IELTS 6.5のレベル感と勉強法を徹底解説

【IELTS 6.5】バンドスコア「6.5」の難易度と勉強法の解説

こんにちは、SOLOのルークです!

IELTSを専門的に教えています。

今回の記事では、IELTS6.5のレベル感と勉強法を徹底解説します

IELTS6.5を取得することで、90%以上の海外大学の進学基準を満たすことができます。海外進学を考えている人は、まずはこのIELTS6.5を目指すことで、選択肢を広く持つことが可能です!

それでは、詳しく見ていきましょう。

IELTS 6.5のレベル感

まずは、IELTS6.5のレベル感です:

IELTSTOEFL iBTTOEIC英検
9.0116 – N/AN/A
8.0 – 8.5106 – 115N/AN/A
7.0 – 7.595 – 105945 – 9901級+
6.0 – 6.572 – 94805 – 940準1級 – 1級
5.0 – 5.555 – 71605 – 8002級 – 準1級
4.0 – 4.542 – 54410 – 6002級

この表は、弊社が指導してきた受講生のスコアから算出した数値です。ほとんどの方が、TOEFLの学習をされる前に、英検やTOEICを受験されています。

IELTS6.5のレベルは、およそ「英検1級」「TOEIC900+」と同等です

「英検1級を持っていればIELTS6.5は必ず取れるのか?」

という訳ではありません。IELTSは英検とは別の英語テストですので、対策は必要です。

それぞれの英語試験の特性と、受験者の英語の得意分野によってスコアの取得しやすさは変動します。

例えば、TOEIC900点保持者でも、初回受験がIELTS5.5だったケース。TOEFL90点を取得していても、IELTS6.5取得には苦労をされるといったようなこともあります。

必要な勉強時間

IELTS6.5の取得に必要な勉強時間です。

CEFR / IELTS必要学習時間
C2 / 9.01,000 – 1,200
C1 / 8.0700 – 800
B2 / 7.0500 – 600
B1 / 6.0350 – 400
A2 / 5.0180 – 200
A1 / 4.090 – 100

データによると、およそ400-500時間学習するとIELTS6.5に到達することが分かります。ただし、これはあくまで目的意識をもって集中した学習量で、何も考えずに、勉強をしても、IELTS6.5に到達するわけではないので注意してください。

また、比較的リスニング対策に苦労しないヨーロッパ圏の非ネイティブもデータに含まれています。一般的に、英語から遠く離れた言語の日本人の学生は、もっと時間がかかると思った方が良いでしょう

以下は、日本人学習者がより直感的にわかりやすい時間換算です。

  • 英検3級:約2,500時間+
  • 英検2級:約2,000時間+
  • 英検準1級:約1,500時間+

英検3級(中学レベル)からIELTS6.5を目指す場合、1日3時間の勉強を約2年半程度、英検2級(高校レベル)からは約2年、英検準1級では約1年半程度を考えておくと余裕が持てます。

IELTS 6.5の勉強法

IELTS6.5を取得するためには、まずは、リーディングとリスニングの勉強に集中することが大切です。

リーディングとリスニングが6.5に到達した人から、ライティングやスピーキングの勉強にうつることをオススメします。

第一に、リーディングやリスニングは独学でもスコアを上げやすいです。また、そもそもライティングやスピーキングは、リーディングとリスニングの上に成り立つテクニカルなスキルです。

スピーキングやライティングが、リーディングとリスニングよりも先に6.5が取れるということは、ほとんど見たことがありません!

リーディング

リーディングの勉強法です。

リーディングで6.5点を獲得するためには、40問中27-29問の正解が必要となります。

リーディングで6.5を目指すために最も効率が良い勉強法は、公式問題集を中心に学習することです。少し極端に聞こえるかもしれませんが、公式問題集に出てくる単語を覚えきることで到達できるスコア感です。

