【IELTS対策】ライティングでスコア「7.0」を取得するコツ

【IELTS対策】ライティングでスコア7.0を取得するコツと勉強法

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、IELTSライティングセクションでバンドスコア7.0を取得する方法を紹介します。

現在のバンドスコアが4.0から6.0程度の方」や「これからIELTS対策を始める方」の参考になれば幸いです。

非ネイティブがIELTSのライティングで6.5以上を取得するのは、とても難しいと一般的に言われています。しかし、不可能ではありません。

この記事では「どうすれば7.0を取得できるか?」について、受講生の統計情報と私の分析を元にまとめていきます。

ライティングのようなアウトプット・スキルは、「どこが問題か?」を自分で客観的に理解し改善することが大切です。振り返りの精度が高ければ、ライティングの度に着実にスコアアップに近づくはずです!

それでは詳しく説明していきます。

IELTSライティングについて

IELTSのライティングは、以下の二つのタスクから構成されています:

タスク1タスク2
時間20分40分
文字数150語以上250語以上
内容・表やデータの特徴をまとめる形式・エッセイ形式
・点数配分が「タスク1」の2倍

IELTSライティングは、「タスク2」の配点が「タスク1」の配点よりも高くなります。つまり、高スコア取得のためには「タスク2」の勉強により焦点を当てる必要があります。

タスク1は出題される問題形式が多い一方で、一度書き方を覚えると比較的スコアが取りやすくなります。

一方でタスク2は、出題されるトピックに関する母語の知識も必要になるため、英語力のみならず、母語の論理力や背景知識の量がスコアを大きく左右します。

評価基準

IELTSに限らず全ての試験で重要なことは「回答がどのように評価されるのか」を、しっかりと理解することです。

一見よく出来たライティングでも、評価基準を無視していると当然スコアは伸びません。また、評価基準を理解していないと、何を改善するべきかが分からないのです。

ということで、ライティングの評価観点をみてみましょう。IELTSのライティングは、以下の4つの観点から評価されます

  1. タスクへの返答(Task Response)
  2. 一貫性(Coherence & Cohesion)
  3. 語彙(Lexical Resource)
  4. 文法(Grammatical Range and Accuracy)
タスクへの返答(TR)・設問に適切に回答ができているか
・アイデアと結論は明確か
一貫性(CC)・適切な段落構成が取れているか
つなぎ語が適切に使えているか
語彙(LR)・語彙を適切に使用できているか
・同じ語彙を繰り返し使用していないか
文法(GRA)・文法を適切に使用できているか
様々な構文を使用できているか

上記の観点をまとめると。「読み手の負担にならない明確な文章かどうか」ということが重要であるということがわかります。

自分にとって都合の良い文章ではなく、読み手のロジックに沿った適切な英語表現を書き出すことが必要になるというわけです。

また単に意見を書き出すだけでなく、意識的に難しい語彙や構文を用いてライティングすることも高スコアを取得するために求められます。

タスク1では「観点① Task Response」が「Task Achievement」という評価になっていますが、評価する内容は基本的に同じです。

「語彙」と「文法」の観点は英語の基礎力が、「タスクへの返答」と「一貫性」は母語のメタ認知力が重要になるということが分かります!

今回は、特に重要になるタスク2の評価基準に関して、もう少し詳しく説明していきます。

観点① タスクへの返答(TR)

「タスクへの返答(Task Response)」は、「設問の意図を正しく理解し、設問の指示通りに適切に自分の主張を展開できているか」ということを評価する観点です。

「設問を理解するっていうのは簡単でしょ!」

そう思ってしまいがちですが、この部分を侮ってはいけません。現に受講生の7割以上が「自分の解釈」を加えて設問を理解し、設問とは異なる主張を展開しています。

例えば、こんな問題があったとします:

  • Women are better at childcare than men, therefore they should focus more on raising children and less on their work life.
  • To what extent do you agree or disagree with this statement?
    「女性は男性より育児が得意なのだから、もっと育児に専念して、仕事にはあまり力を入れない方がいい。あなたはこの意見にどの程度賛成ですか、反対ですか?」

さぁ、あなたならどのように回答しますか?

