こんにちは!
SOLOのルークです!
英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。
今回の記事では「デンマークの大学のランキング・費用・留学方法」を紹介します。
デンマークの大学は「起業、ソフトウェア開発、ウェブ開発」などのIT分野の選択肢が多いです。またインターンシップも必須であることが多いので、実践スキルをつけたい方にオススメです!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
デンマークの大学
ランキング
まずは、ランキングから見ていきましょう。
以下は、2024年度のデンマークの大学ランキングです。
大学名 | 日本語名 | Times Higher Education Ranking (2024) | TopUniversities Ranking (2024) |
University of Copenhagen | コペンハーゲン大学 | 103 | 107 |
Aarhus University | オーフス大学 | 109 | 143 |
Technical University of Denmark (DTU) | デンマーク工科大学 | 126 | 121 |
Aalborg University | オールボー大学 | 201 | 336 |
Aalborg University – Esbjerg | オールボー大学 エスビャー校 | 201 | 336 |
University of Southern Denmark | 南デンマーク大学 | 251 | 326 |
Copenhagen Business School (CBS) | コペンハーゲン・ビジネス・スクール | 301 | – |
Roskilde University | ロスキレ大学 | 601 | – |
デンマークで、世界ランキングにランクインしている大学は「コペンハーゲン大学」「オーフス大学」「デンマーク工科大学」の3校です。
大学の格付け機関によりランキングが異なるのは、評価方法に違いがあるためです。
The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。
Shanghaiのランキングでは「ノーベル賞の数(20%)、論文被引用数(20%)、論文掲載数(40%)、教員資源(20%)、卒業生の業績(10%)の内訳です。
QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。
U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。
英語コース
次に、デンマークで英語コースを提供している大学を確認します。
現在、デンマークでは学士で50、修士で280以上の学科が英語コースを開講しています。
世界ランキング上位校では「オーフス大学」が英語コースを開講しています。
具体的には、「グローバルマネジメント&製造」「経済&ビジネスマネジメント」「認知科学(心理学)」の3学科です。
留学生に人気のIT系では、コペンハーゲンIT大学「データサイエンス」、アールボー大学「ITとサイバーシステム」、Business Academy SouthWestとZealand Institute of Business & Technologyでは「コンピューターサイエンス」が専攻可能です。
より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!
学費
デンマークの大学の2024年度の学費です。
学費(年) | 7,700 € – 21,000 € |
デンマークの大学の年間の学費は、2024年7月現在のレートで年間128-349万円です。
中央値はおよそ14,000€(233万円)です。
デンマークの大学は現地の方を含むEU圏の人は無料です。しかし、EU外の外国人留学生は、英語コースに通う場合は費用がかかります!
進学方法
デンマークの大学の出願要件は以下です:
- 1. 高校の卒業証書
- 2. 高校の成績
- 3. IELTS(TOEFL)
の3点の提出で進学が可能です。成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。
英語の資格は、IELTS(TOEFL)の提出が必須です。IELTSですと6.5、TOEFLで対策をされる方は83点が必要です。どちらも難易度はほとんど変わりませんので、自分と相性が良い方を選ぶと良いでしょう。
上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!
最後に
最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:
- IT系の専攻が多数
- 学費は欧州の中では高め
- IELTS6.5から留学可能
その他の北欧の大学と比べて、デンマークでは英語コースを提供している大学が少ないです。
一方で、「起業」「ウェブ開発」「ソフトウェア開発」などのフィンランドやスウェーデンでは提供されていない学科の選択が可能です。
ビジネススクールが母体となったIT分野の学部コースは1.5年であることが多いので、学費を大幅に抑えることが可能です。
どこの大学も入学に求められる英語スコアがIELTS6.5(英検1級相当)ですので若干ハードルは高いですが、その分、大学内の英語レベルは高くなっています。
起業やIT分野に興味があり、座学と実学を織り交ぜた学びを得たい方などはデンマークの大学を考慮してみると良いのではないでしょうか!
その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。
英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。
最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無料で海外進学の相談にものっています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。