リーディングは、

  • 単語がわかる
  • 構文がわかる
  • 文意が分かる

この3つの条件が揃った時に、完璧に理解ができます。

3の「文意が分かる」が最も難易度が高いスキルです。「筆者は要はこういうことが言いたいんだよね」といった事が正確にわかるスキルです。

7.0以上の高スコアを狙うためには必須のスキルですが、6.5までですと「単語を覚えきる」ことでも到達可能です。

具体的には、IELTSの単語帳と公式問題集に出てくる単語を、抜け目なく完璧に覚え切りましょう。

単語は知っていれば知っているほど有利になります。多少、構文や文意が分からなくても、押し通すことが可能です。

単語の習得に関して大切なのは、自分に合った方法を知ることです。自分にとって最も効率よく覚えやすい方法を、色々試しながら探ってみてください。

リスニング

次に、リスニングの勉強法です。

リスニングで6.5を獲得するためには、40問中26-29問の正解が必要となります。

リスニングで最も有効な学習法は、「ディクテーション」です。ディクテーションは、書き取り練習です。自分が書き取れる音は、きちんと聞き取れるという証明になります

こちらもリーディング同様に、公式問題集を中心にディクテーションを行います。公式問題集を、一文ずつ丁寧に書き取れるようになると、6.5ぐらいまでは上がるようにできています。

ディクテーションのやり方がいまいちわからない人は、「自分でトランスクリプトを作成する」と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

問題に回答後に、トランスクリプトを見るのではなく、自らが作成します。一文ずつ音源を流しながら、書き起こしてみてください。音源を3往復した後に、実際のトランスクリプトと自分が書き起こしたものを比べてみてください。

そこで間違っているものが、まったく聞き取れていない箇所です。その個所を何度も何度も聞いてみてください。そして、できれば自分でも言えるように真似をして行きます。

気づいた方もおられるかと思いますが、回答する10倍は復習に時間がかかります。ここがポイントです。リスニングは、問題に回答してもスコアは全く上がりません。いかに復習に時間をかけるかが大切です。

復習の際は、最初からトランスクリプトは見ないようにしましょう。トランスクリプトを見た瞬間に、それはリーディングのための勉強になってしまうためです。これ以上聞いても分からない際に、初めてトランスクリプトを参照します!

スピーキング

さて、IELTSスピーキングの勉強法です。

まずは、スピーキング6.5がどのような評価なのかを確認する必要があります。

FC
(流暢か)
・長く話すことに意欲を感じる
・繰り返し、言い直し、口ごもりにより一貫性を失いがち
・さまざまな接続語や談話標識を使用しているが必ずしも適切ではない
LR
(語彙)
・トピックを議論するための十分に幅広い語彙をもっている
・不正確さがあるが意味を明確に伝えらる
・概ね言い換えに成功している
GR
(文法)
・単文と複文を併用しているが、柔軟性は限定的
・複文ではしばしば間違いがあるが意味を阻害することはまれ
PR
(発音)
・さまざまな発音の特徴をさまざまなレベルでコントロールしながら使っている
・いくつかの発音の特徴を示せているが持続できない
・概ね理解可能だが、ここの単語の発音の間違いにより伝わりにくいことがしばしばある

最も大切なことを要約すると、「どんな問いに対しても、チャンクを維持しながら、長く回答しようとする」です。

以下の順で、学習をすると良いでしょう :

  1. 発音強化
  2. 答えを録音
  3. 自分の録音を書き起こす
  4. 目標スコアの回答に修正する
  5. 再度練習と録音

スピーキングは一人では練習できないと思っている人が多いようです。実際は、教材がなくても一人で練習ができるセクションです。朝起きてまずは2分スピーチ、寝る前に今日起こったことをぶつぶつと述べてみる。いつでもどこでも問いさえあれば練習が可能です。

練習の際は、可能であれば携帯の録音機能をつかって、自分が話してる英語を録音して下さい。それを書き起こしてみてください。自分が話してる内容を客観的に分析、修正していくことが スコアアップの近道です。

また、発音よく流暢に話す事が全体の50%のウェイトを占めています。つまり、復習の際は、語彙や文法項目だけでなく、流暢に発音を維持して話せるかにもフォーカスを当てる必要があります。

このぐらいのレベル感の人にとっては、パート3はまだまだ難しく感じるかと思います。ですので、パート1と2のトピックを網羅することを優先してください。パート2が終わった時点で、7.0ぐらいの印象を試験官に与えられれば、仮にパート3で多少失速したとしても大丈夫です!