ここで「これは男尊女卑だ!」とくれぐれも感情的にならないように注意してください。冷静に設問を読み返して見ましょう。

よくよく読んでみると、あくまで設問で論点になっているのは以下の二点ということが分かります:

  1. 女性は男性より育児が得意である
  2. 女性は育児に専念するべきである

つまり「女性は育児が得意、だから育児に専念するべきだ」という主張に対する意見が求められています。女性の働き方改革といった小難しい内容ではないんですね。

この記事を読んでくれている方は、わざわざこんなマイナーな記事を見つけてくたわけですから、きっと頭の回転が早いんだと思います。

頭の回転が早いが故に、設問をサッと見た瞬間に「なるほどね!女性の働き方についてのトピックか!」と、自分にとって理解しやすい情報に解釈してしまうんですね。

そこで、ここで一歩立ち止まって「設問で本当に聞きたいところは何なんだろう?」と思考の速度を一段階落として考えてみることが大切です。

観点② 一貫性(CC)

「観点② 一貫性(CC)」とは、「各段落で述べられた主張の一本筋がしっかりと通っているのか」ということが評価される観点です。

「導入>ボディ>結論」で述べる内容が、Thesis Statementと一致しているかということが大切ということです。

  • Thesis Statementとは…
  • エッセイにおける書き手が一番伝えたいメッセージの核となる意見。通常、導入パラグラフで述べられ、結論パラグラフでは導入部分のパラフレーズが述べられる

例えば「I strongly agree with the statement…」と述べているにもかかわらず、ボディで反論できるような情報を加えたり、結論で曖昧な考察を述べたりすると評価が下がります。

また、もう一つ大切なことが「ディスコースマーカー」を活用するということです。

ディスコースマーカーとは「論理標識」と訳され、エッセイの論理展開を示す接続表現のことを指します。

前後の文章のロジックを、適切なディスコースマーカーを用いてライティングすることで評価が高くなります。

ディスコースマーカーは、他にもTransition Wordsとも呼ばれます。IELTSだけでなく、TOEFLで高スコアを取得するためにも重要なテクニックです。後で詳しく紹介します!

観点③ 語彙(LR)

「観点③ 語彙(LR)」は、「どれだけ豊富な語彙を適切に使用できるか」を評価する観点です。

アカデミック・ライティングでは、同じ語句や表現を繰り返し使用するのが好ましいとされていません。そのため、できる限り同じ語を使わずに違う表現に置き換えてライティングすることが重要です。

この時に大切になるのが、あえて難しい語彙を使用することです。難しい語彙を使用することで、語彙力の豊富さを示すことができるため評価が高くなります。

一方で、難解な語彙を無理に使おうとして、文脈上適切でないと判断された場合には評価が下がってしまう可能性もあります。

「どのような文脈で使える語彙なのか?」をしっかりと理解した上で、ライティングすることが大切になります。

観点④ 文法(GRA)

「観点④ 文法(GRA)」は、観点③と同様に「同じ構文ばかりを使わずに、様々な構文を適切に使うことができるか」が評価されます。

例えば、受動態、仮定法、完了形、比較表現など、文章を異なる文法を用いてライティングすることが評価されます。

もう一つ大切なことが、「コンプレックス・センテンスを使用すること」です。

コンプレックス・センテンスとは、接続詞を含んだ二文以上のセンテンスのことを指します。Whenやifなどの「従属接続詞」を使用することがポイントになります。

以上が各評価基準で求められていることです。この評価基準を正しく理解することが、スコア7.0以上を目指す上で非常に重要になるので必ず覚えておいてください!

