こんにちは!
今回の記事では「IELTSの世界と日本の受験者数の推移」をデータを用いて紹介していきます。
「IELTSがどんなテストかイメージが沸かない方」や「どれくらい世界でメジャーなのかを知りたい方」の参考になれば幸いです。
日本ではまだ馴染みのないIELTS(アイエルツ)ですが、世界規模で考えるとTOEFLよりも受験者数が多いメジャーなテストです。海外進学以外にも移住や就労の際に必要になるケースもあり、様々な用途があります!
それでは詳しくみていきましょう。
目次:
IELTS(アイエルツ)の受験者数について
世界規模のIELTS受験者数
IELTS(アイエルツ)の受験者数は過去10年で2倍以上に増加しています。まずはその移り変わりをデータで確認していきましょう:
2017年から2018年の1年間で、受験者数が一気に50万伸びおよそ350万人が世界で受験していることが分かります。
一方日本では、正確な受験者数は公表されていません。ウィキペディアには「2016年で約3万6000千人が受験した」という記載が確認できますが、リソースは不明なので参考程度に考えると良いでしょう。
これまで様々な人にカウンセリングを行いましたが、IELTS自体を知らなかった人が多い印象です。受験者数は増加していますが、まだまだ日本では認知度が低いテストというのが正直な感想です!
IELTS受験者数増加の原因
IELTSの受験者数が増加した理由は大きく以下の2点です:
- 理由1:海外大学の応募要件
- 理由2:移住・就労などの用途
まず第一に「IELTSを応募要件として認定する大学が増加した」ことがあります。日本ではまだあまり認知されていませんが、実は世界中の9割以上の大学はIELTSを応募要件として認定しています。
つぎに冒頭で説明したように「IELTSは移住や就労の用途で使用できる」ことが挙げられます。例えばIELTSでバンドスコア7.0以上を取得できると、日本での職務歴を活かして海外でも同じ職種につくことが可能なケースが多いです。
ここ最近のカウンセリングで、海外就職に関するご相談もよく受けます。多くの場合、海外の職場の方が労働環境が良く賃金も高水準であることが理由のようです!
最後に
IELTSの受験も視野に入れた学習計画を
今回の記事のポイントを以下にまとめておきます:
- ポイント1:IELTSの受験者数はここ10年で2倍以上増加している
- ポイント2:世界中の大学でIELTSを応募要件に認定している
- ポイント3:IELTSは移住や就労の用途でも使用できる
IELTSの認知度は、日本ではまだまだ低いのが現状です。なので海外進学を視野に入れている人はTOEFLしか選択肢がないと考えてしまいがちだと思います。
TOEFLはとても良いテストですが、IELTSとはテストの質が異なります。自分の現状や得意分野によって、スコアが伸びやすいテストが変わるので、TOEFL一択でしか考えていない方は一度IELTSの試験内容も確認してみると良いでしょう。
先述の通り、アメリカの大学でもIELTSを受験要件として認定している大学がほとんどです。どうか一つの試験にとらわれずに、自分の将来設計に合わせた最適な選択を行ってください!
最後にIELTSに関するご相談やお悩みがあればいつでもご連絡ください!