イタリアの大学のランキング・学費・進学方法を紹介

英語で学べるイタリアの大学

こんにちは!

SOLOルークです!

英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。

今回の記事では「イタリアの大学のランキング・学費・進学方法」を紹介します。

「イタリア留学を考えている方」や「欧州に興味がある人」の参考になれば幸いです。

イタリア留学では様々な専攻の選択肢がありますが、特に、「デザイン、ファッション、医学」の3つの学科が他の欧州と比べて豊富にあります!

それでは、詳しくみていきましょう。

イタリアの大学

ランキング

まずは、ランキングから見ていきましょう。

以下は、2023年度のイタリアの大学ランキング上位15校です。

日本語名TIMESQSU.S.News
ボローニャ・ビジネス・スクール161167122
ボローニャ大学161167122
ピサ高等師範学校183416
ヒューマニタス大学201472
ピサ・サンタンナ高等研究学校201702
ローマ・サピエンツァ大学201171125
パドヴァ大学201243115
ヴィータ・サルト・サン・ラファエレ大学201436314
パヴィーア大学251561295
MIPミラノ・ポリテクニコ301139297
ミラノ工科大学301139297
ミラノ大学301324156
ミラノ・ビコッカ大学301601273
ローマ・トーリ・ヴェルガータ大学351499300
ブレシア大学351801526

留学生に人気の上位進学先は、「ボローニャ・ビジネス・スクール」「ボローニャ大学」「ピサ高等師範学校」の3校です。

大学の格付け機関により順位が異なるのは、評価方法に違いがあるためです。

QSのランキングは「学界での評判(40%)、論文被引用数/教員数(20%)、学生数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)」の内訳にて評価されています。

The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。

U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。

英語コース

次に、イタリアで英語コースを提供している大学を確認します。

現在、イタリアでは学士で200以上、修士で900以上の学科が英語コースを開講しています。

世界ランキング300位以内の大学では、「ミラノ工科大学」「ボローニャ大学」「ローマ・サピエンツァ大学」「パドヴァ大学」の4校が学部レベルで英語コースを提供しています。

また、母体がビジネススクールで有名なボッコーニ商業大学が学部レベルでビジネスコースを開講しています。

国としても有名な「建築とデザイン」の選択肢が豊富にありますが、留学生に人気の「コンピューターサイエンス」もトップ校で提供されています。

建築では、「ミラノ工科大学」「ローマ・サピエンツァ大学」「Politecnico di Torino」にて専攻可能です。

デザインでは、「IED」「RafflesMilano Fashion and Design Institute」「NABA – New Academy of Fine Arts」などが有名です。

より多くの選択肢から吟味したい人は、以下のウェブサイトがオススメです。英語で開講されているコースを網羅的に確認することが可能です!

イタリアの医学部

イタリアは、外国人留学生が医学部に進学できる国の1つです。

以下の3校にて留学生を受け入れをしています。

  1. ヴィータ・サルーテサンラファエル大学(UniSR)
  2. ボローニャ大学
  3. ヒューマニタス大学

入学には、以下の3点が必要です。

  1. 高校の成績
  2. 適正テスト
  3. 英語の資格(IELTS / TOEFL)

高校で良い成績をおさめていることは必須です。特に、物理、生物、数学などで好成績が求められる傾向があります。

適正テストは大学によって変わります。例えば、UniSRではIMDP、ボローニャ大学はIMAT、ヒューマニタス大学はHUMATと呼ばれるテストです。

適正テストは、どれも思考力、基礎科目(物理、数学)を測定する点においては同じです。合否に最も大きく関わるものです。

英語の資格は、UniSRがCEFR C1(IELTS7.0以上 or TOEFL94以上)、ヒューマニタス大学はCEFR B2(IELTS 5.5以上 or TOEFL72以上)が必要です。ボローニャ大学では、2023年度入試では必要ありません

学費

イタリアの大学の学費です。

学費(年)0 € – 21,580 €

イタリアの大学の年間の学費は2023年3月現在のレートで年間0-310万円です

国が運営するトップ校ほど学費が安く、私立大学は欧州の中では比較的高めの学費になっています。

ちなみに、ボローニャ大学の医学部は、日本人留学生は年間3,315€です。

イタリアは、大学によっては受験生の親の年収により学費が変動します。金銭的に不利な学生は考慮してみると良いのではないでしょうか!

進学方法

イタリアの大学(学部)には基本的に、

  • 1. 高校の卒業証書
  • 2. 高校の成績
  • 3. IELTS(TOEFL)

の3点の提出で進学が可能です。成績は高ければ高いほど良いですが、低いからといって出願できないわけではないので積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

成績は、高校1-3年全てを提出しないといけない大学と、2-3年の成績のみを提出する学校に分かれます。

英語の資格は、IELTS(TOEFL)の提出が必須です。IELTSですと5.5-6.5と大学によって基準値が変わります。イタリアでは、IELTS の方がTOEFLよりも基準が甘くなっています

上記3点の書類が揃ったら、志望校のウェブサイトから出願をします。合格通知が届いたら、ビザの申請を済ませて渡航準備に入ります!

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • 建築、デザイン、医学が人気
  • 国立大学の学費は格安
  • IELTS6.0から出願の選択が広がる

欧州留学は、国によって選択できる学科が異なります。

例えば、フィンランドでは「IT」、フランスでは「ファッション」が選択肢として多いといった具合です。

しかし、イタリアでは多くの大学が英語コースを開講しており、様々な選択肢が留学生に与えられています。

イタリア留学に行かれる方はその国の歴史と文化的な魅力から、デザインや建築系を専攻する留学生が多いです。

一方で、近年は卒業後の就職のしやすさからコンピューターサイエンスや医学系の学科も人気度が上昇しています。

学費を抑えて、文化が発達した国で大学生活を送りたい人などはイタリア留学を考えてみると良いかもしれませんね!

その他の世界の大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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