こんにちは、SOLO IELTS TOEFLのルークです。
今日はIELTSのライティング対策として間違いやすい文法9選を紹介します。
文法間違いが散見されるとスコア6以上は取れないね
目次:
ライティングの文法対策
IELTSのライティングの4つの評価項目のうち25%が文法を占めています。
- (TR) タスク達成度: 25%
- (CC) 内容の一貫性: 25%
- (LR) 語彙力: 25%
- (GR) 文法: 25%
文法においてスコアを上げるために鍵になることは2点あります。
- 文法間違いが少ない
- 重文と複文が使用されている
評価基準を見てみるとそのことがわかります。 以下がスコア7.0の文法セクションの評価基準です。
実際にほとんどの生徒が同じ文法間違いをおかすのでこの記事でまとめて紹介します。 重文と複文に関しては以下の記事を参照にしてください。
対策1: 不可算名詞
生徒が最も犯す間違いの一つが不可算名詞を可算名詞として使用することです。以下の名詞は数えることができません。
- Money
- Food
- Education
- Research
- Travel
- Advice
- Advertising
- Information
- Happiness
- Knowledge
- Traffic
- Entertainment
- Literature
- Work
- Shopping
もっと大事なのはここからです、不可算名詞の場合は以下のような使用はしません。
- a/an:
a knowledge, an information - a few, many, a number of:
a number of work, many research - a plural verb:
There were many literatures back then. - a number:
He gave me four advices.
不可算名詞の間違いがあると、その文章自体がエラー扱いになるよ
対策2: a/an+形容詞+名詞
冠詞は名詞の直前でなくても使用することが可能です。 単数名詞の前が形容詞の場合がそれにあたります。
- an overall majority
- a very large percentage
- a steady increase
例外として、quite a few peopleがあります。peopleと複数名詞になります。
対策3: -ingかto+動詞の原形
-ingで表現するか、to+動詞の原形で表現するかもライティングになると急に間違える人が増えます。 動詞別で覚えておきましょう。
-ingをとる動詞
- avoid
- consider
- suggest
- deny
- practice
- mind
- keep
- involve
- recommend
- imagine
- give up
- finish
to+動詞の原形
- afford
- promise
- would like
- want
- seem
- deserve
- refuse
- learn
- prepare
- offer
- help
- decide
- hope
対策4: 動詞と名詞の呼応
動詞と名詞は呼応する必要があります。具体的には、動詞を複数形にした場合は名詞も複数形にする必要があります。逆も然りです。
- There are many leaves on the ground.
- There is no place like home.
対策5: カンマの使い方
IELTSのライティングでは、Linking words「繋ぎ語」をよく使用します。
繋ぎ語は、 however, firstly, for example, unlike, nevertheless, firstly, secondly, moreoverといったような言葉です。
文頭で使用するつなぎ語のすぐ後にはカンマが必要です。
- However, he doesn’t earn much
- Moreover, it contains inaccuracies.
- On the contrary, southern Europe had poor weather.
つなぎ語が文中に来る場合は前後両方にカンマをおく場合もあります。
- There are several problems to consider, for instance, there is a lack of public transport.
- He had severe injuries, nevertheless, he completely recovered.
繋ぎ語の使用方法に関しては以下を参照にしてください。
対策6: the
theの使用は冠詞と不可算名詞と並んでよく間違えるトップ3に入ります。
theを使用してはいけないケース
- 地域や国名
例: Japan, Europe, Australia - 一般「論」を述べるときはtheを省いて複数形にする
例: German cars are very resilient.
例: Products are very high quality in Japan.
theを使用するケース
- 自然数
例: the first, the second, the third - 最上級
例: the best, the least attractive - 地名、国名の例外
例: the USA, the UK, the Maldives, the Middle East, the United Arab Emirates - 世界にひとつだけ
例: the environment, the atmosphere, the internet - 抽象名詞が状況、プロセス、質や変化を説明する際
例: the improvement in the field / the development of the city - 一般的な「もの」を述べる際
例: take care of the body / the teacher approached the student
対策7: アポストロフィー
短縮形でアポストロフィー「’」 を使用しますが、 IELTSのようなアカデミックな試験では短縮形は使用しません。
- Would not : Wouldn’t
- I am : I’m
所有を示す際にもアポストロフィーを使用します。 こちらはIELTSで使用可能です。
- Luke’s laptop
- Oscar’s company
所有を示す際にアポストロフィーを使用できない場合もあります。
- The chocolate is not theirs, it’s ours.
- He could hear its footsteps.
対策8: スペルミス
スペルミスをあげるとキリがありません。しかし、IELTS においてよく使用する単語で生徒がよく間違えるスペルミスが以下になります。
- occurred
- beginning
- though or through
- business
- programme
- accommodation
- advertisement
- commercial
- country
- environment
- government
対策9: 前置詞
形容詞や名詞の後に使用する前置詞の間違いが散見されます。
- in
- decrease in
- increase in
- rise in
- drop in これから頑張って
- of
- example of
- number of
- advantage/disadvantage of
- percentage of
- use of
- about / with
- Disappointed about (something)
- Disappointed with (someone)
- Pleased about (something)
- Pleased with (someone)
- Angry about (something)
- Angry with (someone)
- Worried about (something or someone)
- at
- Bad/Good at (something)
- Surprised at (something)
まとめ
以上多くの生徒が間違いがちな文法9選でした。
特に、「可算不可算名詞、冠詞、the」の3分野はほぼ全ての文章の中に入ってきます。
エラーフリーを目指す上で鍵になるのでこの際マスターしましょうね
最短で伸ばすならSolo
SoloはIELTSのスコアを最短で伸ばします。
自分だけで学習できる自信がない人は是非一度カウンセリングに来てみてね。
弊社のIELTSのプロ講師たちが待ってるよ。