こんにちは!
今回は「IELTSライティングで最適な文字数」について紹介します。
「249語は減点対象になるのか知りたい方」や「これからライティングの対策を始める方」の役に立てば幸いです!
「a」「the」も文字数に含まれるか、なども含めて解説していきますね!
それでは詳しく説明しますね。
目次:
IELTSライティングの最適な文字数
IELTSライティングの概要
IELTSライティングは「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・モジュール」で出題内容が違います。
以下に概要をまとめたので確認してみましょう:
制限時間 | 60分 |
タスク数 | 2タスク |
タスク1の特徴 | ・(アカデミック)図表の読み取り ・(ジェネラル)手紙形式 ・150字以上 |
タスク2の特徴 | ・エッセイ形式 ・250字以上 |
表を見るとタスク1で「150字以上」タスク2で「250字以上」の文字数が指定されていることが分かります。
「アカデミック・モジュール」も「ジェネラル・モジュール」も文字数は同じことが分かりますね!
文字数がバンドスコアに与える影響
次に文字数がバンドスコアにどのような影響を与えるかをみていきましょう。
以下に簡潔な採点基準を載せたので確認してください:
タスクへの回答 (Task Achievement) | ・設問に対して適切に回答ができているか ・設問に対して十分な量回答できている |
一貫性 (Coherence and Cohesion ) | ・内容に一貫性があるか ・つなぎ語を適切に活用できているか ・パラフレージングを活用できているか |
語彙力 (Lexical Resource) | ・様々な語彙を適切に使用できているか |
文法 (Grammatical Range and Accuracy ) | ・様々な構文を適切に使用できているか |
上記の評価基準のうち、文字数が含まれる観点は「タスクへの回答(Task Achievement)」です。
なぜなら、設問に「Write at least ○○○○○ words.」というタスクが課せられているからです。つまり「149字」でも「249字」でもタスクに適切に答えていないと判断され減点になります。
単に文字数を指定しているのではなく、文字数もタスクの1つであるという認識なんです!
ライティングで理想の文字数は
減点されるポイントがわかったところで、理想の文字数はどうでしょう。
IELTSが公表している理想の文字数はありません。また文字数が多いことでスコアが良くなることはないと言われています。
「それじゃ指定の文字数ギリギリ書けばいいのか…」と思うかもしれませんが、そうとも言えません。
なぜなら本番の試験では文字数を一つずつ数える時間がないので、余裕を持ってタスクの1割増の文字数を書き出すことをオススメします。
つまり :
- タスク1:「165字」前後
- タスク2 :「275」字前後
文字数の目安は文章の行数で判断しましょう。IELTSが無料で提供しているライティング回答シートを使って、自分の文字が1行で約何文字かを把握しておくと役に立ちます。
どれくらいの文字の大きさで書けば何文字になるのかを把握しておくと、大幅に時間を短縮できます!
文字数は多いほどいいのか
「文字数を多く書けばスコアも伸びますか?」
という質問を良くいただきます。先ほど述べたように、文字を書きすぎてもスコアが伸びることはないと言われています。
また文字数が増えると以下のようなリスクが出てきます:
- リスク1:内容の質が落ちてしまう
- リスク2:文法間違いが増える可能性がある
- リスク3:一貫性を損なう可能性がある
タイムマネジメントを身につけて、質にフォーカスしたライティングを身につけるべきです。
文字カウントのルール
以下が参考までに文字数のカウントルールです:
- ルール1:ハイフンで結ばれた語句は一語
- ルール2:略語は一語
- ルール3:句読点はカウントされない
- ルール4:「a・ an・ the」は一語
略語(「We’re」や「I’m」など)はアカデミック・ライティングではインフォーマルな表現です。口語とは混合しないように気をつけましょう。
最後に
ライティングは型を覚えて文字数を気にしない
今回の内容を以下にまとめておきます:
- ポイント1:指定文字数の1割増しが理想
- ポイント2:文字数を書きすぎてもスコアは伸びない
- ポイント3:略語はインフォーマル
文字数を気にしていると「いくら書いても指定の文字数に全然いかない…」なんてことが良く起こります。
そんな場合は、ライティングの型を覚えてしまいましょう。型に沿って主張を構成することで、文字数を気にすることなくライティングができるようになります。
以下の記事にライティングの型をまとめたので、参考にしてください:
最後まで読んでいただきありがとうございました!
IELTS対策で悩んでいることがあれば、お気軽にご連絡ください!