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英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「ポーランドの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。
ポーランドは欧州の中では学費が比較的安めです。また、医学や歯学の選択肢があることも特徴的です!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
ポーランドの大学
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2023年度のポーランドの大学ランキングです。
日本語 | Times | Shanghai | QS | U.S. News |
ヴロツワフ医科大学 | 351 | 801 | – | 835 |
ヤギェロン大学 | 601 | 401 | 293 | 339 |
ロッジ医科大学 | 601 | – | – | – |
グダニスク医科大学 | 801 | – | – | – |
ワルシャワ大学 | 801 | 401 | 284 | 345 |
AGH科学技術大学 | – | 601 | 801 | 782 |
グダニスク工科大学 | – | 801 | 801 | – |
ワルシャワ生命科学大学 | – | 801 | – | – |
アダム・ミツキエヴィチ大学 | – | 901 | 801 | 875 |
ワルシャワ医科大学 | – | 901 | – | – |
トルン・コペルニクス大学 | – | 901 | 801 | – |
ワルシャワ工科大学 | – | 901 | 521 | 732 |
ヴロツワフ工科大学 | – | 901 | 801 | – |
ポズナン生命科学大学 | – | – | 521 | – |
クラクフ工科大学 | – | – | 801 | – |
ポーランドで、留学生に知名度がある大学は「ヴロツワフ医科大学」「ヤギェロン大学」「ワルシャワ大学」の3校です。
大学の格付け機関によりランキングが異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
Shanghaiのランキングでは「ノーベル賞の数(20%)、論文被引用数(20%)、論文掲載数(40%)、教員資源(20%)、卒業生の業績(10%)の内訳です。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語で学べるコース
次に、ポーランドで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、ポーランドでは学士で220、修士で350以上の学科が英語コースを開講しています。
その他の欧州と比べて、ポーランドの大学は、工学とテクノロジー分野の学科が数多く英語で開講されています。
例えば、ワルシャワ工科大学の「土木工学」「環境工学」「航空工学」には定評があります。
留学生に人気のIT系では、コヴェントリー大学「サイバーセキュリティ」、ワルシャワ工科大学やウッチ大学「コンピューターサイエンス」が専攻できます。
医療の選択肢が多いのもポーランドの特徴です。
例えば、ウッチ医科大学、ビャウィストク医科大学の「医学」「歯学」、Gdansk University of Physical Education and Sportの「自然療法」などです。
歯学は、ワルシャワ医科大学も有名です。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
ポーランドの大学の1年間の学費と卒業までにかかる総費用です。
学費(年) | 3,000 € – 5,800 € |
ポーランドの大学の年間の学費は2023年3月現在のレートで年間43-84万円です。
医学や歯学は、年間の学費が11,000€ – 13,500€(約160-195万円)で6年制ですので、進学希望者はご注意ください。
ポーランドの大学は現地の方を含むEU圏の人は格安です。しかし、EU外の外国人留学生は、英語コースに通う場合は費用がかかります!
進学方法
ポーランドの大学(学部)には基本的に、
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. IELTS(TOEFL)
の3点の提出で進学が可能です。成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
英語の資格は、IELTS(TOEFL)の提出が必須です。IELTSですと5.5-6.5、TOEFLで対策をされる方は87点が必要です。ポーランドでは、IELTS の方がTOEFLよりも基準が甘くなっています。
上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 医学、歯学の選択有
- 学費は欧州の中でもでも格安
- IELTS5.5から進学可能
ポーランド留学の特徴としては、「医学、歯学」の英語コースが複数の学校で提供されていることです。
将来、日本ではなくヨーロッパで医療従事者としてキャリアを磨きたい人などにはオススメです。
また、学費が欧州の中では格安で、日本の私立大学と比べても半額ほどになっています。
学費が理由で海外留学を諦めている方などは、ポーランド留学を1つの選択肢として考えてみると良いかもしれません!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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