こんにちは!
今回の記事では、「IELTSやTOEFLで最高の結果を出す直前対策」を紹介します。
「 テスト前日にどんな対策をすれば良いか分からない人」や「 自分の実力を最大限に発揮したい方」の参考になれば幸いです。
IELTSやTOEFLでは自分の実力以上の結果は出ません。一方でテストですので対策を怠ると実力以下のスコアが出てしまうことはあります!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
IELTSとTOEFLの直前対策
まずは模試
テスト前日まで何の対策もしてこなかった人は、IELTSとTOEFLの模試を回答して試験の形式を叩き込んでください。
以下が公式が公開している模試です:
テスト慣れをするだけで問題文を必要以上に読み込む必要がなくったり、回答すべきポイントを理解しておく事でスコアが大きく変わります。
例えばTOEFLですとポテンシャルとしては90点が出てもおかしくないような人がTOEFLの形式を知らないまま受験をすると70点になったりします!
以下は、今までIELTSやTOEFLの対策をきちんとしてきた人が、試験前日に何をすれば良いかを紹介します。各セクション1時間ずつ計4時間とって下さい。
リーディング直前対策
IELTSやTOEFLの前日にすべきリーディング対策は以下です :
- 過去解いた模試のパッセージを読む
- 分からなかった単語を確認
- 間違った問題とその理由を確認
新しく問題を解くのではなく、今まで解いた問題を黙読して下さい。60分でだいたいパッセージを6-7つは消化できるかと思います。本番の2倍の量です。
目的としては、読み慣れと自分が間違いやすい問の確認をしておくことで本番で同じ傾向のミスをしないためです。もしかすると確認した単語が本番で出るかもしれません。
リーディングのオススメは興味を持って読むこと、そして1文ずつ無理やりにでもその情景を思い浮かべる事です。嫌でも頭に入ってきます!
リスニング直前対策
IELTSやTOEFLの前日にすべきリスニング対策は以下です :
- 過去解いた模試を再度聴く
- 音と意味を逃したら場合は聴き直す
- 過去に間違った問とその理由を確認
リスニングも同様に新しく問題を解くのではなく、今まで解いた問題を聴いて下さい。60分あるとだいたい10例題ぐらいは消化できるかと思います。
リスニングは出てくる単語の意味が分かって音を1語1句聴き取れたらスコアがでます。スコアが出ないのであれば途中で音声変化が原因で何度か大きな聞き間違いをしています。
当日は1.5倍速から2倍速にした音源をスマホにいれて会場に向かうと本番で音源がゆっくりに聴こえます。ユーチューブのサンプル問題を2倍速にして聴くのでも良いです!
ライティング直前対策
IELTSやTOEFLの前日にすべきライティング対策は以下です :
- IELTSの図表とTOEFLのIntegratedはサンプルアンサーを写経→音読
- エッセイは自分が書いた最もスコアが高い答案を写経
IELTSのタスク1の図表問題や、TOEFLのIntegratedライティングは自分のアイデアの展開ではないためサンプルアンサーの写経が効果的です。写経後に音読をしてください。
一方でエッセイは自分が書いた最もスコアが高い答案を写経するのが良いでしょう。メリットは最もスコアが高くなるライティングを身体化させられるためです。また写経している途中でよりベターな表現を思いつきます。
IELTS W5.5以下やTOEFLライティング20点以下などのスコアが低い人は最後にタスク1の型を確認して書くべきことを確認しておきましょう!
スピーキング直前対策
IELTSやTOEFLの前日にすべきスピーキング対策は以下です :
- 練習した各問に対して独り言
- 各タスクで出る可能性のあるトピックを確認。問に対する答えのキーワードを日本語でもっておく (IELTS)
- メモを見ながら再度回答 (TOEFL)
IELTSもTOEFLもとにかく練習した問に対して1人でぶつぶつ答えていってみて下さい。
IELTSに限っては聞かれる可能性がある問の答えの日本語のキーワードを頭の中に入れておくと本番でも役にたつ可能性が高いです。日本語で答えられないものは英語でも答えられません。
TOEFLは各タスクで練習してきたメモをみながら再度回答して下さい。メモをみても話せないものは復習ができていないので、再度問題に取り組んで下さい!
まとめ
実力を最大限に発揮することは可能
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:対策をしたことがない人は前日に模試を解こう
- ポイント2:直前対策は4時間はとる
- ポイント3:当日はリスニングを1.5倍速-2.0倍速にして会場に向かう
IELTSやTOEFLで前日にやるべき対策は分かりましたでしょうか。トピックの相性などで若干スコアにブレが生じる事はありますが、まぐれスコアは存在しません。
「まぐれでIELTS7.0いきました!」とか、「奇跡が起きてTOEFL100点いきました!」みたいな生徒がいますがそれは完全に実力です。
IELTSやTOEFLは中長期で根気よく毎日続けてくださいね。最後にIELTS対策や海外進学などでお悩みのことがあればお気軽にご連絡ください!