こんにちは、SOLOのルークです!
MBA進学希望者の方に、IELTSやTOEFLを教えています。
今回の記事では「オーストラリアMBAのランキング、学費、進学基準」を紹介します。
オーストラリアやニュージーランドなど、オセアニア地域のMBAが注目されています。
他の地域と比べて学費が安い上に、現地就職の可能性を大きく残せるためです。
MBAのコース期間は、大学によって異なります。UNSWのように1年の場合もあれば、モナシュやUQのように2年、メルボルン大学のように1-2年と選択ができることもあります!
それでは、詳しくみていきましょう。
目次:
オーストラリアMBA
ランキングと出願基準
早速、オセアニア地域のMBAランキングと、出願に必要な資格試験の基準を確認しましょう。
※ 今回はQSの2024年度のランキングを採用しています。MBAの格付けではFTも有名ですが、オセアニア地域は公開されていません。
QS順位 | 学校名 | IELTS (各セクション) | GMAT (最低値) |
1 | Melbourne Business School | 7.0(6.5) | 560 |
2 | UNSW (AGSM) | 7.0(6.0) | 650(平均値) |
3 | The University of Sydney Business School | 6.5(6.0) | 630 |
4 | UQ Business School | 6.5 | 550 |
5 | Monash Business School | 6.5(6.0) | 必要なし |
6 | Macquarie Business School | 7.0(6.0) | 必要なし |
7 | Australian National University | 6.5(6.0) | 600 |
8 | University of Western Australia Business School | 7.0(6.0 | 必要なし |
9 | UTS Business School | 6.5(W6.0) | 550 |
10 | Unisa Business School | 6.5(RW 6.0) | 必要なし |
11 | RMIT University School of Business and Law | 6.5(6.0) | 必要なし |
12 | Sydney Business School (Wollongong Uni) | 6.5(6.0) | 必要なし |
13 | La Trobe Business School | 6.5(6.0) | 必要なし |
13 | Otago Business School | 6.5 | 550 |
15 | Deakin Business School | 6.0(6.0) | 590 |
- 参考:QS
QSのMBAランキングは、「雇用機会(40%)、起業家精神と卒業生の成果(15%)、投資収益率(20%)、リーダーシップ(15%)、クラスと教員の多様性(10%)」の内訳にて評価されています。
オセアニア上位15校の中で、ニュージーランドは13位Otago Business Schoolのみです。残りは全て、オーストラリアの大学です。
出願には、英語資格IELTSのスコア提出が必ず必要です。また、志望校によっては基礎学力を測るGMATの受験も必要です。
上位校では、IELTS7.0が必要な場合が多く、その他は6.5から出願が可能です。GMATは550から出願できる大学がほとんどです。
オセアニアのトップ校を目指したい人は、IELTS7.0を目指して対策を始めましょう。7.0の取得は簡単ではありませんが、努力次第で必ず取得できるスコアです!
学費
次に、オーストラリアMBAの2024年度の学費を確認しましょう。
平均的なオーストラリアMBAの年間の学費は、AUD40,000程度であることが多いです。2024年4月のレートで、日本円およそ394万円です。
オーストラリアのMBAは2年コースであることも多いです。その場合、総額の学費は上記の2倍程度かかりますのでご注意ください。
とても高額ですが、それでもアメリカと比べると、卒業までの総額は半額ほどで済みます。
学費が最も高額なのはランキング1位のMelbourne Business Schoolで、2年総額NZD99,630(約983万円)です。
学費が最も安いのはOtago Business Schoolで、2年総額 NZD63,328(約625万円)です。
進学要件
次に、オーストラリアMBAの進学要件です。
進学には英語の資格試験IELTSが必須です。また志望校によっては、基礎学力を測るためのGMATのスコア提出が必要です。
IELTSはどの学校を受験するにしてもスコア6.5が必要で、7.0をとると全大学に出願可能です。
最も基準値が高いのは、Melbourne Business SchoolのIELTS7.0(各セクション6.5以上)です。一方でGMATは560から出願が可能なので、さほどハードルは高くありません。
むしろランキング2位のUNSW (AGSM)は、GMATの合格者平均点が650と公表されておりハードルが高めです。
GMATはIELTSの延長線上にあるテストです。IELTSのリーディングで7.0以上が取得できない場合、GMATはそもそも対策ができません。
GMATが必要なスクールを受験される場合は、まずはIELTSのリーディングに集中してください。
他のセクションも不安かと思いますが、リーディングができない限り、その他のセクションもどこかで伸び悩みます。リーディング対策で必要な語彙と文法は、全てのセクションの基礎になっているためです!
IELTSの難易度
重複しますが、出願をするためには、IELTS6.5-7.0が必要です。
これは、
どれくらいの難易度なのでしょうか?
一般的には、IELTS 6.5 = 英検一級に換算されます。
仮に、大学受験から英語に手をつけていない人は、スコア6.5の取得まで1-2年かかることがほとんどです。
また、IELTS6.5から7.0までは、たった0.5の差ですが、人によっては半年から1年程度必要です。
対策の第一歩は、実際にIELTSを受験してみることです。
実際のスコアを把握して、目標までの距離感を掴みましょう。そうすることで初めて具体的な戦略を練ることが可能です。
最後に
今回の記事のポイントをまとめておきます:
- 学費は年間およそ394万円
- IELTS6.5から出願可能
- GMATは必要ないことも多い
オーストラリアMBAのランキング・学費・進学基準は理解できましたでしょうか。
オーストラリアMBAへの第一歩は、英語資格IELTSの取得です。
オセアニアMBAは、その他の修士コースのように、高いGPAは要求されていません。
IELTSのスコアを取得することができると、ほとんどの場合は合格できます。
弊社では、海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策と進学サポートをオンラインで提供しています。
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記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。