IELTSライティング「タスク1」のテンプレート表現を徹底紹介

IELTSで使えるテンプレート集【ライティングタスク1】

こんにちは、SOLOのルークです!

オンラインでIELTSを教えています。

今回の記事は「IELTSライティングタスク1で役立つテンプレート集を紹介します。

タスク1では、テンプレートを用いた対策が特に重要です。タスク1の課題は、図表を説明する形式で、描写する内容がある程度パターン化されているからです。

バンドスコア6.0までは、テンプレートを用いた対策が最も効率が良い方法だと思います。タスク1では、自分の意見を述べる必要がないので、図表に対応したテンプレート表現を覚えてしまう方が効率がいいんですね!

記事の内容は、下記の動画でも確認して頂けます。

それでは、詳しくみていきましょう。

「タスク1」のテンプレート

まずは、タスク1の概要を以下で確認しておきましょう。

概要図表やデータの説明
時間20分
文字数150字以上
問題形式形式1:ラインチャート
形式2:棒グラフ
形式3:円グラフ
形式4:ダイアグラム
形式5:表(テーブル)
形式6:地図
形式7:複数の図表
注意点・スペルミスは減点対象
・不完全文章や箇条書きは減点対象

ライティング「タスク1」はグラフや表など、データの特徴を描写する形式の問題です。

設問形式は全部で7パターンありますが、どれも答え方は基本的に同じで対応できます。まずは何度かライティングを各過程で、適切な段落構成と数値を示すために必要な英語表現を覚えていきましょう。

また試験時間が20分しかないので、ゼロから表現を考えるよりもテンプレートに情報を付け加える方が安定したスコアを取得することができます。

数値と変化を表す表現

図表やデータを説明するために必要な英語表現は以下の2種類です:

  • 表現1:「数値」を表す動詞
  • 表現2:「変化」を表す副詞

ライティングは同じ語彙ばかりを使用すると減点対象になります。数値や変化を示す語彙を幅広く覚えておくことで、パラフレージングができるようになりスコアがの上昇が見込めます。

パラフレージングについては以下の記事を参考にしてください:

練習の段階で積極的に覚えた語彙を使用して、使い方を身体で覚えていきましょう!

「数値」の上昇を表す動詞

以下は数値の上昇を表す時に使える動詞です:

  • rocket
  • increase
  • go up
  • climb
  • grow
  • jump
  • rise

「数値」の下落を表す動詞

  • fall
  • drop
  • decline
  • decrease
  • go down
  • plunge
  • plummet

「increase」「decrease」だけを使っていたらダメです!練習の段階で、いろんな表現を実際に使って、身体で覚えましょう!

「変化」の度合いを示す副詞

  • sharply / quickly
  • rapidly / steeply
  • considerably
  • significantly
  • substantially
  • steadily
  • gradually
  • moderately
  • slightly
  • slowly

上から変化が激しい順に副詞を並べています。

副詞も同じように、様々な文脈で意識的に使うようにしましょう。

前置詞を表す表現

タスク1対策をしていて盲点になりがちなのが前置詞です。

なぜなら図表で「数値」や「年代」を説明するときに前置詞の知識が必要になるからです。

何でもかんでも「in」ばかりを使わないように注意しましょう!

前置詞を活用した例 – 直線的なグラフ

さっそく1つ目の例をみてみましょう。 「差」と「年代」に着目して前置詞を紹介します。

Task1に便利な前置詞の使い方1

上記のイメージで出てきた表現以外にも、例えば以下のような表現があります:

  • It decreased from 10 to 4.
  • There was a drop of 6 (units).
  • It dropped by 6 (units).
  • A decrease in the number of….
  • Between 2010 and 2014…
  • From 2010 to 2014…

細かいようですが、普段から数値を描写することに慣れていないと適切に対応することができないのです。

前置詞の例 – 上下の変動があるグラフ

次は「乱高下」に着目して表現するための前置詞を見てみましょう。こちらもIELTS必須ですね。

使われる前置詞は以下の通り:

  • It started at 4 (units).
  • It peaked at 10 (units).
  • It dropped by 8 (units) to its lowest point at 2 (units).
  • It increased to 6 (units).
  • It remained stable between 2010 and 2012.
  • It finished at 6 (units) in 2012.

ここまで覚えれば、前置詞も怖いものなしですね。

サンプル例題でテンプレの活用

概要がわかったところで早速、サンプル問題を元ににテンプレート表現を紹介していきます。

サンプル問題 – 棒グラフ

以下の問題を見てください:

IELTSライティングタスク1棒グラフのサンプル問題
IELTSライティングタスク1棒グラフのサンプル問題

上記のような図表に対して、設問で指示されているタスク内容に回答します。

棒グラフ – 解答例

以下が上記問題の解答例です。バンドスコアは概算で満点「9.0」:

The chart indicates the number of boys and girls who took part in extracurricular sports activities in Great Britain in 2018.

Football was easily the most popular sport with boys and the least popular with girls, with participation levels of over 65 and less than 20 respectively. For all other sports, swimming and cycling were approximately twice as popular as other activities for both genders.

Girls participated more than boys in swimming with around 52 compared with 48 boys. Girls also preferred skating with participation levels of over 28 as opposed to boys who numbered around 24. There was also a small difference in walking/hiking numbers with girls numbering around 23, one or two more than boys.

On the other hand, boys were more active in cycling, where they had almost 60 participants, 9 more than girls. Boys also participated more in tennis than girls, with around 24 whilst girls numbered just 18.

Overall, the figures demonstrate that boys spend significantly more time than girls playing football and sightly more time cycling and playing tennis. However, girls slightly preferred walking, swimming and skating but did not participate significantly in football.

参照:ACADEMIC IELTS WRITING TASK1 – MODEL ANSWER

解答例は「The English Bureau」さんから参照させていただきました。

上記の解答例で、赤字にした部分が「タスク1」で重要になる英語表現です。「比較表現」が中心ということが分かります。

データや図表は必ず比較するべき観点があります。焦点を当てる観点を軸に、比較表現で事実を描写していきましょう。

ちなみに問題内容を覚えても全く意味はありません。形式と書くべきポイントに絞って勉強していきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

まずは、今回の記事で紹介した動詞、副詞、前置詞を覚えましょう。覚えたら実際に練習で何度も使って、使い方を身につけていきましょう。

タスク1は、テンプレートを上手に活用し、文字数を満たす事ができれば少なくとも「バンド6.0」は取得できます。初めのうちは慣れないかもしれませんが、根気強く頑張って下さいね。

最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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