【IELTS】ライティング問題の種類と回答の文章構成

【問の種類とストラクチャ】IELTSライティングの型と内部構成を完全解説

こんにちは!

SOLO IELTS TOEFLルークです!

今回の記事では、IELTSライティングで出題される問題の種類と回答の文章構成について説明していきます。

出題される問題の種類と回答の文章構成を知ることで、ライティングに必要な英語表現や論理展開を理解することができるようになります。

英語力だけでなく母語で考える力も重要になるセクションですが、問題の攻略法を理解しておくことでより効率的な対策ができるようになるでしょう。

IELTSライティングは2種類のタスクが出題されます。その中でも特にタスク1は、回答の方法と視覚資料の着眼点を理解しておくだけで比較的スコアが伸びやすくなります!

それでは詳しくみていきましょう。

ライティング問題の種類

IELTSライティングは、2つのタスクから構成されています。詳細は以下の通りです:

タスク1タスク2
概要視覚資料の説明エッセイ(主張の展開)
時間約20分約40分
文字数150字以上250字以上

タスク1はグラフや表、地図といった目に見える資料の特徴について述べていきます。

自分の考えを述べる必要がないので、データの着眼点と書き方を覚えれば比較的対応がしやすいタスクです。

一方で、タスク2は抽象的な質問に対して論理的に主張を展開することが求められます。

主張に説得力を持たせるために論理的に文章を組み立てる必要があるので、英語力だけでなく日本語での思考力も非常に重要になるタスクです。

各タスクの設問には仮の制限時間設定がされていますが、時間通りに解かなくても問題はありません。

タスク1 – 問題の種類

タスク1で出題される問題の種類に関していくつか考え方がありますが、ここでは7種類の問題を紹介します:

  1. 折れ線グラフ
  2. 棒グラフ
  3. 円グラフ
  4. 複数の視覚資料
  5. 地図
  6. ダイアグラム・プロセスチャート

上記で挙げた問題のうち、1〜4の問題をひとまとめでチャート問題と呼びます。

チャート問題は数値の変動について描写する問題なので、回答の構成は基本的に同じです。

ポイントとなるのは、2つ以上の項目を対比しながら描写することなので、比較表現は必ず理解しておきましょう。

例外として「7. ダイアグラム・プロセスチャート」は、チャートに沿って時系列に情報を述べていきます。

他の問題形式と必要になる表現が異なるので、対策には注意してください。

タスク2 – 問題の種類

タスク2では大きく分けて以下の5種類の問題が出題されれます:

  1. 賛成・反対(Agree / Disagree)
  2. 双方の視点からの論理展開(Discuss Both Views)
  3. メリット・デメリット(Advantage / Disadvantage)
  4. 課題解決(Problem & Solution)
  5. 複数設問(Two Parts)

上記で挙げた問題の種類のうち、厳密に自分の意見が求められるのは「1. 賛成・反対」と「4. 課題解決」の2つだけです。

それ以外は、自分の意見ではなく一般的な主張を比較することが求められるので注意してください。

回答の文章構成

回答はどちらも基本的に四段落で書き出していきます。

また、ライティングを効果的に行う上で「パラフレーズ」という概念を必ず覚えておいてください。

  • パラフレーズとは…
  • 元々のセンテンス・語句・イディオムなどを別の表現に置き換えて書き直すこと

それぞれのタスクでは、冒頭のパラグラフで設問のパラフレーズを行う必要があります。

パラフレーズを効果的に行うことで、採点者に豊富な語彙力や文法に対する理解力を示すことができるため、スコアアップのためには欠かせないテクニックです。

タスク1 – 文章構成

タスク1は基本的に以下の構成に沿って、ライティングしていきます:

一段落(導入パラグラフ)・設問のパラフレーズ(何に関する視覚資料なのかを説明する)
二段落(概要パラグラフ)・視覚資料の最も顕著な数値の変化
or ・視覚資料全体のトレンドや推移
三段落(詳細パラグラフ①)・視覚資料の中で最も顕著な項目の比較
四段落(詳細パラグラフ②)・視覚資料の中で次に顕著な項目の比較

タスク1は視覚資料を描写することが求められるので、結論の段落は必要ありません。

その代わりに、二段落の概要パラグラフで視覚資料全体から見える変化や推移に関して述べる必要があるので注意してください。

タスク1 – 回答構成の例

上記の回答構成を、実際の問題を見ながら確認していきましょう。

  • You should spend about 20 minutes on this task.
  • Eating sweet foods produces acid in the mouth, which can cause tooth decay. (High acid levels are measured by low pH values)
  • Describe the information below and discuss the implications for dental health.
  • You should write at least 150 words.
IELTSライティングタスク1折れ線グラフのサンプル問題

