こんにちは、SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学をされる方をサポートしています。
今回の記事では「シドニー大学(UoS)の特徴と進学方法」を紹介します。
シドニー大学は、創立1850年の歴史がある大学です。オーストラリア最古の大学であり、世界大学ランキングでは常に上位にランクインしています。
以下の動画で、記事の簡易要約をご確認頂けます:
それでは、詳しく見ていきましょう。
目次:
シドニー大学(UoS)の特徴
まずは、シドニー大学の基本情報を見てみましょう。
都市 | シドニー |
生徒数 | 57,414人 |
男女比率 | 42:58 |
留学生比率 | 51% |
教授&学生比率 | 1 : 23.1 |
コース期間 | 3年 |
出願資格(英語) | IELTS6.5 or TOEFL85点 |
世界インパクトランキング | 52位 |
世界評価ランキング | 61〜70位 |
シドニー大学は「世界を改善、導く人材育成をする」というビジョンを掲げ運営されています。
生徒数は5万人強と、オーストラリアでは最大規模です。男女比率は女性が6割弱で多めになっています。留学生比率は51%で、オーストラリアの中では多い方と言えます。
世界的に評価の高い学科に「スポーツ、獣医科学、医学、法律、看護、土木工学、演劇、建築、教育」などがあります。また、特色のある学科に「国際関係学、メディアコミュニケーション、ビジュアルアート学科、ソーシャルワーク」などがあります。
出願に必要な英語資格は、IELTS6.5またはTOEFL85点です。
学費
シドニー大学の2024年度の学費です。
学費(年) | 45,500 – 61,000 AUD |
- 参照 : Tuition Fee
シドニー大学の学費は、2024年4月現在のレートで年間およそ453-608万円です。
これは、オーストラリアの大学の中で平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
なお学部に進学される日本人留学生向けの、シドニー大学からの奨学金などはありません。留学を検討される方は、日本の奨学金制度を活用する必要があります。
ランキング
次に、世界ランキングをみてみましょう。
2024年 | |
QS | 19位 |
The Times | 60位 |
U.S.News | 28位 |
- 参照: QS World University Rankings
- 参照: U.S.News
シドニー大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 19位、The Times 60位、U.S.News 28位です。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
ロケーション
シドニー大学が位置するロケーションです。
大学のキャンパスは3か所にあります。メインキャンパスは、オーストラリアの最大都市シドニーに位置しています。
シドニー大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に4個あります。様々なタイプの寮の中から、自分に合った家を選ぶことができます。
キャンパス内には、図書館や研究施設などがあります。日本からシドニーまでは、直行便で9時間で到着します。
シドニー大学(UoS)の進学方法
出願要件
シドニー大学の出願要件です。
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 | 6.5 |
TOEFL | 85点 | 85点 |
成績 (GPA) | 記載なし | 記載なし |
規程テスト | SAT 1170- ACT 23-, etc | 必要なし |
シドニー大学へは「英語資格」「成績」「規程テスト」の3点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。上記の出願要件は、おおよそどこのオーストラリアの大学でも同じです。
英語の出願基準は、IELTS6.5またはTOEFL85となっています。
IELTSに関しては、オーストラリアの他の大学と同等の基準です。TOEFLは、他大学が83-90ぐらいだと考慮すると、少し低い方だと言えます。
IELTS6.5はTOEFL90程度と同等のレベルですので、TOEFLの方が早くスコアメイクができます。
IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。
学校の成績(GPA)に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。
多くの学生が勘違いをしていますが、シドニー大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です!
ファウンデーションコース
シドニー大学には、Taylors Collegeと呼ばれるファウンデーションコースがあります。
ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、シドニー大学の一年生になることができます。
シドニー大学で仮合格を認められたが、英語力が足りない人がTaylors Collegeを経由して入学します。
Taylors Collegeへの英語の入学条件は、IELTS5.0以上です。英語が苦手な人でも、入学するチャンスは十分あります。
学年暦と出願時期
シドニー大学は、以下のように2期制です。
- 夏期:2月下旬-6月中旬
- 冬期:7月下旬-11月下旬
出願は、シドニー大学のウェブサイトから行います。オンラインで申し込むことで、手続きは完了します。
シドニー大学への入学時期は2月または7月です。出願は、年中可能です。
最短で入学する場合は、高校を卒業した3月の後の7月です。卒業後に、すぐに出願をする必要があります。
学部進学を目指している人は、できれば高校3年を卒業する頃までにはIELTS(TOEFL)のスコアが揃っていることが理想です。
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- QS 世界大学ランキング19位
- 年間の学費は453-608万円
- 出願にはTOEFL(IELTS)が必要
シドニー大学(UoS)の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。