アルバータ大学(UofA)の特徴と進学方法を紹介

【海外進学】アルバータ大学の特徴と留学方法を紹介 (University of Alberta)

こんにちは、SOLOのルークです!

英語を軸に、海外進学をされる方をサポートしています。

今回の記事では「アルバータ大学(UofA)の特徴と進学方法」を紹介します。

アルバータ大学は、高校の成績とIELTSの2点で進学が可能です。IELTSの要件が満たせない人には、Bridging Programが用意されています!

ただし、Bridging Programを経由する場合でも、最低限のIELTSの要件を満たす必要があるため注意してください。

それでは、詳しく見ていきましょう。

アルバータ大学(UofA)

まずは、アルバータ大学の基本的な情報を見てみましょう。

都市アルバータ州エドモントン
生徒数32,338人
男女比率45:55
留学生比率28%
教授&学生比率1 : 21.6
コース期間4年
出願資格(英語)IELTS 6.5 or TOEFL 90点
世界インパクトランキング11位
世界評価ランキング126〜150位

アルバータ大学は「創造的なコミュニティの中で、学習、発見、市民活動における優れた業績を通じて人間の精神を鼓舞し、公共の利益のために世界有数の偉大な大学の一つを構築する」というビジョンを掲げ運営されています。

生徒数は3万人強と、カナダでは平均的です。男女比率は女性が6割弱で多めになっています。留学生比率は28%で、カナダの中では平均的と言えます。

世界的に評価の高い学科に「運動学、石油エンジニアリング、鉄鋼、看護、地球海洋科学、物理学、教育、地球物理学、地質学」などがあります。また、特色のある学科に「石油エンジニアリング、戦略マネジメント、マーケティング、再生エネルギー」などがあります。

出願に必要な英語の資格は、IELTS6.5またはTOEFL90点です。

学費

アルバータ大学の2023年度の学費です。

学費(年)29,500 – 39,500 CAD

アルバータ大学の学費は、2023年2月現在のレートで年間およそ295-395万円です。

これは、カナダの上位大学では格安ですが、全体としては平均的な学費です。その学費は、年間2-5%の割合で高くなり続けています。

※医学部に限っては、年間96,509CADかかりますのでご注意ください。

奨学金

アルバータ大学は、留学生に対しても奨学金を提供している珍しい学校です。

条件なども設けられておらず、誰でもが申し込めるようになっています。

入学予定の年の、1月中に締め切りになっています。遅れないように申し込んでください。

こちらのリンクをご確認ください。

ランキング

次に、世界ランキングをみてみましょう。

2023年
QS110位
The Times118位
U.S.News136位

アルバータ大学の世界ランキングは、大学格付け機関QS 110位、The Times 118位、U.S.News136位です。格付け機関により、評価方法が異なります。

QSのランキングは「学界での評判(30%)、論文被引用数/教員数(20%)、ビジネス界での評判(15%)、学生数/教員数(10%)、留学生比率(5%)、外国人教員比率(5%)、国際研究ネットワーク(5%)、雇用の成果(5%)、持続可能性(5%)」の内訳にて評価されています。

The Timesのランキングは「教育(40%)、研究(30%)、論文被引用数(30%)、国際性(7.5%)、企業からの収入(2.5%)」の内訳にて評価されています。

U.S.Newsのランキングは「卒業・留年率(22%)、学部評価(20%)、教員資源(20%)、学生一人当たりの財源(10%)、卒業実績(8%)、学生の成績(7%)、卒業後の負債比率(5%)、社会的流動性(5%)、卒業生評価(3%)」の内訳です。

ロケーション

アルバータ大学が位置するロケーションです。

大学のキャンパスは4か所あります。メインキャンパスは、市内からバスや地下鉄でアクセスでき、エドモントンという都市のダウンタウンから数分の距離にあります。

アルバータ大学には、1年生が入寮できる寮がキャンパス内に3つあります。高学年向けの学生寮も複数あり、多くの学生が寮内に住んでいます。

アルバータ大学には、ナノテクノロジー分野において世界最大規模の研究所があります。日本からエドモントンまでは、バンクーバー乗り換えで約14時間です。

アルバータ大学(UofA)の進学方法

出願要件

アルバータ大学の出願要件です。

資格学部修士
IELTS6.56.5
TOEFL90点90点-
成績 (GPA)
(出願最低値)
5段階で3.5以上GPA3以上
規程テストN/AGRE(学部により必)