上記の折れ線グラフをを、以下のような構成でライティングしていきます:

導入質問のパラフレーズ
eg. the graph provides information about acidity level in the mouth after eating various type of natural sweeteners.
概要視覚資料のトレンドや推移
eg. Although all ingredients increase the acidity in the mouth in the first interval right after the consumption, the honey showed higher pH than the other sugar…
詳細①具体的な数値の比較①
eg. Firstly, the mouth pH is 7 at the moment when the sugar and honey are consumed. In 5 minutes, cane sugar made the acidity higher which reached nearly 3.5…
詳細②具体的な数値の比較②
eg. When honey is taken, pH level falls below 5 and it remains under risk level for about 13 minutes…

「この数値を参照するべき」というような絶対的な情報はありません。

ただ、ポイントになるのは、視覚資料を見ていない採点者が具体的にこのグラフをイメージできるかということです。

タスク2 – 文章構成

次にタスク2の構成を見ていきましょう。

タスク2の解答は、以下ように構成していきます:

一段落(導入パラグラフ)・設問のパラフレーズ(何に関して論じていくのかを再定義する)
・Thesis Statement(設問に対する回答)
二段落(ボディパラグラフ①)・Thesis Statementに説得力を持たせるための主張・理由・具体的な事例①
三段落(ボディパラグラフ②)・Thesis Statementに説得力を持たせるための主張・理由・具体的な事例②
四段落(結論パラグラフ)・ボディの要約
・Thesis Statementのパラフレーズ

Thesis Statementはエッセイの核となる主張のことで、エッセイ形式ではこのThesis Statementを軸にそれぞれのパラグラフを展開していきます。

タスク1と異なり、結論部分ではボディの要約を含めた上で再度Thesis Statementをパラフレーズする必要があります。

こうすることで、読み手が書き手の主張を再度確認することができるので文章の要点が理解されやすくなります。

タスク2はThesis Statementで述べた主張と矛盾しないような文章構成が大切です。文章を書いていると、知らない間に論点がズレてくるので常に設問を意識して、文章を展開していくことがスコアアップのポイントです!

タスク2 – 回答構成の例

続けてタスク2の実際の問題を元に、回答の構成を見ていきましょう。

  • You should spend about 40 minutes on this task.
  • Some people feel that entertainers such as film stars, pop musicians or sports stars are paid too much money.
  • Do you agree or disagree?
  • Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own knowledge or experience.
  • You should write at least 250 words.

上記の質問に対して、紹介した回答構成に当てはめていきます。

導入設問のパラフレーズ&Thesis Statement
eg. Nowadays, there is an argument that celebrities in the entertainment industry and athlete are earning too much money. In my perspective, I think it is reasonable to pay them at current salaries…
ボディ①Thesis Statementのサポート①
eg. Firstly, entertainers take risks to have media exposure…
ボディ②Thesis Statementのサポート
eg. Secondly, even though celebrities could earn much money in a certain period, earning constantly for a long term is much more difficult than those who are not…
結論要約&Thesis Statementのパラフレーズ
eg. To conclude, the salary of entertainers deserves their efforts and risk that they takes. Therefore, I believe…

慣れないうちは各段落の骨組みとなるセンテンスだけを決めて、そこから情報を肉付けしてみると良いでしょう。

骨組みだけを見て論理的に展開ができていれば、後から肉付けしても論点がぶれにくくなります。

また、自然と論理的に主張を組むトレーニングにもなるので、ライティングだけでなくスピーキングでもスコアアップの役に立ちます。

まとめ

まずはシンプルなセンテンスから書き出してみよう

今回の記事のポイントをまとめると、

  1. IELTSライティングの問題はタスク1とタスク2に分けられる
  2. タスク1は全部で7種類の問題
  3. タスク2は全部で5種類の問題
  4. ライティングの構成は基本的に四段落

以上です。

ライティングのようなアウトプット・スキルは頭で理解するだけでは、本番で実際に書けるようにはなりません。

最初は短いシンプルなセンテンスでいいので、とにかく書いて、失敗して、失敗を理解して書き直して、というプロセスを積み重ねてください。

失敗なしには学びはありません。また、失敗を振り返ることなしにも学びはありません。

しっかり失敗して、客観的に振り返る。それを繰り返すことで、着実に英語のスキルが向上していきます。

言語は運動と同じです。最初から泳げる人がいないように、最初から完璧な文章を書ける人はいません。何度も書いていくうちに身体が表現を覚えていくはずです!

IELTS対策に関してわからないことや、実際に勉強してみて行き詰まってしまうこともあると思います。

そんな時は私でよければ相談に乗るので、ご連絡ください!

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