ライティングのコツ

基本となる評価基準の理解ができたら、いよいよライティングのコツについて紹介していきます。

スコア7.0を取得するためのコツは、以下の四点です:

  1. ネイティブからのフィードバック
  2. パラフレーズ
  3. ディスコースマーカー
  4. クリティカル・シンキング

前提として、先程の評価基準は正しく理解できているものとします。

それぞれ詳しく説明していきます。

1. ネイティブからのフィードバック

スコア7.0のライティングは、文法や語彙のミスが限りなくゼロに近いです。

ここでいう「ゼロ」とは、私たちが考える「文法的に正しい文章」ではなく、ネイティブが考える「自然な文章」ということに注意してください。

ライティングのような言語学習における高等スキルは、第二言語学習者の視点から「何が間違っているか?」を判断することはできません。つまり、正しく振り返り改善することが一人ではできないのです。

そこで重要になるのが、「ネイティブから率直なフィードバックを定期的にもらうこと」です。

自分では「完璧に書けた!」と思う文章でも、ビックリするくらい不自然な表現を訂正してくれます。

訂正された表現があったら「なぜ不自然になるのか?」を、まずは自分で考えて見てください。自分で一度立ち止まって考える、それでもどうしても分からない時にようやくネイティブに質問しましょう。

一度考えるプロセスを経由することで、その表現に対する理解が格段に高まります。

2. パラフレーズ

評価基準③でも述べた語彙の置き換えを、専門用語で「パラフレーズ」と言います。

先述の通りアカデミック・ライティングは、同じ表現の繰り返しを好みません。文章が幼稚であると考えられるためです。

そのため、設問で使われる表現もパラフレーズしてライティングする。結論でThesis Statementをもう一度述べる時もパラフレーズする。これはタスク1も同様です。

パラフレーズはライティングだけでなく、リスニング・リーディングで問題を作る時も基盤となる考え方なので、必ず覚えておくようにしましょう。

3. ディスコースマーカー

観点②でディスコースマーカーについて述べました。ここではディスコースマーカーの一例を紹介します。

ちなみに、IELTSではディスコースマーカーのことを「Cohesive Devices(つなぎ語)」と定義しています:

Cohesive Devices

ディスコースマーカーは役割ごとに、

  1. 列挙
  2. 原因
  3. 結果
  4. 対比
  5. 逆説
  6. 比較
  7. 例示

といった役割があります。

これらを文脈に合わせて、時には文と文を繋げて表現することで、ライティング全体の論理構造がより明確になります。

また、ディスコースマーカーを使うときはパラフレーズに注意して、同じ表現を繰り返し使わないようにしましょう。

4. クリティカル・シンキング

最後のコツは、英語とはあまり関係ないかもしれません。というのも、ライティングは「自分の考えを書き言葉で再構築する作業」なので、母語の要素がより強く反映されるからです。

ご存知の通りクリティカル・シンキングは、一朝一夕では身につきません。日常的に様々なことに疑問を持ち、自分なりの意見を論拠と共に考える圧倒的な経験値が必要です。

考えるときは、以下の四つの観点を意識して見てください:

  1. なぜなのか?
  2. つまりどういうことか?
  3. 他に似たような事例はないのか?
  4. 過去に同じような事例はなかったか?

いずれの観点も、ライティングで主張を強化するための「理由」や「論拠」として活用することができます。

また、自分一人で考えているだけでは客観的な分析が難しいので、自分の考えをアウトプットたり、自分の周りに話してみることが大切です。

ここで大切なことは、頭の中だけで考えずに「必ずメモなどにして考えを書き起こすこと」です。文字という形にしないと、結局は何も考えていないことと同じ。すぐに忘れてしまうし、人に伝えることができないのです!

まとめ

ライティングが伸びない原因を正しく分析しよう

最後に、この記事の内容をまとめておきます:

  1. ライティングのスコアアップのためには採点基準の理解が前提としてとても大切になる
  2. ネイティブからフィードバックをもらって、文法や単語のミスを一つずつ減らしていこう
  3. ライティングは「英語力+母語の論理力」、自分にとって足りていない部分は何かを正しく分析しよう

繰り返しになりますが、採点基準を正しく理解することが対策では重要です。なぜなら、改善するべきポイントを理解することが明確になるからです。

またフィードバックをもらうことも重要です。なぜなら、どうしても自分一人では正確に添削することができないからです。

自分では書けていると思う文章でも、論理展開がチグハグなことも多々あります。必ず客観にライティングを評価する機会を作りましょう!

フィードバックを元に、着実に改善点を直していけば必ずスコアが伸びます。ライティングは長期戦ですが、諦めずに頑張って勉強していきましょう!

最後に、IELTS対策やライティングで何か悩んでいることがあれば、お気軽にご連絡ください!

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