アルバータ大学へは「英語資格」「成績」の2点を提出する事で、日本の学校を卒業後に進学をする事が可能です。出願要件は、おおよそどこのカナダの大学でも同じです。

英語の出願基準は、IELTS6.5またはTOEFL90となっています。

IELTSに関しては、カナダの他の大学と同等の基準です。TOEFLは、他大学が83-90ぐらいだと考慮すると、高めだと言えます。

とはいえ、IELTS6.5はTOEFL90程度と同等のレベルです。思い込みでテストを選ぶのではなく、自分に合ったテストを選ぶようにしましょう。

IELTSとTOEFLの比較は、以下を参照にして下さい。

学校の成績(GPA)に関しては、高ければ高いほど有利です。出願におけるGPAの最低基準は定められていないため、積極的に出願してみましょう。

とはいえ、やはり合格者の大半は、90%以上(5段階4.5以上)の成績をおさめられています。成績が悪い人におすすめなのが、WESというサービスです。

これは、成績の信用評価機関で、日本式のGPA換算から北米式のGPA換算へ変換してくれます。私の体感では、9割以上の学生が成績を大幅にアップすることができます。GPAに自信がない人などは、積極的に活用してみると良いでしょう。

多くの学生が勘違いをしていますが、アルバータ大学に進学するためには、課外活動やエッセイなどは必要ありません。よい成績と英語資格を満たして出願することで合格をすることが可能です!

ファウンデーションコース

アルバータ大学には、BPと呼ばれるファウンデーションコースがあります。

ファウンデーションコースとは、進学準備コースのことです。ファウンデーションコースを規定の成績で終了することで、アルバータ大学の一年生になることができます。

アルバータ大学の学業基準をすべて満たしているが、英語力が足りない人がBPプログラムを経由して入学します。

BPへの英語の入学条件は、IELTS5.0以上またはTOEFL40以上です。TOEFL40はIELTS4.0程度と同等のレベルですので、TOEFLの方がクリアしやすいと言えますね。

学年暦と出願時期

アルバータ大学は、以下のように2期制です。

  • 秋冬期1:9月上旬-10月下旬
  • 秋冬期2:1月上旬-2月下旬
  • 春夏期1:5月上旬-5月下旬
  • 春夏期2 : 7月上旬-7月下旬

出願は、ApplyAlbertaという外部の入学申請システムから行います。オンライン上で申し込みを行い、その後成績証明書や英語試験の結果を送付することで出願は完了します。

アルバータ大学への出願は、ほとんどの学科が3月1日が締め切りになっています。例えば、2023年9月入学の場合は、2023年の3月1日までの出願が必要だということです

その際、大学の学科によっては、高校3年時の2学期と3学期の成績は後ほど提出するようになります。合格後に成績が下がってしまうと、取り消しになることもあるので気をつけましょう。

学部進学を目指している人は、どんなにおそくとも高校3年の秋頃までにはIELTS(TOEFL)のスコアが揃っている必要があります。

最後に

最後に今回の記事のポイントをまとめておきます:

  • QS 世界大学ランキング110位
  • 年間の学費は295-395万円
  • 出願にはIELTSまたはTOEFLが必要

アルバータ大学(UofA)の特徴と進学方法については理解できましたでしょうか。

興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

その他の海外大学が気になる方は、下記にまとめていますのでご参照下さい。

英語スコアを取得しないことには、海外大学へは出願することができません。先に志望校を絞り込みすぎるのではなく、英語力を上げながら、志望校を絞っていくとをオススメします。

最後に、弊社は海外進学を志す方に、IELTSとTOEFLをオンラインで専門的に教えています。弊社で英語学習をしている学習者の方には、無償で海外進学のサポートも行っています。私で宜しければ、いつでもご連絡ください!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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