シンガポール国立大学(NUS)の特徴と進学方法を紹介

【海外進学】シンガポール国立大学の留学方法と特徴を紹介 (NUS)

こんにちは、SOLOのルークです!

オンラインでIELTSやTOEFLを教えています。

今回の記事では「シンガポール国立大学(NUS)の特徴と進学方法」を紹介します。

シンガポール国立大学は、東大を押さえてアジアNo1にランクインしています。「アジアからグローバル」を掲げ、アメリカのイェール大デューク大などの一流大と提携プログラム提供しています!

それでは、詳しく見ていきましょう。

シンガポール国立大学(NUS)概要

まずは、NUSの基本的な情報を見てみましょう:

都市シンガポール
生徒数31,819人
男女比率50:50
留学生比率25%
コース期間3年
留学生合格率7.0%
出願資格(英語)不要
QS世界ランキング11位
TIMES世界ランキング21位
雇用主の評価(卒業後)99.2/100

シンガポール国立大学は「人文社会科学の知識と学問の発展を通じて社会に貢献する」というミッションを掲げ運営されています。

男女比率のバランスがとれた大学で、留学生比率も25%と高くアジアのトップ大学の中では非常に多様性あふれる環境です。NUSの世界ランキングは、大学格付け機関QSでは11位、Times Higher Educationでは21位です。

卒業後の就職先である、雇用主からの評価も北京大学についでアジアで2番目です。社会に出た際に通用する人材育成に力を入れていることが分かります。

留学生合格率は7%と低く感じるかもしれませんが、世界のトップ大学の中では高めです。また、出願に英語資格であるIELTSやTOEFLが不要なのも特徴的です!

学費

NUSの2022年度の学費の確認をしましょう :

学費(年)SGD 30,050 – 39,250
卒業までの概算総費用SGD 150,150 – 177,750

NUSの年間の学費は、2022年7月現在のレートで年間約290-380万円です。生活費込みの卒業までの費用は、およそ1,450-1,720万円です。注意点としては、音楽、医学、歯学学部は、3-4倍ほど学費がかかることです。

奨学金に関してですが、シンガポール国立大学では「特出した生徒のみに与える」と記載があります。現実的には、世界数学オリンピック大会で優勝といった経験がない限り厳しいようです。

シンガポール国立大学のみならず、シンガポールでは基本的に「大学」から留学生には、奨学金は給付されないと考える方が良いようです!

学部紹介

続けて、シンガポール国立大学が設置している学部を確認してみましょう :

  1. 人文・社会科学
  2. コンピューティング
  3. デザイン・建築・環境
  4. サイエンス
  5. エンジニアリング
  6. 医学
  7. 歯科
  8. 看護
  9. 法学
  10. 音楽
  11. ビジネススクール

NUSの学部課程は、全部で11の学部で構成されています。各学部の中に様々な学科があります。

世界ランキングで評価の高い学科は「 石油学、工学部全般、薬学、社会政策、建築、メディア学、コンピューターサイエンス、統計、法学、ビジネス、医学」です。

特色ある学科は「 中国語、マレー研究、イベントマネジメント、持続可能環境、不動産学」です。

留学生の多くは「工学、コンピューティング、サイエンス学部」に進学することが多いです。これらの学部は、卒業後に現地で就職できる可能性が高いからです!

ロケーション

次に、NUSが位置するロケーションです。

NUSのキャンパスは、市内から電車で30分ほど離れた郊外に位置しています。

郊外といってもシンガポールは国の面積自体が東京都23区ほどで、国全土にアクセスが可能です。

東京からシンガポールは直行便でおよそ7時間で、時差も1時間しかありません。そのため、昼の便を活用すれば時差で苦しむことなく行き来が可能です。

実際に、週末に日本に帰国し家族と会うといったことをされている方もおられるようです!

シンガポール国立大学の進学方法

NUSの進学要件は、以下です。

資格学部修士
IELTSN/AN/A
TOEFLN/AN/A
成績
(合格者平均)
5段階4.7以上3.8以上
規程テストSAT Math 650 / SAT ERW 600 or
ACT 29

SAT Subject 3教科(数学2+2教科)
各650以上
GRE
(学科により必要)

NUSは、ファウンデーションコースなどの大学準備コースがありません。そのため、日本の高校や大学を卒業後に、直接進学する必要があります。

入学のためには「成績・規程テスト」の3点の準備が必要になります。注意点としては、上記のスコアは出願できる最低スコアであり合格が保証されているものではありません

「コンピューティング、エンジニアリング、サイエンス」の修士を進学希望している方は、GRE 320点(各160以上)が必要です。

その他の学部では、GREは必須ではありませんが、選考のアドバンテージになると記載があります。

参考までに、進学までの流れを共有しておきます。

  1. SAT(ACT)/ GREのスコアメイク
  2. 志望動機書と課外活動報告(奨励)
  3. インタビュー (学科による)

SAT(ACT)のスコアメイクをまずします。その上で、志望動機書と課外活動報告を準備して出願します。最後に、指定日にインタビューを受講すると良いでしょう。

志望動機書と課外活動報告の提出は「任意」と書かれている一方で、「奨励」とも書かれています。合格率を考えると提出した方が無難だと考えられます。

※インタビューは「建築、歯学、医学、産業デザイン、法学、看護」を受験する人は必要ですが、その他の学部では必要ありません。

出願時期

NUSは、以下のように2期制です。

  • 前期:8月前半-12月前半
  • 後期:1月中旬 – 5月前半

シンガポール国立大学への出願は、1月中旬から4月後半にかけて可能です。

つまり、学部進学を目指している人は、高校3年の12月までにIELTS(TOEFL)とSAT(ACT)のスコアが揃っている必要があります。

高校2年までに大学受験範囲の基礎単語と文法を学習して、そこから1年かけて専門的な英語力を伸ばしていくと良いと思います。

日本で英語を学習してきた人にとっては、IELTSやTOEFLは数ヶ月で高得点が取れるようなテストではありません。できれば、高校に入学した時点で学習を開始することをオススメします!

まとめ

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • QS世界大学ランキング11位
  • 年間の学費は290-380万円強
  • SATの受験が必要

アジア大学トップに位置するNUSは、多様性溢れる環境で専門性の高い学術を学ぶことができます。

またキャンパス内にある学生寮の設備が豊富で、海外でもリラックスした環境で学ぶことが可能です。

興味がある場合は、キャンパスツアーをみてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

NUSのここがオススメ

個人的にはNUSには何度も訪問しており、学生たちの雰囲気がとても良い印象があります。

そのほかの点として、

  1. 学生がハードワーク
  2. アジア人が過ごしやすい異文化環境
  3. 世界の視点を持てる

という点も個人的にオススメのポイントです。

さまざまな学生たちと話しましたが、みなさん自分独自の価値観がしっかりしており目標を持って学習に取り組んでいる印象を受けました。

プロジェクトがあると夜通し作業したりすることもあるようで、そのような点もとてもハードワークな学生が多いという印象を受けたポイントです。

また、学校はインターナショナルな環境ですが、アジア人にとっては非常に住みやすい雰囲気を持っています。

NUSの学生たちの就職先はシンガポール企業だけでなく、世界中のさまざまな企業です。そのため、学校内でできた交友関係が世界中に拡がるという点もNUSがオススメだと思う魅力の一つだと思います

記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。NUSでは必要ありませんが、英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!

メールで相談する

LINEで相談する

0 Comments

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

CONTACT US

We're not around right now. But you can send us an email and we'll get back to you, asap.

Sending

Log in with your credentials

Forgot your details?