こんにちは、SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学をされる方をサポートしています。
今回の記事では「トロントメトロポリタン大学(旧ライアソン大学)の特徴と進学方法」を紹介します。
トロントメトロポリタン大学は前身が工科専門学校であることから建築、工学、デザインに強い大学です。日本人のみならず留学生自体が非常に少ないネイティブ環境です!
それでは詳しく見ていきましょう。
目次:
トロントメトロポリタン大学(旧ライアソン大学)
まずは、トロントメトロポリタン大学の基本的な情報を見てみましょう。
都市 | トロント |
生徒数 | 36,218人 |
男女比率 | 44:56 |
留学生比率 | 8% |
教授&学生比率 | 1 : 42.4 |
コース期間 | 4年 |
出願資格(英語) | IELTS 6.5 or TOEFL 83 / 92点 |
世界インパクトランキング | – |
世界評価ランキング | – |
トロントメトロポリタン大学は「技術とデザインのより大きな民主化とすべての人の繁栄につながる文化のシフトを作ることで、エンジニア、建築家、建築科学者に選ばれる学部になる」というビジョンを掲げ運営されています。
生徒数は3万人強と、カナダでは多い方です。男女比率は女性が6割弱で多めになっています。留学生比率は8%で、カナダの中では少ない方と言えます。
世界的に評価の高い学科に「デザイン、建築、機械工学、電子工学」などがあります。また、特色のある学科に「国際経済、ファッション、コンピューターサイエンス」などがあります。
出願に必要な英語の資格は、IELTS6.5またはTOEFL83/92点です。
学費
トロントメトロポリタン大学の2023年度の学費です。
学費(年) | 31,749 – 38,472 CAD |
- 参照 : Tuition Fee
トロントメトロポリタン大学の学費は、2023年5月現在のレートで年間およそ320-388万円です。
これは、カナダの大学の中では平均的です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。
ランキング
次に、世界ランキングをみてみましょう。
2023年 | |
QS | 801〜1000位 |
The Times | 801〜1000位 |
U.S.News | 1452位 |
トロントメトロポリタン大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 801〜1000位、The Times 801〜1000位、U.S.News 1452位です。格付け機関により、評価方法が異なります。
QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
ロケーション
トロントメトロポリタン大学が位置するロケーションです。
大学のキャンパスは3か所にあります。メインキャンパスは、トロントの市街地の中心部ダンダススクエア周辺にあります。
トロントメトロポリタン大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に3個あります。どの寮も綺麗な建物で、快適な学生生活を送ることができます。
キャンパス内には、歴史のある建物があります。日本からトロントまでは、直行便でおよそ12時間です。
トロントメトロポリタン大学(旧ライアソン大学)の進学方法
出願要件
トロントメトロポリタン大学の出願要件です。
資格 | 学部 | 修士 |
IELTS | 6.5 | 6.5 |
TOEFL | 83 or 92点 | 83 or 92点 |
成績 (GPA) | 5段階3.5以上 | 2.8以上 |
規程テスト | N/A | N/A |
トロントメトロポリタン大学へは「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。出願要件は、おおよそどこのカナダの大学でも同じです。
英語の出願基準は、IELTS6.5またはTOEFL83(コンピューターサイエンスなど一部の学部は92)となっています。
IELTSに関しては、カナダの他の大学と同等の基準です。TOEFLは、他大学が83-90ぐらいだと考慮すると、平均的だと言えます。
IELTS6.5はTOEFL90程度と同等のレベルですので、TOEFLの方が早くスコアメイクができます。
IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。
学校の成績(GPA)に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。
とはいえ、やはり合格者の大半は、90%以上(5段階4.5以上)の成績をおさめられています。成績が悪い人におすすめなのが、WESというサービスです。
これは、成績の信用評価機関で、日本式のGPA換算から北米式のGPA換算へ変換してくれます。私の体感では、9割以上の学生が成績を大幅にアップすることができます。GPAに自信がない人などは、積極的に活用してみると良いでしょう。
多くの学生が勘違いをしていますが、トロントメトロポリタン大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です!
ファウンデーションコース
トロントメトロポリタン大学には、ESLと呼ばれるファウンデーションコースがあります。
ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、トロントメトロポリタン大学の一年生になることができます。
トロントメトロポリタン大学で仮合格を認められたが、英語力が足りない人がESLを経由して入学します。
ESLへの英語の入学条件は、IELTS4.5以上またはTOEFL53以上です。英語が苦手な人でも、入学するチャンスは十分あります。
学年暦と出願時期
トロントメトロポリタン大学は、以下のように3期制です。
- 秋期:9月上旬-12月下旬
- 冬期:1月下旬-4月下旬
- 春夏期:5月上旬-8月下旬
出願は、トロントメトロポリタン大学のウェブサイトではなく、OUACという外部機関から行います。OCACは、カナダオンタリオ州の大学申請プロセスを運営しています。オンタリオ州の複数の大学に一括出願できる便利なシステムです。
トロントメトロポリタン大学の出願は、ほとんどの学科が2月1日が締め切りになっています。例えば、2023年9月入学の場合は、2023年の2月1日までの出願が必要だということです。
その際、大学の学科によっては、高校3年時の2学期と3学期の成績は後ほど提出するようになります。合格後に成績が下がってしまうと、取り消しになることもあるので気をつけましょう。
学部進学を目指している人は、どんなにおそくとも高校3年の秋頃までにはIELTS(TOEFL)のスコアが揃っている必要があります。
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- The Times 世界大学ランキング801〜1000位
- 年間の学費は320-388万円
- 出願にはIELTSまたはTOEFLが必要
トロントメトロポリタン大学(旧ライアソン大学)の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。
興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。
自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。
その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無償で海外進学のサポートも行っています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。