし不思議なもので、将来その時のことを振り返ってみると「あの時は大変だったけど、今見るととそんなに難しくないなあ」 と思うのです。
IELTSやTOEFLに挑むような皆さんは必ず世界に良い変革をもたらす人間であると思っています。
何かIELTSやTOEFLの勉強で困っていることがあれば、いつでもご相談ください。何か手伝えることがあると思います。