こんにちは!SOLOのルークです。
海外へ行かれる方に、IELTSやTOEFLを教えています。
この記事では「建築・都市開発学科を専攻できる海外大学」を紹介します。
海外で建築を学びたい方で、比較的安価で有名な大学を知りたい人は多いのではないでしょうか。
この記事では、英語圏の高額な大学のみならず、欧州やアジアなどの格安で留学できる大学も紹介します。
建築、都市開発は、英語圏以外でも「英語で」学ぶことが可能です。英語圏と比べて、学費が安くクオリティの高い授業を提供している学校がいくつかあります!
目次:
建築・都市開発学科と海外大学
世界ランキング
まずは、建築・都市開発学科の世界ランキングを確認しましょう。
※ 大学ランキング格付けQSのデータを使用しています。
- MIT (米)
- Delft University of Technology(蘭)
- UCL(英)
- ETH Zurich(瑞)
- Harvard University (米)
- National University of Singapore (星)
- Manchester School of Architecture(英)
- University of California, Berkeley (米)
- Tsinghua University(中)
- Politecnico di Milano(伊)
- University of Cambridge(英)
- EPFL(瑞)
- Tongji University(中)
- The University of Hong Kong(中)
- The Hong Kong Polytech Uni(中)
- Columbia University(米)
- The University of Tokyo(日)
- University of California, Los Angeles (米)
- Universitat Politècnica de Catalunya · BarcelonaTech (西)
- Technische Universität Berlin(独)
- Technical University of Munich(独)
- KTH Royal Institute of Tech(瑞典)
- Cornell University(米)
- The University of Melbourne(豪)
- The University of Sydney(豪)
- Georgia Institute of Technology(米)
- Universidad Politécnica de Madrid(西)
- Politecnico di Torino(伊)
- KU Leuven(白)
- Seoul National University(韓)
建築以外の学科では、米英が上位を占めることが多い世界ランキング。
一方、建築・都市開発では多種多様な大学がランクインしています。
地域ごとには、欧州14大学、アジア7大学、米国7大学、オーストラリア2大学という内訳です。
欧州からは、イギリス、スイス、スペイン、イタリア等の様々な国がランクインしています。
アジアでは、シンガポール国立大学がトップですが、その他は、香港を含む中国の躍進が目立ちます。
大学の選び方は様々にあると思いますが、学費と進学基準が最も大きなポイントになるかと思います。
下記に、詳しく紹介していきます。
学費
まずは、学費から見ていきましょう。
以下は、各地域の2023年度のおおよその年間の学費になります。
- アメリカ:750万円
- 英国:460万円
- 豪州:410万円
- シンガポール:295万円
- 香港:290万円
- 中国:60万円
- イタリア:55万円
- スイス:20万円
- ドイツ:無料
こちらは、2023年2月のレートでの学費です。
学費は、アメリカが最も高く、中国と欧州各国が格安であることが確認できます。
ドイツに至っては、国立大学は外国人留学生も無料です。
こちらは、年間の学費ですのでお気を付けください。追加で生活費がかかります。
学費は、大学により変動します。上記はあくまで参考程度に、必ず志望校の大学のウェブサイトから確認をしましょう。
「志望校名、international students, fee」と検索をすると確認が可能です。
進学方法
次に、進学方法を確認します:
アメリカとシンガポール以外は、以下の3点の提出で進学が可能です。
- 高校の卒業証書
- 高校の成績
- 英語資格(IELTSまたはTOEFL)
英語資格に関しては、IELTS6.0-7.0(TOEFL80-100)の、いずれかの値で基準が設けられていることがほとんどですう。
おおよそのレベル感は以下です。
- IELTS 6.0(TOEFL80) = 英検準一級と一級の間
- IELTS 6.5(TOEFL90)= 英検一級
- IELTS 7.0(TOEFL100)= 英検一級に余裕をもって合格
イギリスとオーストラリアに限っては、英語の資格基準を満たせない場合に、ファウンデーションコースから進学することも可能です。
ファウンデーションコースとは、大学準備コースのような位置付けの講座です。
アメリカとシンガポールの上位校は、英語資格が必要な場合と必要でない場合に分かれます。
一方で、SATと呼ばれるテストの結果を提出する必要があります。SATの必須科目は英数で、イメージとしては共通テストを英語で受けるようなものです。
SATは、IELTS(TOEFL)よりも難易度が高いです。通常は、英語資格のスコアメイクを終えてから対策をする方が多いです!
最後に
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- 建築・都市開発はさまざまな国で学べる
- 学費は国により大きく異なる
- IELTS6.0(TOEFL80)から出願可能
以上が、建築・都市開発学科が有名な海外大学と進学方法の紹介でした。
基本的には、英語の資格基準を満たすことで出願ができます。
英語が得意でない場合、IELTSやTOEFL対策には時間がかかります。
現状のスコアを把握した上で、目標までの距離を定め、戦略を立てて学習を進めましょう。
IELTSやTOEFLは、日本にいながらも確実にスコアを上げることができます。
弊社では、出願準備とIELTSやTOEFLの双方をサポートすることが可能です。海外進学を考えてる人などは、遠慮なくご相談ください!
記事を最後までよんでいただき、ありがとうございました。