ライティング

最後にライティング6.0を目指すにあたっての勉強法です。

こちらも、6.0の評価基準がどうなっているかを確認しましょう。タスク1と2で評価基準が若干異なります。

タスク1の評価

TA
(回答)
・問題の要求に言及している
・アカデミック:適切に情報を選んで全体像を示している
・ジェネラル:手紙の目的が概ね明らかであるが、文調が必ずしも一定ではない
・主要な特徴/箇条書きの質問について説明しているが、無関係・不適切・不正確な説明を伴う
CC
(一貫性)
・情報やアイデアを首尾一貫性を持って説明できており、全体としての進行が明らかである
・つなぎ言葉が効果的に使われいるが、文章内・文章間の繋がりに欠ける、または機械的である
・指示語が必ずしも明確かつ正確に使われていない
LR
(語彙)
・問題に対する十分な範囲の語彙を使用できている
・レベルの高い語彙に挑戦しているがいくぶんかの不正確さを伴う
・スペルやワードフォーメーションに時折間違いが見られるが、意味を阻害する物ではない
GR
(文法)
・単文と重文、複文を併用している
・文法、句読点の間違いはあるが意味を阻害するのはまれである

タスク1は、主要な特徴をグラフから読み取れるかが鍵になります。それを概要パラグラフにきちんとまとめる事が6.5に到達するための最重要事項です!

タスク2の評価

TA
(回答)
・問題の全ての部分について言及しているが、言及が少ない部分もある
・適切なポジションが示されているが結論が不明瞭または繰り返しである
・適切なメインアイデアを示しているが展開が不十分または不明瞭である
CC
(一貫性)
・情報やアイデアを首尾一貫性を持って説明できており、全体としての進行が明らかである
・つなぎ言葉が効果的に使われいるが、文章内・文章間の繋がりに欠ける、または機械的である
・指示語が必ずしも明確かつ正確に使われていない
LR
(語彙)
・問題に対する十分な範囲の語彙を使用できている
・レベルの高い語彙に挑戦しているがいくぶんかの不正確さを伴う
・スペルやワードフォーメーションに時折間違いが見られるが、意味を阻害する物ではない
GR
(文法)
・単文と重文、複文を併用している
・文法、句読点の間違いはあるが意味を阻害するのはまれである

冒頭で主張を明確に、問に答えきる事です。その上で、主張に対するアイデア、理由、例が「ある程度」まとまって書けることが大切です!

ライティングは、以下の順で学習をします :

  1. ライティングの型を覚える
  2. 頻繁に使用する英語表現を覚える
  3. 段落構成を覚える
  4. 実際にライティングする
  5. フィードバックをもらう
  6. 再度ライティングする

IELTSライティングのテンプレートに沿って「書くこと」からスタートしましょう。コツやテクニックを覚えても、書かないとスコアは伸びません

書いたライティングは、必ず誰かに添削してもらいましょう。ライティングはなかなか自分では客観視することができないからです。

ライティングやスピーキングは実際に書いたり話さないと伸びません。頭で理解することと実際にアウトプットできる事は別次元だからです!

スコアが伸びない場合

上記で述べた勉強法を続けても、スコアが伸びないというケースが少なからずあります。

そんな場合は「分かったつもりになる」が原因となっている可能性が高いです。知識には主に以下の3種類があり、

「思い込み」が学習を阻害する大きな要因の一つ

この中で一番厄介なのが「理解できたと思い込んでる知識」です。

これを防ぐためには、一度覚えた知識を「自分よりも英語力が低い中学生に教えることができるか」ということを自問してみてください。

人に教えるためには、覚えた知識を簡単な表現に置き換える必要があります。

簡単な表現で教えることができればできるほど、その知識を深く理解できた証拠でもあります。

最後に

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:

  • IELTS6.5は英検一級程度の英語力
  • まずはRLを伸ばし切ろう
  • SWはできれば最後に短期集中

IELTS6.5は、リーディングとリスニングが苦手な人は到達できません。

リーディングとリスニングが苦手な人が、スピーキングとライティングで高得点を取得する事は考えられないためです。

これは言い換えると、IELTS6.5への近道は、英語の基礎を完璧にすることです。目安としては、英検凖1級で9割以上はとれることです。

その上で、IELTSの対策をしていくと、リーディングとリスニングが安定してきます。

このように書くと「3週間ぐらいやりましたが伸びません!」という連絡を頂きます。IELTSは少なくとも3か月はかかります。英検やTOEICのように直前の追い込みがなかなかききません!

中長期で根気よく毎日続けてくださいね。最後にIELTS対策や海外進学などでお悩みのことがあればお気軽にご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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